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令和元年度以前入学者 | 教育の社会学1 | ||||
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教員名 | 広田照幸 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究(15回)にオンデマンド型(10回)を組み合わせる。 |
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授業概要 | 教育社会学の理論や概念、教育社会学で蓄積された知見、実証的なデータの教育社会学的な考察などを組み合わせて、教育のさまざまな側面を社会学的視点から考察する。なお、審議会や有識者会議の委員、自治体での教員の研修講師や組合での研修講師をたくさんこなしてきた経験を踏まえて、現場の教員に必要になる知識やスキルが何であるかを重視しつつ、授業を進める。 |
授業のねらい・到達目標 | 現代教育のさまざまなトピックを社会学的な視点から考察した文献や本を読み、課題についての作業をすることで、教育を広い社会的文脈に位置づけて理解できるようになることをめざす。近現代社会における学校の性格や社会的役割を多面的に理解し、学校で生起している諸問題を理解し、適切な情報の吟味、学校経営や指導の考え方ができるようになる。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP2,CP3,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | メールと「e-Learning(Blackboard)」を使った遠隔授業で進める。受講者は、あらかじめ提示された各回の課題に取り組み、成果物を提出する。受講者は文理学部のポータルサイト(http://portal.educ.chs.nihon-u.ac.jp/)にある「e-Learning(Blackboard)」にアクセスして、詳細な授業進行を書いた「第1回課題資料 教育の社会学1(教育学科生用) シラバス詳細版」をダウンロードして授業の進め方を確認すること。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
「Blackboard」にあるシラバス詳細版に目を通し、授業の流れを理解し、これからの課題に取り組む準備をする
【事前学習】シラバスを事前に確認して、自分なりに予習をして、授業の中で何を学ぶのかを理解しておく。 (2時間) 【事後学習】自分がこれから学ぶ諸課題の意義を確認するとともに、本を読んだり情報を集めたりして、それらの課題への関心を高める。 (2時間) |
2 |
道徳教育の不可能性や困難性:「Blackboard」にある短文を読んで課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて自分なりの道徳教育観を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
3 |
保護者と学校の関係:「Blackboard」にある短文を読んで課題に取り組む。
【事前学習】自分の学習体験を振り返りつつ、情報を集めて自分なりの家族―学校関係観を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
4 |
教育社会学の理論:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』(東洋館出版社、2019年)第1章を読んで、課題に取り組む
【事前学習】自分の学習体験を振り返りつつ情報を集めて、理論的に考察することの意義を自分なりに考える。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
5 |
教育社会学の実証的な方法論:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第2章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学習体験を振り返りつつ情報を集めて、明確な方法論で考察することの意義を自分なりに考える。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
6 |
家族と教育:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第3章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の家族の歩みを振り返りつつ、情報を集めて自分なりの家族観を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
7 |
学校の機能:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第5章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「学校の役割」を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
8 |
カリキュラムをどうみるか:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第6章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「カリキュラムの意義」を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
9 |
教育改革と学力:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第7章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「学力とは何か」を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
10 |
いじめ問題:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第8章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「いじめ問題をどうしたらいいか」を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
11 |
若者をどうみるか:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第9章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「今の若者をどう見るか」を整理してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
12 |
キャリア教育について考える:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第11章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて「キャリア教育をどうしたらいいか」を見つめ直してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
13 |
ジェンダーと教育:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第12章を読んで、課題に取り組む。
【事前学習】自分の学校体験を振り返りつつ、情報を集めて、男女の違いが今の学校でどう扱われているのかを整理してみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの教育事象について見直してみる。 (2時間) |
14 |
グローバル化する世界の中の教育:高橋均編著『想像力を拓く教育社会学』第13章を読んで、課題に取り組む
【事前学習】この世界の未来をイメージしながら、人間と社会の変化について情報を集めて考えてみる。 (2時間) 【事後学習】この授業で学んだことを使って、身の回りの外に広がる教育事象について見直してみる。 (2時間) |
15 |
学んできたことを振り返る:全体をたどり直して、自分の身についたものを確認する。
【事前学習】WEB等で関連する本や論文を探して入手し、この授業で学んだものをさらに発展させる学習をする。 (2時間) 【事後学習】授業で得た知識や考え方を今後の人生に活かしていくやり方を考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 高橋均編著 『想像力を拓く教育社会学』 東洋館出版社 2019年 |
参考書 | 酒井朗・中村高康・多賀太編 『よくわかる教育社会学』 ミネルヴァ書房 2012年 須藤康介 『教育問題の「常識」を問い直す 第2版――いじめ・不登校から家族・学歴まで――』 明星大学出版部 2019年 |
成績評価の方法及び基準 | 各回の課題の成果物(100%) |
オフィスアワー | メールで随時受け付ける |