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地域研究2

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令和元年度以前入学者 地域研究2
教員名 矢ケ﨑典隆
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 遠隔授業(課題研究)
授業概要 アメリカの移民・越境・地域変化について地理学の観点から概説し、地域理解を深める。
授業のねらい・到達目標 本授業は、アメリカ合衆国について地理学の視点と方法を用いて考察することを目的とする。アメリカ先住民は多様な環境をどのように利用したのか。ヨーロッパからの移民と文化はアメリカの社会・経済・文化の形成にどのように作用してきたのか。アジアやラテンアメリカからの移民はアメリカの地域性の形成にどのように寄与してきたのか。本授業科目では、以上のような問題意識のもとで、アメリカの地域性と生活文化について、いくつかの事例を検討し、地理学的に考察する。

このような作業を通して、次のような知識と技能を獲得することができる。
・地理学の視点と方法を説明することができる。(A-1-1:経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、倫理的な課題を説明することができる。)
・アメリカの地域性と全体像を述べることができる。(A-2-1:日本及び世界諸国の自然環境や社会、経済、文化などの現状を概説することができる。)
・人や文化の移動に伴う地域変化を、グローバリゼーションとローカリゼーションの枠組みで説明することができる。(A-1-1:経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、倫理的な課題を説明することができる。)

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応しています。
授業の方法 「課題研究」により授業を進める。具体的には、毎回の授業で学習する課題を提示する。その課題を学習するために、教科書の該当箇所を指示し、あるいは参考資料を配布する。教科書や資料を用いて、課題に関する学習を行い、その成果を次の授業までに提出する。また、授業で扱ったテーマの中から関心のあるテーマを一つ選び、課題を立てて文献研究を行い、課題研究レポートを作成し、最終回に提出する。。
本授業の事前・事後学習をあわせて4時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(課題研究)
授業のテーマ、到達目標、授業の方法、成績評価、教科書、参考書について説明する。(A-1-1)
【事前学習】シラバスを確認し,授業全体の流れを理解しておく。 (時間1)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、教科書全体に目を通して概要を把握する。 (時間3)
2 アメリカの地域研究と地理学―移民、越境、地域変化―(課題研究)
配布資料に基づいて、地理学は地域をどのように読み解くのか、地理学の基本的な考え方を学ぶ。(A-1-1)
【事前学習】地図帳を用いて、アメリカ合衆国の概要を把握する。 (時間1)
【事後学習】配布資料を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
3 アメリカ先住民の世界(課題研究)
配布資料に基づいて、コロンブス以前の南北アメリカについて、人口分布と生活様式に着目して概観する。(A-2-1)
【事前学習】地図帳で南北アメリカを確認し、大西洋を隔てた大陸の位置関係を把握する。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、配布資料を確認し、小レポートを作成する。 (時間3)
4 ヨーロッパ文化圏の拡大と地域区分(課題研究)
配布資料に基づいて、コロンブス以降のヨーロッパ世界の拡大と、南北アメリカの変化について考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第1章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第1章を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
5 移民、移民社会、移民博物館(課題研究)
配布資料に基づいて、ヨーロッパ系移民の流入と、その結果として形成されたアメリカ的な生活様式を生産様式について、概要を理解する。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第2章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第2章を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
6 無形移民博物館(課題研究)
フランス系のフェステイバルとアイルランド系のフェステイバルを例にして、アメリカ社会における無形移民博物館の特徴と役割について考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第3章と第4章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第3章と第4章を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
7 シカゴの発展と移民社会(課題研究)
移民の流入、産業の形成、都市構造の変化、多民族社会について、シカゴを事例として考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第5章を読む。 (時間1)
【事後学習】教科書の第5章を再読し、小レポートを作成。 (時間3)
8 混合農業地域の形成と移民(課題研究)
配布資料に基づいて、タウンシップレンジ方式の方形測量、家族農場、混合農業、移民による文化島について理解を深める。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第6章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第6章を再読し、小レポートを作成。 (時間3)
9 アメリカ大砂漠から世界の食料庫へ(課題研究)
配布資料に基づいて、半乾燥の草原が農業地域へと発展した過程について、草原の利用形態、大規模灌漑、食肉生産、土地利用変化に着目して考える。(A-2-1)
【事前学習】地図帳でグレートプレーンズの位置を確認する。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、配布プリントを確認し、小レポートを作成。 (時間3)
10 大平原の人口動態と移民(課題研究)
食料生産地域の形成において移民が果たした役割について、ロシア系ドイツ人の事例から考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第7章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第7章を再読し、小レポートを作成。 (時間3)
11 西部開拓と移民(課題研究)
モルモン文化地域、バスク移民と牧羊、テンサイ糖産業に着目して、乾燥地域の地域変化について考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第8章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第8章を再読し、小レポートを作成。 (時間3)
12 ニュースペインの辺境からアメリカの理想郷へ(課題研究)
配布資料に基づいて、南カリフォルニアの発展について、健康の理想郷から経済の理想郷への変化をたどることにより概観する。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第9章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第9章を再読し、小レポートを作成。 (時間3)
13 アメリカのアジア化(課題研究)
配布資料に基づいて、移民にとっての理想郷の現実と課題について、20世紀後半以降の多民族化に着目して考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第10章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第10章を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
14 アメリカのラテンアメリカ化(課題研究)
配布資料に基づいて、ヒスパニック人口の増加とその影響について、グローバリゼーションとローカリゼーションの枠組みで考える。(A-2-1)
【事前学習】教科書の第11章に目を通す。 (時間1)
【事後学習】授業内容を復習するとともに、教科書の第11章を再読し、小レポートを作成する。 (時間3)
15 まとめ(課題研究)
学習内容の整理、課題研究レポート提出(A-1-1)
【事前学習】課題研究レポートを作成する。 (時間3)
【事後学習】学習した内容を整理する。 (時間1)
その他
教科書 矢ケ崎典隆 『移民社会アメリカの記憶と継承』 学文社 2018年 第1版
参考書 矢ケ崎典隆・斎藤功・菅野峰明編 『アメリカ大平原―食糧基地の形成と持続性― (日本地理学会海外地域研究叢書)』 古今書院 2006年
矢ケ崎典隆 『食と農のアメリカ地誌』 東京学芸大学出版会 2010年
矢ケ崎典隆・山下清海・加賀美雅弘編 『グローバリゼーション 縮小する世界 (シリーズ地誌トピックス1)』 朝倉書店 2018年 第1版
矢ケ崎典隆・菊地俊夫・丸山浩明編 『ローカリゼーション 地域へのこだわり (シリーズ地誌トピックス2)』 朝倉書店 2018年 第1版
矢ケ崎典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢 『地誌学概論 第2版 (地理学基礎シリーズ)』 朝倉書店 2020年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の授業で学習したことをまとめた小レポートと、関心のあるテーマについて考察した課題研究レポートにより、総合的に評価する。(100%)
オフィスアワー Blackboardを通して質問を受け付け、回答する。

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