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ゼミナール2

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令和元年度以前入学者 ゼミナール2
教員名 立道信吾
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド授業(Black Boad上の教材を視聴)とオンライン授業(ZOOM、LINEグループ内のchat、ビデオ通話等を用いた議論)を必要に応じて組み合わせて実施する。
BlackBoardのIDは20202097です。
授業概要 就職活動を円滑に進めるために最も重要となる企業・業界研究を受講生が行うことで、深い知識を身につけるととともに、研究結果の報告に基づく議論を行うなかで、コミュニケーションスキルや深い洞察力を養う。こうした過程を経て、産業社会全体に対する深い知識の涵養を図る。担当教員は、厚生労働政策を研究対象とする行政の研究機関で長年の実務経験があり、政策研究の基本や行政と研究の連携、研究機関での働き方など、受講生が社会人になった時に役に立つ知識を併せて学んでいく。
授業のねらい・到達目標 〈知識〉〈技能〉
 就職活動をテーマに産業社会学の観点から日本における就職活動の実態について、基礎的な知識を習得するとともに、産業社会学という学問領域の方法や視点についての知識を深める。授業毎に実施されるグループディスカッションの中で、ゼミナール3,4で行われるProject based Learningのための基礎的なコミュニケーションスキルを養成する。
〈能力〉
上記の〈知識〉〈技能〉の修得を経て、以下の〈能力〉を育むことが目標である。
・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。
 (A-5-3: 挑戦力)
・相互に関心をもつ社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。
 (A-6-3: コミュニケーション力)
・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら,調査研究活動を進めることができる。
 (A-7-3: リーダーシップ・協働力)
・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,自身の改善につなげることができる。
 (A-8-3: 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の方法 受講生を複数のチームに分け、チーム毎に個別の研究テーマに取り組むとともに、他のチームとの共同研究を通じて、知識を深めていくProject Based Learningによって授業を進めます。最近の就職活動の実態について産業社会学の観点から解説していきます。当ゼミは就職活動を研究対象としていますので、最近の企業の採用選考で用いられている、エントリーシート、適性検査、面接やグループディスカッションといった選考方法に対応した予行演習なども行います。
履修条件  2年時のゼミ選考で合格した者
授業計画
1 ガイダンス 授業概要の説明 業界研究の発表順の決定(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前期に作成した業界研究のためのプレゼン資料を各自が見直しておく (1時間)
【事後学習】5FORCES ANALYSISとswot分析について復習する (1時間)
2 実習―企業・業界研究についてのプレゼンテーションを行う①メーカー
(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】 インターネットの業界研究サイトで「メーカー」について検索をしておく。 (1時間)
【事後学習】発表者のプレゼンテーションを批判的に検討し、自らのプレゼンにどう活かすかを考える。 (1時間)
3 実習―企業・業界研究についてのプレゼンテーションを行う②サービス業(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】
インターネットの業界研究サイトで「サービス業」について検索をしておく。
【事前学習】インターネットの業界研究サイトで「サービス業」について検索をしておく。 (1時間)
【事後学習】発表者のプレゼンテーションを批判的に検討し、自らのプレゼンにどう活かすかを考える。 (1時間)
4 実習―企業・業界研究についてのプレゼンテーションを行う③金融業(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】インターネットの業界研究サイトで「金融業」について検索をしておく。 (1時間)
【事後学習】発表者のプレゼンテーションを批判的に検討し、自らのプレゼンにどう活かすかを考える。 (1時間)
5 実習―研究テーマについてのグループディスカッション①前年度研究の振り返り(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ゼミの前年度までの研究報告書を熟読し、明らかにされていない問題点を考えておく (1時間)
【事後学習】議論を振り返り、次回授業に向けて研究計画に関する考えをまとめておく (1時間)
6 実習―研究テーマについてのグループディスカッション②研究テーマについての意見交換(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】前回の事後学修に基づき、研究計画に関するコメントを作成しておくまと (1時間)
【事後学習】議論を振り返り、次回授業に向けて研究計画に関する考えをまとめておく (1時間)
7 実習―研究テーマについてのグループディスカッション③研究テーマの詳細設計(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】研究を進める上での問題点について考えておく (1時間)
【事後学習】決定した詳細設計にもとづく研究テーマに関する先行研究をCINIIで検索しておく (1時間)
8 4年生のゼミナール受講者による就職活動体験記①IT業界(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】事前配布される発表者の報告資料を読み、疑問点やコメントなどを考えておく (1時間)
【事後学習】体験記の内容を整理し、自らの就活にどう活かすか考えておく。 (1時間)
9 実習―企業・業界研究についてのプレゼンテーションを行う⑤IT業界(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】インターネットの業界研究サイトで「金融業」について検索をしておく。 (1時間)
【事後学習】発表者のプレゼンテーションを批判的に検討し、自らのプレゼンにどう活かすかを考える。 (1時間)
10 実習―企業・業界研究についてのプレゼンテーションを行う⑥商社(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】インターネットの業界研究サイトで「商社・卸売業」について検索をしておく。 (1時間)
【事後学習】発表者のプレゼンテーションを批判的に検討し、自らのプレゼンにどう活かすかを考える。 (1時間)
11 4年生のゼミナール受講者による就職活動体験記②産業機械・工作機械メーカー(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)(A-8-3)
【事前学習】事前配布される発表者の報告資料を読み、疑問点やコメントなどを考えておく (1時間)
【事後学習】体験記の内容を整理し、自らの就活にどう活かすか考えておく。 (1時間)
12 実習―業界構造分析と志望企業の絞り方①(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ポーターの5FORCES ANALYSISについての授業ノートを見返す (1時間)
【事後学習】自分が志望する業界の業界構造分析を行う。 (1時間)
13 実習―業界構造分析と志望企業の絞り方②(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】 志望業界の業界構造分析にもとづいて主要企業をリストアップする (1時間)
【事後学習】 志望業界と主要企業に基づいて、応募する企業の志望順のリストを作成する (3時間)
14 4年生のゼミナール受講者による就職活動体験記③金融業界(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)(A-8-3
)
【事前学習】事前配布される発表者の報告資料を読み、疑問点やコメントなどを考えておく (1時間)
【事後学習】体験記の内容を整理し、自らの就活にどう活かすか考えておく。 (1時間)
15 講義―就職活動から見えてくる現代日本資本主義の実態(A-5-3)(A-6-3)(A-7-3)(A-8-3)
【事前学習】就職活動という観点から日本の資本主義社会について何が言えるのかを整理しておく (1時間)
【事後学習】講義を踏まえて、就職活動という観点からみた日本の資本主義の特徴について整理する (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度:研究発表の内容や議論への参加状況、有益な発言をしたかなどを総合的に勘案して評価します    (100%)
結果も重視しますが、課題に真剣に取り組んだかどうか結果を出すまでのプロセスも評価します。組織人として適切な振る舞いを学ぶ場でもありますので、それができない学生には、注意を与えます。毎回の授業に出席し、上記の点が実行されているかどうかを確認して評価します。〈能力〉(A-5-3~A-8-3)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する
オフィスアワー LINE(受講生全員がLINEに登録済み)またはE-mail で随時受け付けます。

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