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心理調査法実習2

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科目名 心理調査法実習2
教員名 羽生和紀
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 講義と実習を通じて,質問紙を使った調査・実験を準備し、データを収集し、分析する能力の基礎を習得する。
授業のねらい・到達目標 心理調査に関するさまざまな実際的方法や理論を学習し、また実際にデータの収集,分析,解釈,報告の作成等の実習を行うこと。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 講義と演習を平行して行う。実習に関しては各種のコンピュータープログラムを用いるので、あわせてそれらの説明や実習も行っていく。実際の調査は少人数のグループを作り実施していく。実習には統計処理にフリーソフトのRを使用するので、自分のPCにRをインストールし、授業の中で学習、作成したRのプログラムについて、事後学習として必ず復習し、習得するように努力すること。また,事前学習として前回の内容を振り返っておいて欲しい。本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とする。
授業計画
1 心理尺度とは: 構成概念・信頼性と妥当性に関して再考する
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
2 心理尺度作成:グループとテーマの決定(1):適切なテーマの説明と実習
[事前学習]テーマについてあらかじめ何か考えておく。必要な資料等があれば準備し,持参すること。
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
3 心理尺度作成:グループとテーマの決定(2):グループとテーマの決定と実習
[事前学習]テーマについてあらかじめ何か考えておく。必要な資料等があれば準備し,持参すること。
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
4 心理尺度作成:項目の作成(1):適切な項目の作成法
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
5 心理尺度作成:項目の作成(2):項目作成と質問紙の作成・印刷
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
6 予備調査と項目分析(1):データ収集と入力
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
7 予備調査と項目分析(2):項目分析の実施,課題提出
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
8 本調査質問紙の作成と印刷・製本
[事後学習]作成した質問紙は,適切な方法で保存すること。
9 本調査実施
10 本調査データの分析とプレゼンテーションの作成(1):分析とパワーポイントの説明とプレゼンテーションの作成
[事前学習]パワーポイントに関して経験のないものは,可能であれば予習しておく。授業の中でも説明するので,できる範囲で構わない。
[事後学習]ノートを整理し,授業内容の理解をしておくこと。
11 本調査データの分析とプレゼンテーションの作成(2):分析とプレゼンテーションの作成の続き
[事後学習]授業内での指示に従う。
12 本調査データの分析とプレゼンテーションの作成(3):分析とプレゼンテーションの完成
[事後学習]授業内での指示に従う。
13 プレゼンテーションの実施(1):グループごとにクラス全体に対して,作成した心理尺度の説明と,調査結果の報告を行う
[事後学習]授業内での指示に従う。また,プレゼンテーションの内容を印刷しておくこと。
14 プレゼンテーションの実施(2):残りのグループごとにクラス全体に対して,作成した心理尺度の説明と,調査結果の報告を行う
[事後学習]授業内での指示に従う。また,プレゼンテーションの内容を印刷しておくこと。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
[事前学習]印刷したプレゼンテーションの内容を持参すること。
[事後学習]授業全体を振り返り,また,資料や授業内で作成した素材,プログラムなどを整理し,保存しておくこと。
その他
教科書 鎌原雅彦ら 『心理学マニュアル 質問紙法』 北大路書房 1998年 第1版
参考書 山田剛史・村澤武俊・村井潤一郎 『Rによるやさしい統計学』 オーム社 2008年 第1版
成績評価の方法及び基準 発表(事後にプリントアウトして提出してもらいます)(30%)、課題達成度(毎回の,授業内で実習目標への達成度で評価します)(70%)
オフィスアワー 水 1230-1300
羽生研究室

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