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スポーツ方法論（ダンス）

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科目名 スポーツ方法論（ダンス）
教員名 吉田 明子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 多様なダンスの基礎スキルを習得し、身体表現の幅を広げます。また、ダンス・身体表現の理論学習と指導実践を通して、指導スキルを身につけます。
学校現場やダンス研修会での指導経験・ヨガインストラクターの経験をもとに、今日的なダンス指導の課題や身体の動かし方についてのレクチャーも行います。
授業のねらい・到達目標 ダンス・身体表現活動の理論学習と指導実践をふまえて、教育現場で使える教材を探究し、仲間の表現や指導について、指導者目線・生徒目線のディスカッションをしながら、指導スキルを身につけていくことを目的とします。
この科目は文理学部（学士（体育学））のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP4,CP6, CP7,CP8,CP9,CP10に対応しています。
授業の方法 ストレッチおよび基礎スキルのウォーミングアップで身体をほぐした後、創作ダンス・現代的なリズムのダンス・フォークダンスなどの様々な身体表現に触れ、身体表現の幅を広げます。また、小グループに分かれて指導計画に基づいた指導実践を行い、ディスカッションおよびフィードバックを行います。毎授業の振り返りと理解度向上のため、リフレクションシートを配布します。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
履修条件 原則として、「スポーツ実習１（ダンス）」の単位を修得していること。
後期「スポーツ方法論（ダンス指導法）」も履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス、自己紹介（授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明します。また、担当教員・学生各々の自己紹介を行います。）
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。
【事後学習】リフレクションシートで、第２回の授業内容を確認しておくこと。
2 ダンスの特性と種類・ダンスにおける基礎スキルとアイスブレイクの指導法
【事前学習】教科書p.134-139を通読しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
3 ストレッチングの指導法と姿勢教育の実態【外部講師を招いた特別授業】
【事前学習】ストレッチングにおける疑問点および指導における不明点を列挙しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
4 キューイングを意識した指導（１）背面指導
【事前学習】事前に提示されたキューイング用のダンス課題を練習しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
5 キューイングを意識した指導（２）対面指導
【事前学習】前回の指導実践を踏まえて、対面指導を行うために、左右反転した動きを練習しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
6 現代的なリズムのダンスの指導法と教材研究（１）リズムの取り方
【事前学習】教科書p.94-97を通読しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
7 現代的なリズムのダンスの指導法と教材研究（２）いろいろな種類のリズムダンス
【事前学習】前回行ったリズムダンスの動きについて、動感分析を試みておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
8 創作ダンスの指導法と教材研究（１）即興表現
【事前学習】創作ダンスの授業に対するイメージや印象を、生徒目線・指導者目線でリフレクションシートに書き出しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
9 創作ダンスの指導法と教材研究（２）創作表現
【事前学習】教科書p.140-148を通読しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
10 指導実践に向けた指導案作成
【事前学習】第2回～第９回で実践した内容・指導方法を復習しておくこと。
【事後学習】指導案に基づき、授業展開の準備・練習をしておくこと。
11 現代的なリズムのダンスの指導実践
【事前学習】指導案に基づき、グループ毎に授業展開の準備・練習をしておくこと。
【事後学習】指導実践を振り返り、①授業展開と題材、②教師行動についての評価をリフレクションシートに記述しておくこと。
12 創作ダンスの指導実践
【事前学習】指導案に基づき、グループ毎に授業展開の準備・練習をしておくこと。
【事後学習】指導実践を振り返り、①授業展開と題材、②教師行動についての評価をリフレクションシートに記述しておくこと。
13 基礎スキルのウォーミングアップの実技テスト
【事前学習】基礎スキルのウォーミングアップについて、動きのポイントを確認しておくこと。
【事後学習】実技テストを振り返り、自己の動感の変化をリフレクションシートに記述しておくこと。
14 ダンス指導についてのまとめとディスカッション
【事前学習】第2回～第12回で実践した内容・指導方法を復習し、疑問点を列挙しておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
15 前期のまとめと後期に向けてのガイダンス
【事前学習】12月の「創作ダンス発表会」に向けて、自分がやってみたいと思うテーマ・音楽を考えてプレゼンテーションできるようにしておくこと。
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。
その他
教科書 全国ダンス・表現運動授業研究会 『明日からトライ！ダンスの授業』 大修館書店 2011年
参考書 菊地由見子 『中学校ダンス指導のコツ』 ナツメ社 2012年
文部科学省 『中学校学習指導要領解説（保健体育編）』 東山書房 2018年
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(80%)
レポートは、第10週で示す学習指導案を評価対象とします。
授業内テストは、第13週で行う実技テストを評価します。
授業参画度は、ダンス経験の有無に関わらない積極的な授業参加および毎授業のリフレクションシートで評価します。
オフィスアワー 月・火の昼休み（12:10～12:50）　2号館4階2409研究室
備考 動きやすく身体を認識しやすい服装での受講が望ましいため、スウェットのズボンは不可とします。ピアス・ネックレスの着用は不可、長髪は束ねることとします。

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