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書学1

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令和元年度以前入学者 書学1
教員名 徳泉さち
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型授業と課題研究を組み合わせます。なお、受講者の人数や、受講者の要望などにより、配信形態や授業内容などの変更があるかもしれません。
Black bordにて、最新の情報を発信しますので、各自チェックしてください。

なお、本講義のBlack bordコースIDは20201484です。履修者は必ず登録してください。
授業概要 現在、われわれが使用している「書」はいかなる変遷を遂げてきたのか。
文字の起こりから始まり、各時代のさまざまな書を紹介し、現代に至るまでの書の流れを理解する。
授業のねらい・到達目標 漢字の始まりである甲骨文字にはじまり、金文、秦漢時代の書と、時系列に書の変遷を学びます。
書を生み出す各時代の文化、芸術、風俗などを合わせて理解しながらひろく書文化に関する基礎的な知識を身につけることを目指します。
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP3,4,5,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,8に対応している。
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の方法 5月11日からの授業開始日より、Black bordを通してオンデマンド教材を配信します。
受講生はその教材を視聴して学修し、レポート課題に取り組みます。
課題はBlack bordを通して所定の期日までに提出することになります。
Black bordの掲示板機能などを利用し、適宜、質問に対応します。
履修条件 「書学1」→「書学2」→「書学3」の順で履修することがのぞましい。
授業計画
1 ガイダンス 
身の回りの文字に目を向ける 〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定テキストの「文字の意義と漢字の特質(96-97ページ)を読んでくること。 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
2 文字が生まれるまで 〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「文字文化と現代」の項目を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
3 漢字の始源
古代文明における文字の使用 〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 甲骨文」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
4 殷墟と甲骨文について
(甲骨文とはなにか) 〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 甲骨文」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
5 殷周青銅器と金文について 
(青銅器とは何か。その用途や造形表現をめぐって)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 金文」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
6 殷周青銅器と金文について
(金文とは何か。その字形や鋳造技法をめぐって)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 金文」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
7 秦の始皇帝と文字
(秦の時代の文化、そこで文字がどのような役割を果たしたのか)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 篆書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
8 秦の始皇帝と文字
(秦の時代の文化、そこで文字がどのような役割を果たしたのか)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 篆書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
9 漢代の墓葬と文字
(墓碑とはなにか、さらにそこに刻まれた書について)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 隷書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
10 漢代の墓葬と文字
(墓碑とはなにか、さらにそこに刻まれた書について)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 隷書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
11 漢代の墓葬と文字
(墓碑とはなにか、さらにそこに刻まれた書について)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 隷書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
12 木簡の書・石刻の書
(肉筆資料と石刻資料の資料的性格の違い)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 楷書」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
13 拓本とは何か
(複製技術の一つである拓本をとりあげる)〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「書の表現と鑑賞」の項目を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
14 日本における書のコレクションの紹介と文化財の海外流出について
〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】指定したテキストの「資料編」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業で提示した課題の作成、参考資料の熟読、視聴。 (2時間)
15 書学・書道の総括
〈スライド資料の配信+課題作成、提出〉
【事前学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間)
【事後学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間)
その他
教科書 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2020年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:毎授業ごとに課題(ミニレポート)を課します。その提出状況や習熟度を評価の対象にします。(60%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況や掲示板等へのコメントを判断基準とします。(40%)
オフィスアワー blak bordで適宜質問を受け付けます。

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