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自然地理学調査法Ⅰ

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科目名 自然地理学調査法Ⅰ
教員名 藁谷哲也
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 自然地理学,とくに地形,地質,地質工学および気候学における主要な調査法を修得する。
授業のねらい・到達目標 修士論文作成に必要な自然地理調査法について、現地調査の方法、試料収集および評価、調査用具の取り扱い方、各種の分析実験などに関する手法の習得することができる。研究対象地域に関する関連文献の収集と発表、実験・野外調査手法の習得、現地調査、試料の分析・実験、報告書作成の順番ですすめ,自立して調査できる能力を養う。
授業の方法 ゼミナール形式および実験・現地調査。また,メディア授業では,学内共通 LMS(学習管理システム)のBlackboard を利用する。
授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから事前に基礎知識を準備するとともに,それらを事後学修の補強に役立てること。また,BlackBoardには,配布資料がアップロードされているので,必ず授業前に目を通し,印刷して授業時に持参してください。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 「プロセス地形学I, II」または「地球科学特論I, II」を受講していること。
授業計画
1 講義概要の説明:さまざまな研究対象に応じた自然地理学的調査方法を理解する。
【事前学習】これまでの自然地理学修内容を確認しておくこと
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと
2 自然地理調査法とその留意点:野外調査の失敗事例をもとに,調査にあたって留意すべき事項について理解する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
3 文献および試料の収集法および整理:効率的な文献の収集方法と整理法,および試料のサンプリング方法とその取り扱いについて理解する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
4 研究対象地域および分析・実験方法に関する文献収集:現地調査で利用すると想定される測定方法について理解する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
5 発表準備:収集した資・試料や現地調査による測定結果などを整理して,研究発表としてまとめるプロセスを理解する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
6 研究課題の発表:受講生による調査・研究成果を口頭で発表する。
【事前学習】発表内容に関するスライドや配布⽤レジュメを準備しておくこと。
【事後学習】質問や意見をノートに整理し,修正を進めながら研究内容の深化を図ること
7 文献ゼミ-1:受講生が主要研究論文や著作に関する内容を紹介し,研究の課題と問題点が正しく理解されているかを検討する。
【事前学習】発表内容に関するスライドや配布⽤レジュメを準備しておくこと
【事後学習】質問や意見をノートに整理し,修正を進めながら研究内容の深化を図ること
8 文献ゼミ-2:受講生が主要研究論文や著作に関する内容を紹介し,研究の課題と問題点が正しく理解されているかを検討する。
【事前学習】発表内容に関するスライドや配布⽤レジュメを準備しておくこと
【事後学習】質問や意見をノートに整理し,修正を進めながら研究内容の深化を図ること
9 調査用具の取り扱い方-1:自然地理調査に利用される機材の取り扱い方法をマスターする。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
10 調査用具の取り扱い方-2:自然地理調査に利用される機材の取り扱い方法をマスターする。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
11 各種の分析・実験方法について:試料の分析方法について既存研究との関連性を検討する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
12 夏季調査計画書の作成:受講生がこれまでの成果をふまえて研究対象地域における調査計画書を作成する。
【事前学習】BlackBoardにアップしてある資料とテキストに目を通しておくこと。
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと。
13 夏季調査計画書の検討:受講生が作成した調査計画書を発表して,計画実現性について討議する。
【事前学習】発表内容に関するスライドや配布⽤レジュメを準備しておくこと
【事後学習】質問や意見をノートに整理し,修正を進めながら研究内容の深化を図ること
14 理解度の確認:自然地理調査法に関する理解度を試験し,その内容を解説する。
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめる
【事後学習】講義内容をノートに整理しておくこと
15 総括:講義内容を総括する。
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめる
その他
教科書 使用しない。
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(30%)、研究課題等の発表(30%)
授業参画度,発表内容および提出レポートなどをもとに,総合的な成績評価を行います。なお,授業参画度は,適時リアクションペーパー等で講義に対する積極的な取り組みを評価します。したがって,講義内容に対する質問や意見をするようにしてください。
オフィスアワー 8号館A406室,金曜日6時限目(事前に連絡してください)

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