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| 令和2年度入学者 | 宗教学基礎講読1 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | 宗教学基礎講読1 | ||||
| 教員名 | 合田秀行 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。 |
|---|---|
| 授業概要 | インドにおいて成立した仏教経典を講読し、仏教思想を理解するための入門的な知識を習得する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ・仏教の開祖であるゴータマ・シッダッタに関する基本的な知識を身につける。 ・パーリ語に基づく仏教経典の成立とその種類について説明できる。 ・人間ブッダの最後の旅に関する記述を講読し、その人生と思想の特徴を理解する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP4,5,6,7,8に対応しています。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて、哲学の代表的な問題を理解し、説明することができる(A-4-1)。 ・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直す意欲を持つことができる(A-5-1)。 ・他人の意見が自分の意見とは異なっていても,それを尊重しながら聞く姿勢を示すことができる(A-6-1)。 ・学修活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重しながら協働することができる(A-7-1)。 ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
| 授業の方法 | 5月11日から8月1までの授業実施日(12回)に、Blackboardを通じてオンデマンド型で行う。1回分の講義につき15分程度の教材を3回分配信する。 最初の2回の概説はこちらで用意したプリントを共有して進めます。3回目までには指定の教科書を購入して下さい。教科書を軸にしつつ、Blackboardによる音声と補足画面で進めます。Blackboardの掲示板機能を用いて、質問などを受け付けて回答します。 2章ごとに課題研究を設けます。それを踏まえた小レポート3回分をまとめたものを学期末に提出してもらい評価します。 |
| 履修条件 | 遠隔授業への変更に伴い、履修者の人数に上限を設けます。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する) 仏陀の生涯について概説(オンデマンド授業) 【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】ガイダンスの内容を確認し、インド古典文字についての疑問をメモしておくこと。 (1時間) |
| 2 |
原始経典の成立とその種類の概説(オンデマンド授業)
【事前学習】プリントの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 3 |
大パリニッバーナ経の講読① 第一章 鷲の峰にて・修行者たちに教える・旅に出る(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 4 |
大パリニッバーナ経の講読② 第一章~第二章 パータリ村にて・コーティ村にて(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 5 |
大パリニッバーナ経の講読③ 第二章 ・ナーディカ村にて・商業都市ヴェーサーリー・遊女アンパパーリー・旅に病む(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 6 |
第一章・第二章に関する考察を踏まえて小レポート作成(課題研究)
【事前学習】テキストの第一章・第二章を読み返し、自分なりの考察を深める。 (1時間) 【事後学習】考察を踏まえた小レポートを再度、見直す。 (1時間) |
| 7 |
大パリニッバーナ経の講読④ 第三章 命を捨てる決意・悪魔との対話・大地震に関連して(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 8 |
大パリニッバーナ経の講読⑤ 第三章~第四章 死別の運命・一生の回顧・(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 9 |
大パリニッバーナ経の講読⑥ 第四章 ボーガ市における四大教示・鍛冶工チュンダ・臨終をめざして(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 10 |
第三章・第四章に関する考察を踏まえて小レポート作成(課題研究)
【事前学習】テキストの第三章・第四章を読み返し、自分なりの考察を深める。 (1時間) 【事後学習】考察を踏まえた小レポートを再度、見直す。 (1時間) |
| 11 |
大パリニッバーナ経の講読⑦ 第五章 病い多い・アーナンダの号泣(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 12 |
大パリニッバーナ経の講読⑧ 第五章 大善見王の物語・マッラ族への呼びかけ・スバッダの帰依(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 13 |
大パリニッバーナ経の講読⑨ 第六章 臨終の言葉・死を悼む(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 14 |
大パリニッバーナ経の講読⑫ 第六章 遺体の火葬・遺骨の分配と崇拝(A-4-1)(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、疑問点を確認しておくこと。 (1時間) 【事後学習】講義の内容を踏まえて、テキストのポイントを整理しておくこと。 (1時間) |
| 15 |
第五章・第六章に関する考察を踏まえて小レポート作成(課題研究)
【事前学習】テキストの第五章・第六章を読み返し、自分なりの考察を深める。 (1時間) 【事後学習】考察を踏まえた小レポートを再度、見直す。 (1時間) |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 中村元(訳) 『ブッダ最後の旅 大パリニッバーナ経 (岩波文庫 青325-1)』 岩波書店 教員が作成し配布するプリントも補足的に使用する。 |
| 参考書 | 講義中に随時、紹介します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:小レポート(1000字程度3回分)をまとめて前期末に提出。(60%)、授業参画度:小テスト・質疑(40%) テキストの各二章ごとに、その範囲での自分なりの考察を踏まえて作成した小レポート(3回)を前期の最後にまとめて提出してもらい、「問題発見・解決力(A-4-1)」・「挑戦力(A-5-1)」・「内省力(A-8-1)」を評価します。授業参画度は、オンデマンド教材の視聴状況や小テスト(クイズ形式)などによって、「コミュニケーション力(A-6-1)」・「協働力(A-7-1)」を評価します。 |
| オフィスアワー | 質問は授業用の指定メールアドレスで受け付けます。 |