文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 健康・スポーツ教育科目 > 健康・スポーツ教育実習1(トータルフィットネス)
日本大学ロゴ

健康・スポーツ教育実習1(トータルフィットネス)

このページを印刷する

令和2年度入学者 健康・スポーツ教育実習1(トータルフィットネス)
令和元年度以前入学者 健康・スポーツ教育実習(トータルフィットネス)
教員名 菅野 慎太郎
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 健康・スポーツ教育科目
学期 半期 履修区分 必修
授業の形態 原則として、オンデマンド授業(映像資料配信)とオンライン授業(Zoomによるリアルタイム授業)を組み合わせた内容で実施する。
Black Board ID→(後期金曜日1限:20201104)
授業概要 本授業では、生涯スポーツの中で老若男女を問わず、誰でも平等に楽しむことができるグループエクササイズフィットネスを通して、今後のスポーツ活動や健康管理のために、自らプログラム(活動計画)を設定して実践するための基礎的な知識を修得する。
また,大勢の人が一緒に運動することで高揚感や達成感が得られる心理的特性を活かしつつ、「エアロビックエクササイズ」による心肺系持久力、「レジスタンスエクササイズ」による筋力・筋持久力、「ストレッチングエクササイズ」による柔軟性に加えて、「コアコンディショニング」による姿勢や動作の改善および身体のセルフケア方法に関する理論(科学知)と実践的方法(身体知)を修得する。これによって,健康の保持・増進に寄与する生涯スポーツへの動機づけを高める。
授業のねらい・到達目標 ・経験や学修からえられた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる(A1-1)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A5-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる(A6-1)
・集団の活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重することができる(A7-1)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1,5,6,7に対応しています。
授業の方法 授業開始時と授業終了時については、zoomを用いてリアルタイムに出席確認や課題確認等を実施する。
授業進行については、内容に基づいてzoomを用いてリアルタイムに進めていく場合と、映像資料を用いたオンデマンド授業を組み合わせていく。
原則として、運動を伴う実技形式で進めていくが,トレーニング理論や方法の理解を深めるために,power point資料や映像資料を用いた演習や,zoomでのブレイクアウト機能を用いたグループワークによる学修も適宜行う.
課題の提出方法および課題等のフィードバックについては、BlackBoardおよびgoogle classroomを用いて行う。
授業計画
1 ガイダンスおよびグループエクササイズフィットネスの基礎理論(A1-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】グループエクササイズフィットネスの種類、方法、効果、沿革を調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本授業で学んだ、健康・体力づくりを促進する運動の条件と種類について、簡潔に小レポートに記述すること (0.5時間)
2 形態測定(BMI)および心理指標による運動レディネスチェック(A1-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】健康指標のひとつであるBMIについて調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本授業にて行った測定や結果と自身の運動習慣との関連について考察し、小レポートにまとめること (0.5時間)
3 エアロビックエクササイズ①:ローインパクトによる基礎的なエクササイズ動作を用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】人間の心肺機能の構造と心肺系持久力について調べ、ノートに簡潔にまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】心肺機能向上のメカニズムについて、小レポートにまとめること (0.5時間)
4 エアロビックエクササイズ②:様々な動作を組み合わせたコンビネーション動作を用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】エアロビックエクササイズにおける基本的な上肢運動と下肢運動について、簡潔にノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本授業で学んだ、エクササイズにおける適切な運動強度について、小レポートにまとめること (0.5時間)
5 エアロビックエクササイズ③:上肢の動きを中心としたボクササイズを用いて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】ボクササイズの動作や意識するべきポイントについて、簡潔にノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】日常における有酸素性運動を例示し、自らがどのような運動に取り組めるかを考察し、小レポートにまとめること (0.5時間)
6 レジスタンスエクササイズ①:自重負荷によるエクササイズ方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】筋骨格系(筋や腱,骨,関節など)の構造と機能について調べ、簡潔にノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】筋骨格系機能向上のメカニズムについて、小レポートにまとめること (0.5時間)
