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ネットワーク構築演習4

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科目名 ネットワーク構築演習4
教員名 小林 貴之
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コンピュータ科目
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 中規模なネットワーク構築の実際
学校教育でのIT技術者養成やIT化に対応した新しい学習環境整備の研究、支援などを目的に設立されたNPO法人ILAの理事としてのネットワーク技術者育成プログラムの開発や、JICAでの発展途上国向けネットワーク技術者養成教員のトレーニングの経験から、これからのネットワーク利用者/技術者に必要な技術について授業を行うとともに、将来必要となるITスキルについても講義を行う。
授業のねらい・到達目標 自分でネットワークの設計・設定して実際にルーターでネットワーク通信環境が作れるようになることを目標とする。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応している。
授業の方法 ネットワーク構築4で取り扱った内容について理解を深めるため演習を行う。
ノートPCやタブレット持参が望ましい。本授業の事前・事後学習は,合わせて2時間の学習を目安とする。
履修条件 ネットワーク構築4を受講済みまたは受講中であることが望ましい。
実習機器台数に限りがあるため、受講者数の調整を行う場合がある。詳細についてはコンピュータセンターによる履修案内や掲示などで確認すること。
授業計画
1 ガイダンス 授業内容説明 他のコンピュータ科目との関連など
2 ネットワークと現代社会
 現代の発展途上国を含めたネットワーク環境、社会との係わりや今後の発展ついてJICAでのトレーニング経験に基づいて解説する
3 ネットワーク構築基礎知識
 ネットワーク構築の用語や必要な基礎知識の解説
4 ルーティングプロトコルの種類と特徴
 ルーティングの動作原理とその実際、現在利用されているルーティングプロトコルの動作原理と利用範囲について
5 大規模ネットワークに対応するルーティングプロトコル
 ルーティングプロトコルOSPFの仕様と動作原理
6 ネットワーク間の接続 AS間でのネットワーク接続
 IGPとEGPの動作と違いについて
7 ルーターによるアドレス変換
 NATの動作原理とその実際
8 ルーターを利用するセキュリティ対策
 ルーターを用いた外部から攻撃への防御について
9 ルーターを用いたネットワーク保護
 ルーターを用いた内部ネットワーク保護とその実際
10 クラウドネットワーク
 クラウド上に必要なルーターの機能とその実際
11 ネットワークの耐障害性向上
 ネットワーク通信障害に対応する技術とその実際
12 ルーティング情報の再配布
 スタティックと複数のダイナミックルーティング情報を交換させる技術とその実際
13 ネットワークの管理とパケットの可視化
 ネットワークを安定に運用するため必要な技術とその実際
14 ネットワーク障害対応
 複数ルーターが存在するネットワーク障害例とその対応方法について
15 まとめ・Webテストと解説
 14回までの内容について学習理解度を測定し、その結果についてフィードバックを行う
その他
教科書 授業に必要な教材はLMS上で提供するので教科書の指定はしない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
実習科目のため授業参画度と実習態度に重点を置く。
授業内テスト、授業参画度等による総合的評価とする。授業内テストは、中間試験、期末試験、小テスト等を合わせて評価する。授業参画度は、毎回のリアクションペーパー、ディスカッション、発表等で評価する。
オフィスアワー 授業終了時、または終了時に申し出て教員と日程等を調整すること
備考 メールアドレスは授業時に連絡する

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