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科目名 | 社会学理論基礎演習3 | ||||
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教員名 | 松岡雅裕 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 前期授業「社会学理論基礎研究3」の発展的な位置づけを担う演習科目である。修士論文作成に必要となる社会学理論の基礎概念を再確認し、重要概念と自己の研究テーマとの接点を探るなかで論文執筆の可能性を広げる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 理論的な基礎概念に裏打ちされた専門的な社会学視点を踏まえ、それら基礎概念を修士論文作成に自由に活用できるようになることを目標に授業を進めていく。とくに社会学原理ともいうべき行為理論に焦点を合わせた考察を行う。 |
授業の方法 | 演習科目ゆえに、基本的に受講者の研究報告とディスカッションのスタイルをとる。受講生の修士論文のテーマと、前期授業で学修した社会学理論の基礎概念との接点をたえず考慮しながら授業を進行させていく。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業計画と研究報告のスタイルを説明する) 【事前学習】前期授業「社会学理論基礎研究3」で学修した内容を復習しておくこと。 【事後学習】授業計画と研究報告のスタイルを整理しておく。 |
2 | 研究報告1(修士論文の研究テーマと行為理論の関係性を確認する) |
3 | 研究報告2(修士論文の研究テーマにとって重要な行為理論的基礎概念を発見する) |
4 | 研究報告3(修士論文の研究テーマの理解社会学的解読を行う) |
5 | 研究報告4(修士論文の研究テーマに潜む行為類型を発見する) |
6 | 研究報告5(修士論文の研究テーマの準拠集団論的解読を行う) |
7 | 研究報告6(修士論文の研究テーマをパターン変数で分析する) |
8 |
中間的総括(修士論文の研究テーマに対する行為理論的分析のメリットを検討する) 【事前学習】自己の研究テーマに対する行為理論的分析の問題点を確認しておくこと。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
9 | 研究報告7(修士論文の研究テーマと役割概念の関係性を確認する) |
10 | 研究報告8(修士論文の研究テーマと社会学的パーソナリティ論の接点を探る) |
11 | 研究報告9(修士論文の研究テーマを価値論の観点で検討する) |
12 | 研究報告10(修士論文の研究テーマを逸脱行動の観点から確認する) |
13 |
研究報告11(修士論文研究における先行研究の行為理論的解読を行う) 【事前学習】各自が取り組んでいる先行研究分析の内容をまとめておくこと。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
14 |
研究報告12(修士論文研究で取得したデータおよび事例の内実を行為理論の基礎概念で説明する) 【事前学習】各自が取得したデータおよび事例の内容をまとめておくこと。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
15 |
総括(課題レポートの提出と最終確認) 【事前学習】課題レポートの作成 【事後学習】学修した内容を整理する。 |
その他 | |
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教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は、授業中の問いかけに対する回答の適切さ、また、ディスカッションにおける発言の適切さで評価します。 |
オフィスアワー | 松岡雅裕研究室。原則水・木・金曜日。 |