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スポーツ実習1(ダンス)

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科目名 スポーツ実習1(ダンス)
教員名 吉田 明子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 多様な表現を仲間と共に「踊る・創る・見る・評価する」活動を通して、創作方法とダンスにおける基礎知識を身につけます。また、中学校においてダンスが必修化された経緯や現代における身体表現活動の意義について、理論と実践を通して理解を深めていきます。
学校現場やダンス研修会での指導経験・ヨガインストラクターの経験をもとに、今日的なダンス指導の課題や身体の動かし方についてのレクチャーも行います。
授業のねらい・到達目標 ダンス経験の有無にとらわれることなく、全身を使って表現する楽しさを見出し、心身の解放と身体表現の可能性を発見できるようになることを目的とします。
また、多様な他者との活動を通して、コミュニケーション能力を高めるとともに、自己の役割を発見し、能動的に活動できるようになることを目的とします。
この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP4,CP5,CP6,CP9,CP10に対応しています。
授業の方法 ストレッチやリズムウォーミングアップ等で身体をほぐした後、小グループに分かれて、様々なアプローチから創作活動を実践し、発表します。また、他グループの作品鑑賞をとおして、作品を見る目を育てます。さらに、様々な実技活動で活用できる体つくり運動も実践します。毎授業の振り返りと理解度向上のため、リフレクションシートを配布します。
本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 本授業は、月曜3限・4限に開講する体育学科2年女子学生必修および後期「創作ダンス発表会」出演希望の男子学生対象の授業です。必ず後期「スポーツ実習2(ダンス)」も履修してください。
【注意】教職必修としてダンスの授業を履修する男子学生および他学科学生は、本授業ではなく木曜1限・2限に開講する半期「スポーツ実習1(ダンス)」を履修してください。
授業計画
1 ガイダンス、自己紹介(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明します。また、担当教員・学生各々の自己紹介を行います。)
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。
【事後学習】リフレクションシートで、第2回の授業内容を確認しておくこと。
2 アイスブレイクとしての身体活動・ダンスにおける基礎スキル
【事前学習】高校までのダンスの授業で学んだことを思い出しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
3 現代的なリズムのダンス-現代的なリズムのダンスの特性と種類
【事前学習】現代的なリズムのダンスが中学校学習指導要領においてどのようなねらいを持っているか、調べておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
4 現代的なリズムのダンス-教材の実践・リズムにのってコミュニケーション
【事前学習】前回の授業で実践した現代的なリズムのダンスの基礎的な動きを復習しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
5 現代的なリズムのダンスと創作ダンス-リズムにのった表現とテーマに沿った表現
【事前学習】創作ダンスが中学校学習指導要領においてどのようなねらいを持っているか、調べておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
6 創作ダンス-基礎スキル課題の提示・身近な生活動作の表現・即興表現
【事前学習】リフレクションシートp.1にある基礎スキル課題の内容を確認しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
7 創作ダンス-多様な動きの発見とオノマトペ
【事前学習】基礎スキル課題を復習し、動感分析を試みること。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
8 創作ダンス-小道具を使った創作
【事前学習】提示されたテーマをもとに、そのテーマを表現するためのイメージをふくらませておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
9 創作ダンス-小道具を使った創作を客観的に評価し、改善する
【事前学習】前回の授業で創作した動きを復習しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
10 後期「創作ダンス発表会」に向けたグループづくりと映像鑑賞
【事前学習】第5回~第9回で実践した創作方法を復習しておくこと。
【事後学習】授業で見た映像の他に、過去の「創作ダンス発表会」の映像鑑賞をしてイメージを膨らませておくこと。
11 グループ毎に計画に沿って作品創作(1)テーマに沿った多様な動きの発見
【事前学習】自分がやってみたいテーマを考え、グループ内でプレゼンテーションできるように準備しておくこと。
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
12 グループ毎に計画に沿って作品創作(2)音楽をもとにした動きの発見
【事前学習】前回絞ったテーマの中で、イメージにあう音楽を探しておくこと。
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
13 グループ毎に計画に沿って作品創作(3)テーマ・音楽の決定 ※基礎スキル課題の実技テスト
【事前学習】リフレクションシートp.1にある基礎スキル課題のポイントを復習しておくこと。
【事後学習】実技テストを振り返り、自己の動感の変化をリフレクションシートに記述しておくこと。
14 グループ毎に計画に沿って作品創作(4)構成の検討・動き作りの分担
【事前学習】前回決めたテーマ・音楽をもとに、構成や動きを考えておくこと。
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
15 グループ毎に計画に沿って作品創作(5)動きのモティーフ作りと変化発展
【事前学習】リフレクションシートにある資料「ダンスの変化発展―アレンジの工夫―」を確認しておくこと。
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
その他
教科書 なし
参考書 全国ダンス・表現運動授業研究会 『明日からトライ!ダンスの授業』 大修館書店 2011年
文部科学省 『中学校学習指導要領解説(保健体育編)』 東山書房 2018年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(20%)、授業参画度(80%)
授業内テストは、第13週で行う実技テストを評価します。
授業参画度は、ダンス経験の有無に関わらない積極的な授業参加および毎授業のリフレクションシートで評価します。
オフィスアワー 月・火の昼休み(12:10~12:50) 2号館4階2409研究室
備考 現代的なリズムのダンスでは室内シューズ、創作ダンスではバレエシューズやジャズシューズ等のダンスシューズを着用してください。
動きやすく身体を認識しやすい服装での受講が望ましいため、スウェットのズボンは不可とします。ピアス・ネックレスの着用は不可、長髪は束ねることとします。

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