文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 司書教諭コース > 学校経営と学校図書館
日本大学ロゴ

学校経営と学校図書館

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 学校経営と学校図書館
教員名 朝比奈大作
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(13回)と課題学習(2回)を組み合わせる
授業概要 司書教諭科目全体の総論として学校図書館の意義と機能について基本的な理解をはかる
授業のねらい・到達目標 学校教育における図書館の意義と役割について基本的な理解をはかるとともに,日本における学校図書館運営の問題点を認識し,司書教諭としてのあるべき姿を考察する。
授業の方法 今のところBlackboardを通してオンデマンド授業(講義動画)を配信するつもりをしているが、私はIT機器の操作に不慣れなので、どれほどうまくいくかわからない。以下の講義内容は現在のさしあたっての予定であり、変更の可能性もある。具体的な予定は今後検討し、遅くとも初回の授業において詳細を発表する。(なお、平常時であれば以下の方法で行っている。「講義主体の授業とする。適宜印刷物を配布する。なお、本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。」)
履修条件 なるべく同一年度に「学習指導と学校図書館」を続けて受講してほしい。
授業計画
1 [オンデマンド授業]学校図書館と図書館学(オリエンテーション)資料を配付して「図書館」の種別(館種)を解説し、「学校図書館」の意義と位置づけについて考える。
【事前学習】出身校(小・中・高校)の学校図書館を思い出して、自分なりにその問題点を発見しておくこと。 (2時間)
【事後学習】配付資料を検討し、出身校の学校図書館の規模について再確認しておくこと。 (2時間)
2 [課題研究]資料を配付し、その資料に掲出してある数名の人物について情報検索・業績調査を行う
【事前学習】百科事典(ブリタニカがおすすめ)等で「図書館」の項目を引いてみること。 (2時間)
【事後学習】調査結果を検討し、これらの人物が「図書館の理念」とどう関係しているのか、想像してみること。 (2時間)
3 [オンデマンド授業]科学と図書館1 科学の成立と発展は図書館の発達と密接に関係している。科学的態度(論理性/法則性の重視、[事実]の観察を前提とすること、情報の収集と比較分析の必要性)について考察する。
【事前学習】前回の配付資料(年表)のうち、1700年頃までの内容を熟読し、未知の人名、内容不明の事項などを調査しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、現代日本の[科学教育]のあり方を批判的に検討してみること。 (2時間)
4 [オンデマンド授業]科学と図書館2 科学の発達と啓蒙(普及活動)、情報の収集と公開の重要性について解説する。
【事前学習】前回の講義内容を再検討し、特に[原理主義]と[組織的懐疑]について、自分なりに再考しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、現代日本における情報の収集/公開の現状を批判的に検討してみること。 (2時間)
5 [オンデマンド授業]近代教育制度の成立、一斉授業と義務教育制度の発展について歴史的に解説する。
【事前学習】第2回配付資料の1700年頃以降の内容を熟読して、未知の人名、内容不明の事項等について調査しておくこと (2時間)
【事後学習】講義内容を再検討し、[教科書]を用いた一斉授業の意義を確認しておくこと。 (2時間)
6 [オンデマンド授業]一斉授業の限界と学校図書館のはじめ。特にJohn Deweyとその実験学校について、解説する。
【事前学習】前回までの講義内容を復習し、そこから[学校図書館の理念]を導く論理を考えてみること。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、事前に検討した諸点について再検討すること。 (2時間)
7 [課題学習]自分が[司書教諭]として子どもたちを指導することを前提にして、自分の出身校(小・中・高校のいずれでも良い)とその利用経験を想起し、その概要を紹介した上で、[欠けていたもの]や[不足していたもの]を指摘せよ。(可能な限りホームページなどで具体的なデータを得るよう努めること)
【事前学習】上記のことについて、ホームページなどで実際のデータを収集すること。全国の実態との比較ができるとなお良い。 (2時間)
【事後学習】欠けていたもの、不足していたものが発見されたら、その根拠を確認して改善への優先順位をつけてみること。 (2時間)
8 [オンデマンド授業]日本の学校図書館1・資料を配付して、学校図書館法と司書教諭資格について解説する。
【事前学習】六法全書(ネット検索でも可)などで学校図書館法の全文を確認し、関係法令をチェックしておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を再検討し、学校図書館の理念と実態とを比較検討してみること。 (2時間)
9 [オンデマンド授業]資料を配付して、学校図書館の理念について検討する。単に[読書センター]としての機能だけではなく、[学習情報センター]としての機能を重視すべきであることを強調する。
【事前学習】第7回の課題研究を自分で再読し、前回の講義内容と併せて、修正・補充すべき点がないかを検討してみよ。 (2時間)
【事後学習】今回の講義内容に基づいて、事前学習した内容についてさらに考察を深めておくこと。 (2時間)
10 [オンデマンド授業]司書教諭の職務1資料を配付して、司書教諭の職務について、その全体像を提示する。
【事前学習】自らが目指している[司書教諭]という仕事の内容を具体的に想像しておくこと。欧米の[司書]がきわめて社会的地位の高い職業であるのはなぜか、ということについて思いを馳せてほしい。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて[自分が想像していなかった仕事]がどれほど求められているのかを確認してみること。 (2時間)
11 [オンデマンド授業]司書教諭の職務2前回配付の資料に基づいて、特に資料の収集・構成について詳述する。
【事前学習】図書館の仕事を端的に言えば、「利用者に本を買ってあげる」という仕事である。司書教諭として子どもたちに鈍阿本を買ってあげれば良いのか、自分の「覚悟」を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、事前に確認した自分の「覚悟」を再検討し、どこがそれほど[資格がなければできない]ほど困難なのかを考えてみること。 (2時間)
12 [オンデマンド授業]司書教諭の職務3学校図書館の司書が[教諭]でなければならない理由を考察し、司書教諭の「指導的職務」について考察する。
【事前学習】大学でのレポート作成やゼミ活動などにおける大学図書館利用の経験(或いは未経験)に鑑みて、高校までにこういう指導があれば良かった、と考えられる点を列挙してみよ。 (2時間)
【事後学習】講義内容を再検討し、事前に想定した「こんな指導があればよかった」という内容を自分が実際に指導できるかどうか、具体的に想定してみよ。 (2時間)
13 [オンデマンド授業]特にアメリカにおける図書館ネットワークの歴史と実態について考察し、学校図書館の位置づけについて論じる。また期末レポートの課題につて解説する。
【事前学習】各種の「専門事典」等によって、「ネットワーク」の概念を把握しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、わが国の「ネットワーク」の問題点を検討してみること。 (2時間)
14 [オンデマンド授業]学校図書館の課題について総括し、将来展望を試みる。
【事前学習】これまでの講義内容を今一度再確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容に基づいて、自分が司書教諭になったらどのような「仕事」をすべきか再検討してみること。 (2時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。初めての遠隔授業なので、多くの不備があると予想される。そのいわば「補講」を行うことも予定している。
【事前学習】これまでの学習を総括的に振り返っておくこと。 (2時間)
【事後学習】「司書教諭」という仕事の職務内容について改めて再確認してみること。 (2時間)
その他
教科書 教科書は使用せず。適宜印刷物を配布する。
参考書 適宜授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:課題提出(30%)、レポート(期末)(70%)
大学図書館も一般の公共図書館も閉館している状況下ではあるが、大学生として、また教員志望者として、レポート執筆のトレーニングをしてほしい。私はメールアドレスを持っていないので、期末レポートは郵送による提出とする予定である。
オフィスアワー (授業終了後に声をかけてほしい。授業終了後は時間があるので、適宜対応できる。)

このページのトップ