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基礎演習1

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令和元年度以前入学者 基礎演習1
教員名 袴田光康
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 授業の前半は、Blackboardを用いてオンデマンド型の遠隔授業(7回)を行い、後半はBlackboardのe-Learningシステムを用いて「課題研究」(8回)を行う形で授業を実施する(ただし、状況に応じて使用コンテンツ等を変更する場合もあるので担当教員の指示に従うこと)。
授業概要 『伊勢物語』をテキストとして発表と討論を行う
授業のねらい・到達目標 問題点の見つけ方、先行する文献の調べ方、論理の組み立て方、発表の仕方など、卒業論文作成のための基本的な技術を身に着ける。
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,6,7,8に対応している。
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の方法 第1回から第7回までの授業は、毎回、Blackboardを用いて「Power Point」によるスライド教材(一回あたり15分×3本程度)と関連資料を配信するので、時間割の時間帯に各自で視聴し、学修終了後に簡単なレポート(質問や感想を含む)をBlackboardの掲示板に提出する形をとる。後半の第8回から第15回の授業は、「発表割当表」(事前に掲示しておく)に基づき、発表担当者が発表日に担当範囲の発表レジュメをBlackboardの掲示板に提出する形で進めていく。提出されたレジュメは担当教員が添削指導をして個別に返信するので、それをふまえて修正点や補足点を補って再提出をする。発表者以外の者は、発表レジュメに対する質問や意見を掲示板に提出することとする。
履修条件 人数調整を行うため、4月13日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月18日(土)8時50分頃、コミッツ・国文学科掲示板にて発表する。
なお、手続きについては4月1日(水)に国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。
授業計画
1 この授業の目的と位置づけ(オンデマンド授業)
【事前学習】自分の学修テーマを考える (2時間)
【事後学習】『伊勢物語』について調べる (2時間)
2 『伊勢物語』についての解説(オンデマンド授業)
【事前学習】平安時代について調べる (2時間)
【事後学習】『伊勢物語』の諸本について調べる (2時間)
3 変体かなについて(オンデマンド授業)
【事前学習】かなの歴史について調べる (2時間)
【事後学習】配布の資料を読む (2時間)
4 変体かなを読む(オンデマンド授業)
【事前学習】アプリ「KULA]にチャレンジ (2時間)
【事後学習】配布した課題プリント (2時間)
5 レジュメとレポートの作成方法(オンデマンド授業)
【事前学習】『伊勢物語』のテキストについて調べる (2時間)
【事後学習】『伊勢物語』の論文について調べる (2時間)
6 先行研究と論文の読み方(オンデマンド授業)
【事前学習】論文を読んでみる (2時間)
【事後学習】「注」について確認調査をする (2時間)
7 模範発表「初段」(オンデマンド授業)
【事前学習】「初段」を読む (2時間)
【事後学習】レジュメの作り方を確認する (2時間)
8 個人発表「西の京」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメを復習 (2時間)
9 個人発表「ひじき藻」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメの復習 (2時間)
10 個人発表「西の対」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメの復習 (2時間)
11 個人発表「関守」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメの復習 (2時間)
12 個人発表「芥川」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメの復習 (2時間)
13 個人発表「かへる波」(課題研究)
【事前学習】発表範囲の予習 (2時間)
【事後学習】発表レジュメの復習 (2時間)
14 レポートの最終作成(課題研究)
【事前学習】各自のレジュメの補強 (2時間)
【事後学習】自分のレポートを読み直す (2時間)
15 レポートの添削とまとめ(課題研究)
【事前学習】これまでの授業のまとめ (2時間)
【事後学習】今後の学修テーマを考える (2時間)
その他
教科書 石田穣二 『新版 伊勢物語 (角川ソフィア文庫)』 角川学芸出版 1979年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート(発表用と再提出用の2本)(60%)、授業参画度:Blackboardの掲示板における質問やコメントを評価する(40%)
オフィスアワー Blackboardの掲示板において質問や相談を受け付ける。回答も同掲示板上で行う。

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