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中世文学特殊研究２

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科目名 中世文学特殊研究２
教員名 久保木秀夫
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 中古中世文学に関するさまざまな原本資料（写本・版本・古筆切）そのものを対象とし、いわゆる書誌学に基づいた、厳密精緻な書誌調査方法、及び研究方法について学んでいく。
授業のねらい・到達目標 ・原本資料の取り扱い方を習得できるようになる。
・専用の調査カードを用いた書誌調査の積み重ねにより、各部位の書誌情報を的確に採取できるようになる。
・他の多くの関連資料と比較しながら、調査対象としている原本資料の特徴、個性を明らかにできるようになる。
・書誌学に基づく日本古典文学研究方法を実践的に習得し、自在に活用できるようになる。
授業の方法 ・演習形式。
・可能な範囲で、本学部図書館が所蔵する原本資料を活用しながら、実践的に学んでいく。
・本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。
授業計画
1 書誌学について
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくること。
【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。
2 原本資料の取り扱い方１　巻子本・折本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。
3 原本資料の取り扱い方２　粘葉装・列帖装
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。
4 原本資料の取り扱い方３　袋綴・一枚物その他　
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。
5 書誌調査に不可欠・有益な参考文献・各種webデータベースの紹介
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】テキスト・配布プリントに基づき学修内容を復習しておくこと。
6 書誌調査の実践１　中古和歌の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
7 書誌調査の実践２　中古和歌の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
8 書誌調査の実践３　中世和歌の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
9 書誌調査の実践４　中世和歌の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
10 書誌調査の実践５　中古仮名散文の写本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
11 書誌調査の実践６　中古仮名散文の版本
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、かテキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
12 解釈する・本文を校訂する４　中古中世和歌の古筆切
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】実践時のアドバイスに基づき、テキスト・参考文献等で追考・再確認しておくこと。
13 書誌調査の実践５　中古中世仮名散文の古筆切
【事前学習】テキストの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。
【事後学習】これまでの実践を踏まえてレポートを作成すること。
14 学期末レポート提出・最新の研究状況の確認・再確認
【事前学習】レポートを完成させておくこと。
【事後学習】最新の研究状況に関する論文を読んでおくこと。
15 学期末レポート返却・解説・まとめ
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返っておくこと。
【事後学習】解説・まとめを踏まえて、次学期の学修に備えておくこと。
その他
教科書 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年
堀川貴司 『書誌学入門　古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年
その他、プリント類をも適宜配布する。
参考書 国文学研究資料館 『古典籍研究ガイダンス　王朝文学をよむために』 笠間書院 2012年
その他、授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は，毎回の小レポート等で評価します。
オフィスアワー 毎週火曜・昼休み、個人研究室にて。
備考 原本資料の取り扱いに際しては、手を洗うこと、爪を切っておくこと（マニキュアも不可）、鉛筆のみを使用すること、手首より先のアクセサリー類を外すこと、といったマナーがあるので、それを守ること。

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