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質的分析法

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令和元年度以前入学者 質的分析法
教員名 山北輝裕
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 ブラックボードを使用して1から12回はオンデマンド。13から15回は課題研究。
授業概要 質的調査の論理と方法を学び実習することがこの授業の主たるねらいである。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
インタビュー、参与観察の方法など質的調査の論理・方法を習得することができる。
<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。
人々が自明に思うことを疑う「脱常識」の観点から社会を考察する社会学の特性を
踏まえ、現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を
築くことができる(A-3-2 論理的・批判的思考力)。
この科目は文理学部(学士(社会学)のDP3及びCP3に対応しています。
授業の方法 ブラックボードを使用して1から12回はオンデマンド。13から15回は課題研究。
オンデマンド型ですが、なるべく授業内時間を想定して課題やフィードバックの資料を
アップロードします。
授業計画
1 ガイダンス:質的調査とは何か
【事前学習】質的調査に関するテキストを手にとって、どのような調査方法なのかイメージできるようにしておく。 (0.5時間)
【事後学習】事前学習に各自が使用したテキストと1回目の講義の違いについて整理しておく。 (2時間)
2 参与観察(出発前・準備)
【事前学習】あなたはどのように参与観察をしたいと現場の人に伝えるのか、伝えないのか想像しておく。 (0.5時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』2章、あるいは『最強の社会調査入門』1章を読んで復習する (2時間)
3 参与観察(現場初心者)
【事前学習】『フィールドワーク』あるいは『フィールドワークの技法』のフィールドノートに関する箇所を読んでおく。 (1時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』を3章、あるいは『最強の社会調査入門』9章などを読んでデータの蓄積方法について復習しておく。 (1時間)
4 参与観察(現場での違和感)
【事前学習】日常生活における「暗黙のルール」を思いかえしておく。 (0.5時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』4章、5章、あるいは『最強の社会調査入門』7章などを読んでデータの蓄積方法について復習しておく。 (1時間)
5 参与観察(メンバーになる頃)
【事前学習】『構造的差別のソシオグラフィ』序章を読んで理解しておくとよい。 (1時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』を6章、あるいは『最強の社会調査入門』5章などを読んで、自身が参与観察をした場合どのような立場をとるか考察しておく。 (1時間)
6 参与観察(問題化)
【事前学習】自身の関心のあるテーマをピックアップしておく。 (0.5時間)
【事後学習】自身の関心のあるテーマを問題化してみる (4時間)
7 参与観察(メンバーか調査者か)
【事前学習】参与観察のメリット・デメリットについて考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』を9章、あるいは『最強の社会調査入門』8章を読んで、自身が参与観察をした場合どのような立場をとるか考察しておく。 (3時間)
8 インタビュー調査(アポの取り方・質問・基本編)(A-3-2)
【事前学習】『質的社会調査の方法』のインタビュー調査の箇所を読んで、自分ならどのようにアポをとるか考えておく (1時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』8章、あるいは『最強の社会調査入門』2章を読んでアポの取り方や質問の項目などについて復習する。 (4時間)
9 インタビュー調査(調査する側・される側)
【事前学習】「調査地被害」を読んで調査者の立場について考えておく (2時間)
【事後学習】『インタビューの社会学』を読んで調査する側される側の関係性について復習する。 (2時間)
10 インタビュー調査(ライフヒストリー)
【事前学習】「ライフヒストリー」という題のついた論文を読んでおく (3時間)
【事後学習】『インタビューの社会学』または『ライフストーリー・インタビュー』などを読んでライフヒストリー法の技法について復習しておく (2時間)
11 対象を描く(『文化を書く』の問題提起)(A-3-2)
【事前学習】映画やドキュメンタリー作品などで、対象の描き方が問題視された事例について調べておく。 (1時間)
【事後学習】文化を書くの問題提起を踏まえてレポートを執筆する。 (8時間)
12 参与観察(現場を去る)
【事前学習】『フィールドワークの経験』あるいは『質的社会調査の方法』の参与観察に関する章を読んでおく。 (1時間)
【事後学習】『はじめての参与観察』14章、あるいは『大衆演劇への旅』などを読んで、参与観察者が現場を去る意味について考えてみる。 (1時間)
13 課題研究1
【事前学習】レポートの作成 (3時間)
【事後学習】担当者が講義中に回答した内容を踏まえて各自の問題関心のある質的調査の論文を批判的に読んでみる (2時間)
14 課題研究2
【事前学習】レポートの作成 (8時間)
【事後学習】担当者が講義中に回答した内容を踏まえて各自の問題関心のある質的調査の論文を批判的に読んでみる (2時間)
15 課題研究のフィードバック
【事前学習】これまでのノートを見直す。 (0.5時間)
【事後学習】フィードバックした内容を見直す。 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度:リアクションペーパー(50%)
質的調査者のポジショナリティに関するレポートを書いてもらうことで、適切な理解が得られているかを評価します(A-3-2 論理的・批判的思考力)。

レポート・リアクションペーパーともにブラックボード上で提出されたもので判断します。
オフィスアワー ブラックボード上で対応予定。
備考 【初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。】
①まず毎週の授業時間が始まったらにブラックボードにログインしてこの授業をクリックしてください。「連絡事項」をまずは確認してください。
②ブラックボード内の教材に当日の授業の講義ファイルや課題の指示がアップされているはずです。
③そして、次に授業時間内で課題をこなしてください。ブラックボード経由で提出してください(場合によっては完全なオンデマンド型にする可能性もあります)。
④そして授業の後半にフィードバックや解説の入った講義ファイルを再び教材ページにアップしますので、そちらを読み終わったら授業を終了してください。

なお課題を提出できる時間を、授業内時間に設定する可能性があります。
ファイルの容量(ギガ)に配慮した授業を行う予定です。7月末までオンデマンド・8月は課題研究の予定です。
たいへんな時期ですがみなさんが再び屋外に出て、人と出会い、質的調査がいつかできる日を信じてこの授業を進めていきます。

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