7 レジスタンスエクササイズ②:器具やフリーウェイトによるエクササイズ方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】器具やマシーンを用いたエクササイズの種類について調べ、簡潔にノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】レジスタンスエクササイズにおける適切な負荷を考え、自らの筋力に合わせたトレーニングメニューを作成し、小レポートにまとめること (0.5時間)
8 レジスタンスエクササイズ③:有酸素運動と無酸素運動を合わせたサーキットトレーニングについて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】有酸素運動と無酸素運動の違いについて調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】日常における筋力・筋持久力の必要性について考え、小レポートにまとめること (0.5時間)
9 ストレッチングエクササイズ①:様々なセルフストレッチング方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】筋肉や関節の柔軟性や可動域について調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本学習で学ぶ関節弛緩性テストの結果に基づき、自身の柔軟性の課題について、小レポートにまとめること (0.5時間)
10 ストレッチングエクササイズ②:ヨガにおける呼吸と姿勢について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】様々なヨガの種類について調べ、それぞれの特徴や効用について、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本学習で学んだヨガの基本的な呼吸や姿勢を、振り返りをかねて実践すること (0.5時間)
11 ストレッチングエクササイズ③:ヨガによる様々なポーズについて(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】各部位別のヨガのポーズについて調べ、ノートにまとめること (0.5時間)
【事後学習】柔軟性の衰えによる健康障害を例示できるよう調べ、小レポートにまとめること (0.5時間)
12 コアコンディショニング①:ストレッチポールを用いた姿勢・動作の機能改善方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】コアコンディショニングの概念について調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】姿勢不良による健康障害について調べ、ストレッチポールを用いた改善策について考察し、小レポートにまとめること (0.5時間)
13 コアコンディショニング②:タオルを用いたインナーマッスルのトレーニング方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】各部位におけるインナーマッスルの種類や役割について調べ、ノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】本授業で学んだタオルを用いたトレーニングメニューを、自身の課題に合わせて作成し、小レポートにまとめること (0.5時間)
14 コアコンディショニング③:マッサージボールを用いた筋組織のセルフケア方法について(A5-1)(A6-1)(A7-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】運動によって引き起こされる疲労や痛みについて調べ、ノートにまとめること (0.5時間)
【事後学習】運動による疲労や痛みに関するセルフケアの方法について考察し、小レポートにまとめること (0.5時間)
15 まとめ:本授業の振り返りとこれからの運動実践に向けて(A1-1)(オンライン&オンデマンド授業)
【事前学習】これまで実践してきたエクササイズを振り返り、自身の運動や健康における課題をノートにまとめておくこと (0.5時間)
【事後学習】日常生活に本授業で学んだ種々のエクササイズを取り入れる必要性を考察し、小レポートにまとめること (0.5時間)
その他
教科書 なし
参考書 日本フィットネス協会 『新・エアロビックダンスエクササイズの実技指導 指導理論のA to Z(改訂版)』 平河工業社 2006年
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート課題:求めるテーマと内容に関する充実度と、提出状況と合わせて評価する。(30%)、授業参画度:授業参画度:毎回の授業参加,授業内の測定や授業内容に係る提出物,毎回の小レポート等で評価する。(70%)
小レポートについては、授業の実施内容に関する記述・授業を実施しての感想・次週の目標に関する記述・アンケートへの回答とする。
レポート課題については、自身のスポーツに対する関心を高めるため、「自身の運動意欲に関する考察」と「運動・スポーツに関する自身の関心テーマについて」以上2点に関するレポートを提出する。
オフィスアワー 授業終了後,Zoomにて対応する.
備考 ・実技授業を行う際には,運動に適した服装を着用すること。
・また,実施環境や受講人数の状況によってシラバス内容と異なる内容を実施することがあるので留意すること。
・不明な点,相談したい点があれば授業内およびオフィスアワーを利用して気軽に聞いてください.
・授業内で使用されるストレッチポールやマッサージボールなどは、購入せずとも自宅にある代用品(布団やテニスボール等)で実施可能ですので、必ず購入する必要はありません。その都度対処します。

このページのトップ