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データ収集・分析法入門

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令和2年度入学者 データ収集・分析法入門
令和元年度以前入学者 データ収集・分析法入門
教員名 中瀬剛丸
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 主としてオンデマンド型(Blackboardを通じた教材の配信)で実施します。一部、Zoomを使った同時双方向型授業も取り入れます。
Blackboard ID:20201979
授業概要 私たちが生きている社会の姿や人々のものの考え方を把握するために、社会調査はなくてはならないものであり、調査結果のデータは社会学の研究だけでなく、企業の経営判断や国の政策立案などの場面で、ますます重視されるようになっています。この授業では、調査の企画・設計からデータの収集、データの整理、集計、分析、そして結果のまとめと公表に至るまでの一連の流れを解説するとともに、随時採り入れる作業を通じて社会調査のプロセスを体験します。担当教員は、マス・メディア企業での世論調査やマーケティング調査の実務経験があり、その経験を踏まえて、企業や行政機関で利用されている調査方法やデータの活用の実例などを取り入れて解説します。<「社会調査士コース」の必修7科目の1科目>
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
この授業では、社会調査のうち質問紙調査を中心にして、調査の基礎的な知識・技術の習得をめざします。その上で、現代社会に対する批判的な思考力を身につけ、問題解決のための様々な手段を習得することめざします。
<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが到達目標です。
目に見えない社会事象や問題の性質を可視化する道具としての社会学理論や社会調査の重要性を説明することができる。(A-3-1: 論理的・批判的思考力)
多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,社会学理論や社会調査を用いて発見することができる。(A-4-1: 問題発見・解決力)
この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。
授業の方法 主としてオンデマンド型(Blackboardを通じた教材の配信)で実施します。毎回の授業で課題を出します。教材を読んで、課題で取り上げた問題について考えて、考えたことを文章にまとめることの繰り返しになります。課題については、可能な限り提出の翌週の授業で、複数のレポート例をもとに、評価できる点や不十分な点についてのコメント・解説を行います。
初回の授業までにBlackboardのコース登録をしてください。また、ZoomのソフトをインストールしてZoomミーティングに参加できるようにしておいてください。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方と成績評価の説明)
データ分析の重要性(A-3-1)
【事前学習】身近な統計データの実例を調べる。 (1時間)
【事後学習】データの時代と言われている理由を整理する。 (3時間)
2 調査テーマの具体化(A-3-1)
【事前学習】日頃疑問に思っていることについての答えとなるデータを探索する。 (1時間)
【事後学習】自分の興味・関心を土台にした調査テーマをまとめる。 (3時間)
3 調査票調査の様々な方法(A-3-1)
【事前学習】調査票調査とはどういう方法かを調べる。 (1時間)
【事後学習】調査方法のメリット、デメリットについて整理してまとめる。 (3時間)
4 概念と操作的定義(A-3-1)
【事前学習】「概念」とは何か、言葉の意味と使い方を調べる。 (1時間)
【事後学習】「おしゃれ」の操作的定義を考えて、整理する。 (3時間)
5 変数と仮説(A-3-1)
【事前学習】「変数」とは何か、言葉の意味と使い方を調べる。 (1時間)
【事後学習】自分の興味・関心を土台にした調査テーマの仮説を考える。 (3時間)
6 質問文の基本ルール(A-3-1)
【事前学習】「ダブルバーレル」とは何か、言葉の意味と使い方を調べる。 (1時間)
【事後学習】質問文の基本ルールを整理して、まとめる。 (3時間)
7 質問文の良し悪し(A-3-1)
【事前学習】自分の興味・関心を土台にした調査テーマの質問文をつくってみる。 (1時間)
【事後学習】自分が考えた質問文の欠点を整理して、ブラッシュアップする。 (3時間)
8 サンプリングの理論と標本誤差(A-3-1)
【事前学習】「測定誤差」と「標本誤差」の言葉の意味と使い方を調べる。 (1時間)
【事後学習】テレビ番組の視聴率データの標本誤差を調べて、視聴率の使われ方の問題点を整理する。 (3時間)
9 サンプリングの実際と調査の実施(A-3-1)
【事前学習】サンプリングの方法の具体的な事例について調べる。 (1時間)
【事後学習】均質なデータを得る条件について、整理してまとめる。 (3時間)
10 データの整理、エディティング、コーディング(A-3-1)
【事前学習】「エディティング」とは何か、具体的にはどういう作業か調べる。 (1時間)
【事後学習】質的なデータをアフターコードによって数値化する。 (3時間)
11 基礎統計量と検定(A-4-1)
【事前学習】「中央値」「最頻値」「算術平均」について、どういう場合に使うかをまとめる。 (1時間)
【事後学習】自分が興味あるデータの持つ意味を分かりやすく伝えるグラフの作り方を整理する。 (3時間)
12 データ分析の基本、単純集計、クロス集計(A-4-1)
【事前学習】「単純集計」と「クロス集計」とは何か、それぞれ何がわかるかを調べる。 (1時間)
【事後学習】課題として配布するクロス集計のデータを用いて、データから何が言えるかをまとめる。 (3時間)
13 質的データの整理と分析(A-4-1)
【事前学習】「フィールドノート」とは何か、具体的にはどういう作業か調べる。 (1時間)
【事後学習】インタビューの記録から、得られた知見をまとめる。 (3時間)
14 報告書の作成、分析と解釈(A-4-1)
【事前学習】報告書に必要な要素を調べる。 (1時間)
【事後学習】課題として指定する白書で取り上げられているデータのポイントをまとめる。 (3時間)
15 重要事項の確認(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】よく理解できなかった点、疑問に感じていることをまとめる。 (1時間)
【事後学習】15回の授業を振り返って整理して、重要な点を整理する。 (3時間)
その他
教科書 大谷信介・後藤範章・小松洋・木下栄二 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題(レスポンスペーパーやレポート)(100%)
毎回の授業で出す課題によって、授業参画度を評価します。課題の提出とフィードバックはBlackboardを使います。
以上を踏まえ、A-3-1(論理的・批判的思考力)、A-4-1(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。
オフィスアワー 授業についての質問は、Blackboardに掲示板を設けて対応します。

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