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自主創造の基礎1

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令和2年度入学者 自主創造の基礎1
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎1
教員名 田中ゆかり
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目、国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 Blackboardをベースとした遠隔授業。双方向型(オンライン型)の遠隔授業(12回)とオンデマンド型または課題研究(3回)を組み合わせる予定。双方向型で使用する会議システムは、授業内で説明する。
授業概要 大学入学までの学習から、自ら進んで学ぶ学修への転換を遂げる。
高等学校までの「調べ学習」から脱却し、大学の演習タイプの授業期待される水準を学ぶ。
中でも、本科目では現代日本語学演習タイプ授業入門として“ことば”から現代日本を考えることをテーマとする。

本科目では日本の言語政策策定の基礎資料となる『国語に関する世論調査』を取り扱う。文部科学大臣及び文化庁長官諮問機関・文化審議会臨時委員(国語分科会)の実務経験から当該調査ならびに日本国における言語政策策定の背景などについて具体的に教授する。
授業のねらい・到達目標 ・初年次導入科目として、“自主創造型パーソン”としての資質を身につけ、「日本大学の歴史」を学ぶとともに、主体的に学ぶ(学修する)意識を持った大学生であることを自覚できる。
・資料探索方法やプレゼンテーションの作成能力など大学で学ぶための基本的な学修スキルを修得する。
・現代日本語学をテーマとした演習タイプの授業に慣れることを目標とする。
・テーマの探し方、資料の探し方、言語データの収集方法、言語データのまとめ方、発表資料の作り方、発表の仕方などを一通り体験して身につける。
・教員免許状取得を志望する者に対応して、社会全体に共通する普遍的テーマについて、理解を深め、自ら考え、調査し、生徒を指導できる力を養うため、必要に応じて実地の見学・調査等を行いつつ、ディスカッション等を中心とした演習形式の授業を行う。
・並行してオンデマンド授業のかたちで「日本大学の歴史」を学ぶ。

この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP1,7に対応している。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1)
・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 シラバス内の履修条件を確認の上、履修希望者は、第1回授業開始(5月11日)前までにBlackboardに自己登録のこと。
コース番号とコース名は「20200014 : 2020自主創造の基礎1(田中ゆかり・前・水5)」の通り。
5月11日から8月1日までの授業実施日(12回)に、Blackboardならびに会議システムを通じ、双方向型(オンライン型)授業を中心とする。回により、オンデマンド型・課題研究を用いることもある。詳細は、授業内で説明する。各回の内容と進め方についても、授業内で説明する。
この授業は、水曜日5限にオンラインで開講する。
課題研究の回については、課題作成についての解説を受け、各自課題作成にあたる。詳しくは授業内で指示する。

オンラインで開講される回については、開講時間の5分前までに、受講に用いるデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)が、インターネットに接続しているか、音声などが聞き取れるかなどの確認を済ませ、指定された会議システムへのアクセスを完了させておくこと。
受講生は、受講前に配布資料教材をダウンロードしておくこと。指定した教科書と配布資料を手元に置きながら、双方向型(オンライン型)授業に参加すること。

現代の日本語と日本語社会に関連するトピックについての調査・報告ならびにプレゼンテーションの基礎を学ぶ。講義と発表を伴う演習タイプの授業。対面授業から遠隔授業へという変更に伴い、当初予定していたグループワークを中心とする学修活動から個人で可能な学修活動に変更した。
各回課題や最終課題の提出方法と締め切りは、授業内で知らせる。
履修条件 クラス指定がある。

