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令和元年度入学者 | 総合研究1~8 NIPPONトークで対話力2019 | ||||
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教員名 | 久保田裕之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 半期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | ディスカッションで学ぶ現代日本の社会問題 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業を通じて、1)現代の複雑な社会問題についての基本的な知識を身につけるとともに、2)資料に基づいて論理的にディスカッションを行う技術を習得できる。こうした知識や技術は、卒業論文やゼミナールに向けた基礎的な訓練になるだけでなく、就職活動における面接やグループ面接において相手の意見を尊重しながら自分の意見を主張するための訓練としても役に立つ。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 |
授業の方法 | あらかじめ指定された6つのテーマに関して、1)受講生4人~8人程度でグループを作り、2)講義回でテーマに関する基礎的な事柄を理解したあと、3)翌週までにグループ内で分担して資料を集め、4)討論回で実際の討論を通じてディスカッションの訓練とテーマについての理解を深めていく。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 受講人数が多すぎる場合は、初回の授業でセレクションを行うため、初回の授業には必ず出席すること |
授業計画 | |
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1 |
授業ガイダンス/準備講義(1):ディスカッションの論理と形式 【事前学習】シラバスを熟読して、授業計画や成績評価について疑問点や要望があればまとめておく 【事後学習】15回の授業計画について、予習復習のスケジュールを立てておく |
2 |
準備講義(2):資料の集め方とディスカッション・レジュメの作り方/次回テーマ講義「大学の歴史」 【事前学習】テキストの序章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの序章を読み直してくる |
3 |
討論(1):「大学で職業訓練を行うべきか」(仮) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
4 |
報告/講義(1):前回討論の報告/次回テーマ講義「企業社会と労働」 【事前学習】テキストの1章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの1章を読み直してくる |
5 |
討論(2):「どうすればブラック企業はなくせるか」(仮) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
6 |
報告/講義(2):前回討論の報告/次回テーマ講義「差別と是正措置」 【事前学習】テキストの2章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの2章を読み直してくる |
7 |
討論(3):「女性専用車両は男女差別か」(仮) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
8 |
報告/講義(3):前回討論の報告/次回テーマ講義「監視社会の光と影」 【事前学習】テキストの3章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの3章を読み直してくる |
9 |
討論(4):「日本の死刑制度はなくすべきか」(仮) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
10 |
報告/講義(4):前回討論の報告/次回テーマ講義「結婚と家族」 【事前学習】テキストの4章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの4章を読み直してくる |
11 |
討論(5):「同性婚カップルの養子縁組を認めるべきか」(仮) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
12 |
報告/講義(5):前回討論の報告/次回テーマ講義「(未定)」 【事前学習】テキストの5章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの6章を読み直してくる |
13 |
討論(6):「(未定)」(最後のテーマは学生から募集する) 参考:臓器提供を前提として脳死判定は認められるべきか(2018) 【事前学習】討論テーマに関して、分担した文献についてのディスカッションペーパー(A4で1頁)を用意する 【事後学習】討論を踏まえて、ディスカッションペーパーを改訂しておく |
14 |
第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う 【事前学習】テキストの終章を読んでくる 【事後学習】授業を踏まえてテキストの終章を読み直してくる |
15 |
報告/講義(5)/まとめ:前回討論の報告/総評/授業評価 【事前学習】15回の授業内容について振り返り、最後に質問や要望があればまとめておく 【事後学習】シラバスを再度振り返り、次の学期に向けて達成できた点や課題が残った点についてまとめておく |
その他 | |
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教科書 | 『議論のレッスン (生活人新書) (福澤 一吉)』 日本放送出版協会 2002年 テキストには読みやすい新書を選んだので、3回目の授業までに購入しておくこと。授業内で適宜読んでくる箇所を指示する他、折に触れてディスカッションの技術を学ぶために参照する。 |
参考書 | 飯田泰之 『ダメな議論――論理思考で見抜く 』 筑摩書房 2006年 講談社 『武器としての決断思考 (滝本哲史)』 2011年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(90%)、相互評価(10%) 成績評価は、原則として討論回に提出するディスカッション・レジュメ(全6回)と、ディスカッションへの貢献に対するグループ内での相互評価を基に、総合的に判断する。 |
オフィスアワー | 授業期間中の火曜・金曜昼休み (新)本館4階久保田研究室(407) hkubota@chs.nihon-u.ac.jp |