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教職実践演習(中・高)

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令和元年度以前入学者 教職実践演習(中・高)
教員名 吉田佳恵
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信に基づき、授業内容を音声・画像付きで講義する)

Blackboard ID︓ 金曜3限→20203863 金曜4限→20203862
授業概要 教育実習など教職課程を振り返り、専門職としての教師に求められる実践的指導力を含む幅広い力量としてのコンピテンス(教職専門に関する知識と技術及び技能を実践を通していかし総合する幅広い力量)の養成を図る授業を行う。
授業のねらい・到達目標 教職課程で習得した教職に関する知識や技能、またそれらを活用して体験した教育実習を通して得られた経験等に基づきながら、教科等領域の学習指導・学習評価や授業研究の取組、学級経営への対応、生徒理解・生徒相談の取組、そして教職員としての服務・校務分掌・研修への対応等について、学校教育の現場ですぐにいかせる教員としての専門的な能力を確実に身に付け、実践的指導力を高める。
授業の方法 「履修カルテ」から自らの教職に関する学びと教育実習等による経験を振り返り、課題を整理することにより、個々に演習テーマを設定し、調査研究や探究活動を通して課題の解決を図り、授業の中でその成果を提示し相互に考察を深める。また、学校教育の現場ですぐに役立つ諸能力を確実に身に付ける上で、授業づくり・学習評価・授業研究、カリキュラム・マネジメント、校内研究の企画・運営、学級経営、生徒理解・生徒相談、校務分掌の遂行、教員研修の心得と取組、服務・健康管理等の教職ライフデザインといったテーマについて、演習や講義を行う。レポートについては、提出後の授業で内容について適宜フィードバックする。
履修条件 教職課程のうち教科に関する科目及び教職に関する科目を履修し、教育実習を修了した者であること。
または、今年度については、教職課程のうち教科に関する科目及び教職に関する科目を履修し、後期に教育実習を行うことが決定している者であること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)/自らの学びや教育実習の振り返り
【事前学習】シラバスの確認と「履修カルテ」の確認 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
2 講義「教育実習の意義と役割を考える」及び「新学習指導要領の理論的考察・実践的考察」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
3 講義・演習「授業づくりと授業研究の考察」Ⅰ(振り返り)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
4 講義・演習「授業づくりと授業研究の考察」Ⅱ(成果のまとめ)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
5 講義「カリキュラム・マネジメントの機能と実践」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察 (2時間)
6 演習「カリキュラム・マネジメントについて考える」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察 (2時間)
7 講義・演習「新たな学校経営の視点と学校運営協議会の今後の方向」(振り返り)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
8 講義・演習「生徒指導とキャリア教育・進路指導の現状と今後の方向」Ⅰ(振り返り)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
9 講義・演習「生徒指導とキャリア教育・進路指導の現状と今後の方向」Ⅱ(成果のまとめ)
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
10 講義・演習「特別な教育的ニーズのある生徒への指導と支援」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
11 個別演習「教職課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅰ(課題設定と調査・考察)/振り返り(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。)
【事前学習】教科書当該ページの予習と設定課題の検討 (2時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (2時間)
12 個別演習「教職課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅱ(調査・考察)
【事前学習】課題や調査項目の整理 (3時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (1時間)
13 個別演習「教職課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅲ(研究のまとめ)
【事前学習】研究成果の整理 (3時間)
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 (1時間)
14 個別演習「教職研究の成果の提示と考察」
【事前学習】研究成果の整理 (1時間)
【事後学習】授業で提示された研究成果の考察 (3時間)
15 授業のまとめと振り返り
【事前学習】課題考察のまとめ (2時間)
【事後学習】授業全体を振り返り、自身が学んだことの復習 (2時間)
その他
教科書 梶 輝行 ・ 吉田 佳恵 『教職実践演習』 糸岡書肆 2019年
梶 輝行 『高校カリキュラム・マネジメントの基本』 学事出版 2018年
『教職実践演習』と『高校カリキュラム・マネジメントの基本』を活用して授業を進める。配信スライドの内容を確認しながら『教職実践演』の該当部分に記入することで、教職内容に関して確認や振り返りを行う。
講義が始まる前までに、各自で大学が指定した「通信販売」を通じて教科書を入手して準備する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートは、授業の中で提示する2回の課題と個別演習課題(60%)、振り返りや研究成果の提示に基づく相互考察等による総合的な評価(40%)
後期に教育実習が実施される場合には、事前に届けを提出すること。
オフィスアワー Blackboardの掲示板等を活用する。
備考 事前学修として、教師としての在り方・自らの教師像について考えを整理しておくこと。また、授業の中で学校教育をめぐる諸課題に関する考察を行うため、日頃、興味・関心を抱いた教育時事に関する情報収集や理解に向けて意識して取り組むこと。
学習資料として『教育実習ノート』等の教育実習時の記録・資料を用意しておくこと。
研究活動では自ら主体的に学修活動を行えるよう授業の中で時間を確保して取り組む。
なお、シラバスの内容については、履修者の教育実習時期や授業の進捗状況等により一部変更することがある。

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