文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 哲学専攻 > 美学演習2
日本大学ロゴ

美学演習2

このページを印刷する

科目名 美学演習2
教員名 佐々木健一
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 20世紀後半の美学を代表するアメリカの哲学者アーサー・ダントーの代表作(その思想の到達点を示す)『美への悪態』を読む。藝術において20世紀はアヴァンギャルドの時代で、特に美を否定するこの運動は、近代美学に変革を迫ってきた。その展開を追い、美学の動きをリードしてきたダントーは、最後に「美の復活」とみられる動向に出会う。そこで、自らの藝術哲学のなかに美という主題を組み込んで思索したのが、本書であり、ユニークな美論となっている。その思想、背景としての近代美学、20世紀美学の概略などを学ぶ。
授業のねらい・到達目標 上記の思想の学習が第一だが、同時に、哲学的英文の読み方に習熟すること。ダントーの論述は平明だが、センテンスが長いので、初学者には恰好のトレーニング教材ともなる。
授業の方法 授業は続講で、前期に読み終えたところから始める(全7章のなかの第6章の、おそらく終わりの方)。平均して1回に10~20行くらいすすむ。受講者が訳読し、その理解について討論を行い、折に触れ講師が関連事項について説明する。
本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間を目安とする。
履修条件 美と藝術(あるいはダントー)についての真摯な関心をもつこと。
授業計画
1 本書の既読部分についての説明

【事前学習】前期の履修者は、既読部分の要約を作ってくる。

【事後学習】講義内容の要点把握
2 第6章の既読部分の復習

【事前学習】前期の履修者は、既読部分の要約を作ってくる。
【事後学習】講義内容の要点把握
3 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
4 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)
【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
5 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
6 テクストを読む
【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
7 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
8 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
9 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
10 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
11 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
12 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
13 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
14 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
15 テクストを読む

【事前学習】テクストの予習(辞書を引くだけでなく、文意の理解につとめること)

【事後学習】意味を考えつつ、読んだ部分を読み返すこと
その他
教科書 The Abuse of Beauty, Open Court, 2003, 1 edition
当該箇所をコピーして使う。
参考書 西村清和 『分析美学基本論文集』 勁草書房 2015年
アーサー・ダントー(松尾大訳) 『ありふれたものの変容:芸術の哲学』 慶應義塾大学出版会 2017年
アーサー・ダントー(山田忠彰ほか訳) 『藝術の終焉のあと』  三元社 2017年
授業内で使うことはない。ダントーの藝術哲学で、日本語で読めるものを挙げておいた。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
単なる「参画」ではなく、理解度、習熟度を重視する。
評価は、毎回の授業の際の能動的な参加の度合によって判断する。予習の密度、不明箇所についての問題意識がポイントになるが、授業を通しての理解力の向上も重視する。
オフィスアワー 授業終了後(面談のためには要予約)

このページのトップ