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ネットワーク構築演習3

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科目名 ネットワーク構築演習3
教員名 小林 貴之
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コンピュータ科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 小規模なネットワーク構築の実際
学校教育でのIT技術者養成やIT化に対応した新しい学習環境整備の研究、支援などを目的に設立されたNPO法人ILAの理事としてのネットワーク技術者育成プログラムの開発や、JICAでの発展途上国向けネットワーク技術者養成教員のトレーニングの経験から、これからのネットワーク利用者/技術者に必要な技術について授業を行うとともに、将来必要となるITスキルについても講義を行う。
授業のねらい・到達目標 現在のネットワーク環境や技術について説明できるようになること
小規模なネットワークを構築出来るようになること
簡単なネットワーク維持管理が出来るようになること
授業の方法 ネットワーク構築3で取り扱った内容について理解を深めるため演習を行う。
ノートPCやタブレット持参が望ましい。
履修条件 コンピュータ・情報リテラシーを受講済み、または同等以上の知識があること。
ネットワーク構築3を受講済みまたは受講中であることが望ましい。
実習機器台数に限りがあるため、受講者数の調整を行う場合がある。詳細についてはコンピュータセンターによる履修案内や掲示などで確認すること。
授業計画
1 ガイダンス 授業内容説明 他のコンピュータ科目との関連など
2 ネットワークの現状とこれから ネットワークエンジニアとして必要な知識
 現代の発展途上国を含めたネットワーク環境や今後の発展ついてJICAでのトレーニング経験に基づいて解説する
3 ネットワーク構築基礎知識(1) 基礎用語 国際ネットワーク標準
 ネットワーク構築に必要な用語や国際標準規格について
4 ネットワーク構築基礎知識(2) ネットワークを構成する機器の動作原理
 ネットワーク構築時に必要なる機器の概要とその動作原理付いて
5 ネットワーク構築基礎知識(3) IPアドレスの設計 
 ネットワーク接続時の識別子となるIPアドレスの意味と割り当て方法について
6 ネットワーク構築基礎知識(4) ルーターの構造と動作原理 
 ネットワークの必須機器であるルータについてその構造と動作原理について
7 ルーターの活用(1) ルータの初期設定
 ルーターの初期設定内容とその実際
8 ルーターの活用(2) ルーターによるアドレス配布
 ルータを用いたパケット転送の制御とその実際
9 ルーターの活用(3) スタティクルーティング
 ルーティングプロトコルを利用しないパケット転送の原理とその実際
10 ルーターの活用(4) ルーティングプロトコルとルーテッドプロトコル
 ルーティングプロトコルRIPの動作原理とその実際
11 ルーターの活用(5) ルーティングプロトコルRIPについて
 RIPとスタティクルーティングを併用するルーティングの動作原理とその実際
12 ネットワークの冗長化
13 複数のルーティング方法の活用
14 ネットワークの障害対策
 ルーティング障害とその対策
15 まとめ・Webテストと解説
 14回までの内容について学習理解度を測定し、その結果についてフィードバックを行う
その他
教科書 授業に必要な教材はLMS上で提供するので教科書の指定はしない
参考書 授業中に適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(30%)、実習・演習(50%)
授業参画度は,毎回のリアクションペーパー,ディスカッション、発表等で評価する。
オフィスアワー 授業終了時、または終了時に申し出て教員と日程等を調整すること
備考 e-mailは授業中に教員から連絡する

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