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書道8

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令和元年度以前入学者 書道8
教員名 岩切誠
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面型と課題研究型を組み合わせて行う。課題については、基本的には対面時に提出。
全15回すべて、遠隔での受講を希望する学生は国文学科事務室に問い合わせること。
Blackboard ID: 20203979
授業概要 石印材に文字を刻し、印を作る。
授業のねらい・到達目標 篆刻の技法である刀法や構成法を身につけて印を制作できるようにする。篆刻の楽しさを体験して芸術的感興を高めることができる。
授業の方法 実技主体の授業。説明と示範・制作作業を繰り返す。摹刻を通して印の歴史や名品を学び、それを創作につなげる。
印稿の作成や布字・奏刀など、授業時間内に完成するように、毎時間の事前・事後に準備をする。遅れた分は自宅において作業すること。
課題・フィードバックは、対面授業時に行う。
授業計画
1 対面型:ガイダンス(篆書・篆刻について、篆刻の道具について、授業の進め方などの説明
【事前学習】シラバスをよく読み、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】篆書・篆刻についての知識を復習し、授業内容の理解を深めておくこと。 (1時間)
2 課題型:篆書「石鼓文」を半紙に臨書して篆法を学ぶ
【事前学習】「石鼓文」について調べ、どのようなものかを理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】篆法について復習し、授業内容の理解を深めておくこと。 (1時間)
3 対面型:篆書(小篆)で自分の姓名を調べて筆で書く。
【事前学習】紙幣(1000円札など)の表裏の朱のハンコの文字を読んでくること。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ小篆を形を整えて書けるまで復習しておくこと。 (1時間)
4 対面型:摹刻「古璽」朱文①製材して布字する
【事前学習】「古璽」にどのようなものがあるかを調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、奏刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
5 課題型:摹刻「古璽」朱文②奏刀して押印する
【事前学習】完成に向けて奏刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、補刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
6 課題型:摹刻「古璽」朱文③補刀して押印、完成させる
【事前学習】完成に向けて補刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】完成した作品を見直し、技法の復習をしておくこと。 (1時間)
7 対面型:摹刻「秦漢印」白文①製材して布字する
【事前学習】「秦漢印」にどのようなものがあるかを調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、奏刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
8 課題型:摹刻「秦漢印」白文②奏刀して押印する
【事前学習】完成に向けて奏刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、補刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
9 課題型:摹刻「秦漢印」白文③補刀して押印、完成させる
【事前学習】完成に向けて補刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】完成した作品を見直し、技法の復習をしておくこと。 (1時間)
10 対面型:姓名印の印稿をじっくり推敲して、完成させる
【事前学習】姓名印の文字と配字、朱文か白文か決めてくること。 (1時間)
【事後学習】古今の姓名印の名品を鑑賞してくること。 (1時間)
11 課題型:創作「姓名印」(2~4字)①製材して布字する
【事前学習】「姓名印」の作成にあたり、篆書の確認をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、奏刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
12 課題型:創作「姓名印」(2~4字)②奏刀して押印する
【事前学習】完成に向けて奏刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で学んだ技法の復習、補刀に向けての準備をしておくこと。 (1時間)
13 課題型:創作「姓名印」(2~4字)③補刀して押印、完成させる
【事前学習】完成に向けて補刀の準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】完成した作品を見直し、技法の復習をしておくこと。 (1時間)
14 対面型:3種の印を一枚の紙に美しく押印して提出。側款の練習をする
【事前学習】古璽、秦漢印、姓名印を完成させて持参すること。 (1時間)
【事後学習】側款の刀法を復習しておくこと。 (1時間)
15 対面型:これまでの復習・解説を行い授業の理解を更に深める
【事前学習】これまで学んだ技法、作成した作品をあらためて見直しておくこと。 (1時間)
【事後学習】これまで学んだ技法をもう一度見直し、今後の学修に活かせるようにすること。 (1時間)
その他
教科書 プリントを配付する。
参考書 必要に応じて紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、提出物(50%)
授業参画度は、課題への取り組み、技法の習熟度等で評価します。
オフィスアワー 講義終了後、教室にて10分間。その他の連絡方法については、初回授業で提示する。

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