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教育学演習１

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令和元年度以前入学者 教育学演習１
教員名 望月由起
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究（Blackboardを通じた学習課題）を主とする。
※教育学演習2にて、提出した課題をもとにグループによる発表・議論を展開する予定。
授業概要 「大学進学」というキャリアを様々な視点から考える。
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学基礎論１・２」で学んだことを基本として、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。
ディスカッションの仕方／統計データを批判的に読む読み方／メディア報道を批判的に読む／インターネット情報の引用ルール／インターネットでの本の買い方／文科省や教委のHPの活用法／英文HPの検索と閲覧／「国立国会図書館サーチ」（NDL Search）の活用法／CiNii及びJ-STAGEの利用／図書館間相互貸借（ILL）での文献入手／パラグラフ・ライティングの仕方など。
本科目の到達目標は以下のとおりである。
（１）与えられた条件のもと、他者にとってわかりやすいかどうかを十分に検討したうえで、理由と根拠に基づいた主張を展開できる（A3-2)
（２）自分なりの貢献の仕方を考えながら、一つの目標に向かって他者と力を合わせて行動することができる（A7-2）
この科目は文理学部（学士（教育学））のDP及びCPの3,7に対応しています。
授業の方法 教育学演習1・2を通して、自身も辿ってきた「大学進学」というキャリアについて、自身の経験だけでなく、様々な視点からとらえることができるよう、「資料収集・活用」「プレゼンテーション」「ディスカッション」「自分の意見を自分の言葉でまとめて論ずる」ことなどを課す。
教育学演習1では、以下の予定で進める。
・原則として、各回の授業日に「課題」などをBlackboardを通して配信する。
⇒「課題」は期日までに提出すること（文字が鮮明に見える形式にて提出）。期日までに５回以上未提出の場合には、「最終レポート」の出来に関わらず単位を付与しない。
※優れたものには、コメントを付した形で翌週以降に配信をし、メンバーで共有する予定である。
・第14回・第15回は「最終レポート」とし、教員が「課題」として求めた視点以外からも、教育学演習2に繋がる内容・レベルまで到達することを求める（受動的ではなく、能動的に学ぶ姿勢を求める）。
※詳細は、初回授業時に提示する。
履修条件 原則として、同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること。
各自、初回授業日までにBlackboardに登録をしておくこと。
授業計画
1 オリエンテーション（授業概要、ねらい、到達目標、方法の説明など）
【事前学習】シラバスを確認し、自身の大学進学時の資料を集めておく。 （2時間）
【事後学習】自己の大学入試を振り返り、課題を提出する。 （2時間）
2 先進国の教育制度
【事前学習】調べる国をピックアップする。 （2時間）
【事後学習】課題を提出し、日本との相違をまとめる。 （2時間）
3 先進国の大学進学事情
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】課題を提出し、自身のケースとの相違をまとめる。 （2時間）
4 発展途上国の教育制度
【事前学習】調べる国をピックアップする。 （2時間）
【事後学習】課題を提出し、日本との相違をまとめる。 （2時間）
5 発展途上国の大学進学事情
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】課題を提出し、自身のケースとの相違をまとめる。 （2時間）
6 日本の大学進学事情
担当する都道府県の決定
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
7 担当する都道府県の産業・就労などの状況
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
8 担当する都道府県の大学進学事情（高校卒業後の進路傾向）
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
9 担当する都道府県の高校生の進路意識
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
10 担当する都道府県の高校生の進路行動
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
11 担当する都道府県の高校の進路指導
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
12 担当する都道府県の塾・予備校による指導
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
13 担当する都道府県の公立高校入試
【事前学習】テーマに関する情報を収集する。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
14 まとめ（これまでの「課題」以外の視点から学習を行い、理解を深める）（最終レポート１）
【事前学習】これまでの「課題」を振り返り、それ以外に重要だと思う視点を挙げる。 （2時間）
【事後学習】テーマに関する意見をまとめ、提出する。 （2時間）
15 まとめ（これまでの学習を振り返り、発表・議論に向けた資料を作成する）（最終レポート２）
【事前学習】これまでの学習を振り返り、重要なポイントをまとめる。 （2時間）
【事後学習】今後の発表・議論に向けた資料を作成する。 （2時間）
その他
教科書 なし
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポート2回分(30%)、授業参画度:課題の提出状況や内容(70%)
・「授業参画度」は、「最終レポート」以外の授業回の課題の提出状況や内容により評価する。期日までに５回以上未提出の場合には、「最終レポート」の出来に関わらず単位を付与しない。
・「最終レポート」は、第14回・第15回の課題を通して評価する。
※詳細は、初回授業時に提示する。
オフィスアワー Blackboardやメールを通しての質問とする。
回答は、主にblackboardあるいは補助資料をとおして行う。
※詳細は、初回授業時に提示する。
備考 シラバスの内容は受講生の学習環境や理解の状況などを考慮して、変更をする可能性がある。

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