【2年次以降に受講する学生】
人数調整を行うため、4月13日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月18日(土)8時50分頃、コミッツ・国文学科掲示板にて発表する。
なお、手続きについては4月1日(水)に国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。
授業計画
1 スタートアップ:自己紹介ならびに授業の概要説明と学修計画立案
【事前学習】時間割、シラバス、学部要覧をよく読み、個人の時間割を作成しておくこと。遠隔授業受講準備(Bb自己登録、教科書購入、教材のダウンロードなど)をしておく (2時間)
【事後学習】遠隔授業受講の準備ならびに履修登録 (2時間)
2 反転授業の実践(日本大学の歴史を学びつつ、大学の授業における発表がどのような準備が必要が理解する)
【事前学習】指定された動画・サイト・資料の閲覧 (2時間)
【事後学習】指定された動画・サイト・資料の閲覧 (2時間)
3 コミュニケーション(日本語学関連の文献探索の方法を学ぶ)
【事前学習】『デジタル情報の活用と技術』 3章を読む (2時間)
【事後学習】小課題の作成と提出 (2時間)
4 プレゼンテーションの方法と実践(プレゼンソフトの使い方を学ぶ)
【事前学習】『中高生からの論文入門』1-2章、『デジタル情報の活用と技術』 8章のを読む (2時間)
【事後学習】プレゼン作成用のコンテンツの準備 (2時間)
5 課題研究:プレゼンテーションの方法と実践(課題に基づきプレゼンを作成し、提出する)
【事前学習】プレゼン作成用コンテンツの準備、『中高生からの論文入門』7章を読む (2時間)
【事後学習】課題研究の作成と提出 (2時間)
6 現代日本語と日本語社会における課題その1(課題その1について講義をした上で、課題研究の分担等を検討する)
【事前学習】指定されたサイト・文献等を閲覧しておく (2時間)
【事後学習】分担に従う調査 (2時間)
7 課題研究(1):現代日本語と日本語社会における課題その1について分担に従い、課題を作成し、提出する
【事前学習】課題研究(1)の作成準備 (2時間)
【事後学習】課題研究(1)の作成と提出 (2時間)
8 課題研究(1)に対するフィードバック
【事前学習】課題研究(1)の作成と提出 (2時間)
【事後学習】フィードバックを受けての課題研究(1)の再調査・分析 (2時間)
9 現代日本語と日本語社会における課題その2(課題その2について講義をした上で、課題研究の分担等を検討する)
【事前学習】指定されたサイト・文献等を閲覧しておく (2時間)
【事後学習】分担に従う調査 (2時間)
10 課題研究(2):現代日本語と日本語社会における課題その2について分担に従い、課題を作成し、提出する
【事前学習】課題研究(2)の作成準備 (2時間)
【事後学習】課題研究(2)の作成と提出 (2時間)
11 課題研究(2)に対するフィードバック
【事前学習】課題研究(2)の作成と提出 (2時間)
【事後学習】フィードバックを受けての課題研究(2)の再調査・分析 (2時間)
12 最終課題作成の解説
【事前学習】課題研究(1)(2)の再調査・分析 (2時間)
【事後学習】最終課題の作成準備 (2時間)
13 課題研究(3)(最終課題)の作成
【事前学習】課題研究(3)(最終課題)の作成準備 (2時間)
【事後学習】課題研究(3)(最終課題)の作成 (2時間)
14 課題研究(3)(最終課題)の作成と提出
【事前学習】課題研究(3)(最終課題)の作成と提出 (2時間)
【事後学習】他の履修者の課題研究(3)(最終課題)の閲覧とコメント (2時間)
15 課題研究(3)(最終課題)に対するフィードバックと授業全体に対するふりかえり
【事前学習】他の履修者の課題研究(3)(最終課題)の閲覧とコメント (3時間)
【事後学習】自信の課題研究(3)(最終課題)と授業全体に対するふりかえり (2時間)
その他
教科書 小笠原喜康・片岡則夫 『中高生からの論文入門 (講談社現代新書)』 講談社 2019年 第1版
毒島雄二・小林貴之・田中絵里子  『『デジタル情報の活用と技術』 』 共立出版 2017年
指定の教科書の他、適宜印刷資料を配布する。
参考書 授業内で適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度:授業参加、課題(70%)
オフィスアワー 授業中に知らせる。

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