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科目名 | デジタルコンテンツ2 | ||||
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教員名 | 馬場哲晃 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 情報科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 本講義ではProcessingをはじめとした幾つかのデジタルツールを利用し,デジタルコンテンツ作成における基礎を幅広く演習を通じて学ぶことを目的とする. |
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授業のねらい・到達目標 | デジタルコンテンツは今や多岐に渡り,開発:プログラミング,ハードウェア,広告:映像,ウェブサイト等幅広い知識が必要となる,またユニークなコンテンツ制作の発想にも同様に幅広い知識と経験が重要である.本講義ではそれらの導入部を俯瞰的に学習することで,新たなデジタルコンテンツ作成の為の基礎知識を身につける. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式で行い,課題提出は個人で行う. 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする. |
授業計画 | |
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1 |
教員の自己紹介と研究紹介 【事前学習】シラバスを事前に確認すること 【事後学習】次回からのProcessing演習に向けた復習 |
2 |
<デジタルキュビズム> 写実的な絵画の技法が「見たままを忠実に描く」ことから,「その場,その瞬間に目には見えないものを可視化する」手法として用いられるようになりました.これが印象派やキュビズムなどの動きを生む出したわけです.例えば印象派では,時間の流れを水面の揺れや光のゆらぎとして視覚表現しました.キュビズムではもとは三次元形状の被写体を様々な角度から観察した視覚要素を再構成することで,いわば3次元から2次元へのマッピング作業を行ったといえます. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「デジタルキュビズム」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
3 |
<ピクセル再構成> デジタル画像において,全ての画像はピクセルから 構成されます. つまりピクセルデータを扱うことで,同じ画像データから様々な表示に再構成できるはずです. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「ピクセルの再構成」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
4 |
<動画の再構成1> 静止画で行ったことをベースに動画のピクセル操作を行いことで,エフェクト等の原理を実践,理解する 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「動画の再構成」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
5 |
<動作の再構成2> Perfume Global Siteにて提供されているパフュームのモーションデータを利用し,身体動作データを再構成し,合わせてメディア変換を理解する 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「動作の再構成」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
6 |
<グリッドの再構成> グラフィックデザインにおいて用いられる基礎的手法であるグリッドシステムを論理的に生成する 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「グリッドの再構成」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
7 |
<数理シミュレーション1> 数式,アルゴリズムを利用して,アニメーションを生成する手法を学ぶ. シンプルなルールに従って短いコードで効果的な出力が得られることを体験する. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「数理シミュレーション」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
8 |
<数理シミュレーション2> 数式,アルゴリズムを利用して,アニメーションを生成する手法を学ぶ. シンプルなルールに従って短いコードで効果的な出力が得られることを体験する. セルオートマトンや代表的なアルゴリズムを学習する. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「数理シミュレーション」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
9 |
<演奏アプリケーション制作1:プログラミングワークショップ> ソフトウェア上だけで動作するステップシーケンス型楽器を実際に授業の中でステップバイステップで制作する.リアルタイムアプリケーション作成において重要なクラスの概念と設計方法を学ぶ. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「シーケンサ編」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
10 |
<演奏アプリケーション制作2:プログラミングワークショップ> ソフトウェア上だけで動作するステップシーケンス型楽器を実際に授業の中でステップバイステップで制作する.ミュージックシーケンサ作成において重要なUIおよび発音に関してクラスと組み合わせて学習する 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「シーケンサ編」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
11 |
<touchDesignerによる映像表現1> touchDesignerはコードを用いることなく,インタラクティブなシステムを創ることができるソフトウェアになります.この回では基本的な操作方法とoperatorsなどの機能を紹介する. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「touchDesigner入門」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
12 |
<touchDesignerによる映像表現2> touchDesignerはコードを用いることなく,インタラクティブなシステムを創ることができるソフトウェアになります.この回では実際にアプリケーションを構築する. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「touchDesigner入門」のページを参照し,事前学習する 【事後学習】講義内で課された小課題を提出すること |
13 |
<コンテンツ制作と論文> コンテンツ制作者が陥りがちな論文化のポイントに関して解説します. 【事前学習】自身の研究内容を固めておいてください 【事後学習】講義内で示したポイントを元に,自身の研究計画を提出する.この場合の研究計画とは,所属する研究室での研究テーマに基づく計画のことです. |
14 |
<コンテンツ制作と論文:結果発表> みなさんから提出してもらった研究計画を(内容とは関係なく),論文化のポイントの観点から指摘します. 【事前学習】自身の研究内容に関する価値を再考する 【事後学習】添削の結果を自身の研究計画に反映させてください. |
15 |
最終課題の説明 ・これまで制作した課題をウェブポートフォリオとしてまとめる. これまでの講義の総復習と具体的な課題内容説明及び,質疑応答を行う. 【事前学習】http://ws.tetsuakibaba.jp 「デジタルコンテンツ2」のページの最終課題を参照し,事前学習する 【事後学習】学修した内容の整理し、今後の課題を自己分析し記録すること |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | オリジナルの教材を利用します. http://ws.tetsuakibaba.jp |
成績評価の方法及び基準 | 課題制作(制作,提出された課題のデザイン力,技術力の観点から評価します)(70%)、授業参画度(課題提出状況や授業内ディスカッション等で評価します)(30%) |
オフィスアワー | ・講義終了時 ・baba@tmu.ac.jp まで適時連絡してください.その際は件名を「デジタルコンテンツ2」と記載し,学籍番号,氏名を記載してください. |
備考 | 【課題について】 最終的な課題は授業での課題をまとめることになるため,適時課される課題をクリアし,必要に応じて復習しなければ最終課題提出が困難になる場合があります. 【出欠について】 授業で出席はとりませんが,授業ごとに小課題を課します.その際授業に欠席した場合は課題提出が困難な場合がありますので,止む終えない理由で欠席し,且つ課題提出が期日までに困難である場合は連絡をしてください.それぞれの状況に応じて成績を鑑みます. ・連絡先: baba@tmu.ac.jp |