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ゼミナール1

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令和元年度以前入学者 ゼミナール1
教員名 立道信吾
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド授業(LINEグループならびにBlack Boadに教材を送付)とオンライン授業(LINEグループ内のchat、LINEのグループビデオ通話を用いた議論)を必要に応じて組み合わせて実施する。
授業概要 ①就職活動における学歴社会の実態、②経済格差の就職活動への影響、③社会関係資源(人脈)の就職活動への影響など、現代日本における様々な問題について、大学生の関心が高い就職活動をテーマに、産業社会学の観点から研究を進めます。担当教員は、労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。
授業のねらい・到達目標 〈知識〉〈技能〉
 就職活動をテーマに産業社会学の観点から日本における就職活動の実態について、基礎的な知識を習得するとともに、産業社会学という学問領域の方法や視点についての知識を深める。授業毎に実施されるグループディスカッションの中で、ゼミナール3,4で行われるProject based Learningのための基礎的なコミュニケーションスキルを養成する。
〈能力〉
上記の〈知識〉〈技能〉の修得を経て、以下の〈能力〉を育むことが目標である。
・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。
 (A-5-3: 挑戦力)
・相互に関心をもつ社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。
 (A-6-3: コミュニケーション力)
・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら,調査研究活動を進めることができる。
 (A-7-3: リーダーシップ・協働力)
・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,自身の改善につなげることができる。
 (A-8-3: 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の方法 最近の就職活動の実態について産業社会学の観点から解説していきます。受講生は必要に応じてチームに分かれて、授業内容について議論を行います。当ゼミは就職活動を研究対象としていますので、最近の企業の採用選考で用いられている、エントリーシート、適性検査、面接やグループディスカッションといった選考方法に対応した予行演習なども行います。
履修条件  2年時のゼミ選考に合格した者
授業計画
1 ガイダンス 授業概要の説明 チームの編成(A-6-3,A-7-3)
【事前学習】自分の進路について現時点での考え方を整理しておく (1時間)
【事後学習】自分の進路について現時点での考え方を整理しておく (1時間)
2 講義と実習―大学進学率の上昇と企業の採用選考方法の変化
【事前学習】インターネットで「大学進学率」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】講義内容についてノートに整理しておく。 (1時間)
3 講義と実習―なぜ高偏差値大学生は就活で優遇されるのか―日本の学歴社会の実態
【事前学習】インターネットで「学歴社会 就職」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】日本の学歴社会の実態についてノートに整理しておく (1時間)
4 講義と実習―最新大手企業の選考フロー
【事前学習】【事前学習】 インターネットで「大学生 選考スケジュール」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】企業の採用選考の実態について整理しておく (1時間)
5 講義と実習―採用選考における適性検査の意味
【事前学習】インターネットで「採用 適性検査」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】適性検査の選考における位置づけと意味について整理しておく (1時間)
6 講義と実習―面接選考はなぜ行われるのか―日本企業の組織戦略
【事前学習】インターネットで「面接選考」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】面接選考が組織戦略にどう関わるのかを整理しておく (1時間)
7 講義と実習―就活における自己分析の登場とその意味
【事前学習】インターネットで「就活 自己分析」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】就活における自己分析の意味と役割について整理しておく (1時間)
8 講義と実習―性格検査の意味とは何か
【事前学習】インターネットで「就活 性格検査」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】就活における性格検査の意味と役割について整理しておく (1時間)
9 講義と実習―企業・業界研究の方法 SWOT分析入門
【事前学習】インターネットで「swot分析」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】任意の企業を選んでswot分析を行う (3時間)
10 講義と実習―企業・業界研究の方法 企業のホームページ・IR情報の見方
【事前学習】インターネットで「IR情報 投資家」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】任意の企業のIR情報を読み込み、経営状況を自身で判断する (1時間)
11 講義と実習―企業・業界研究の方法 5FORCES ANALYSIS入門①
【事前学習】インターネットで「5FORCES ANALYSIS」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】任意の業界を選び5FORCES ANALYSISを行う (1時間)
12 講義と実習―経営戦略の3つのタイプとは
【事前学習】インターネットで「ポーターの経営戦略」をキーワードに検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】ポーターの3つの経営戦略の特徴を整理する (1時間)
13 実習―企業・業界研究のプレゼンテーション文書を作成する 準備編(A-5-3、A-8-3)
【事前学習】PowerPointの使用法について復習しておく (1時間)
【事後学習】本日まで作成したプレゼン文書を見直して修正を行う (1時間)
14 実習―企業・業界研究のプレゼンテーション文書を作成する 実践編(A-5-3、A-8-3)
【事前学習】プレゼン文書のオーラル原稿を作成する (3時間)
【事後学習】授業中に指摘を受けた点を修正する (1時間)
15 講義―選考方法とインターンシップの役割の変化
【事前学習】インターンシップとは何かインターネットで検索し整理しておく (1時間)
【事後学習】インターンシップ選考の特徴について整理しておく (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート(40%)、授業参画度:授業におけるチーム毎の議論での発言状況(60%)
結果も重視しますが、課題に真剣に取り組んだかどうか結果を出すまでのプロセスも評価します。組織人として適切な振る舞いを学ぶ場でもありますので、それができない学生には、注意を与えます。〈能力〉(A-5-3~A-8-3)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価します。
オフィスアワー LINE(受講生全員がLINEに登録済み)で随時受け付けます。
備考 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。

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