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教育学演習2

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令和元年度以前入学者 教育学演習2
教員名 北野秋男
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 主として「課題研究」」(Bbを通じた学習資料配信)「課題研究」として対応します.  Blackboard ID:20202288
シラバス上に課題を明記します。追加の課題や資料、変更点などがある場合には、Blackboard にてお知らせします。コロナウィルスの感染拡大のため、講義形式の授業の仕方が困難になったため,この授業では予定を変更して、次のように進めます。ただし、コロナウィルスの感染状況に応じて、対面式授業も行う可能性もあります。授業形式の基本は、テキストを読んで3回(6 回目、11回目、13回目)の課題に答えてもらいます。課題の再提出は、第14回目に受け付けます。ただし、何か特別な事情があれば、申し出て下さい。延期も認めます。
学部のガイドラインに沿い、対面型授業も実施する。
授業概要 「学力論争の歴史」を学び、基本的な用語を知り、課題レポートを作成しよう。
日本では、戦後から現在まで様々な学力論争が教育学者を中心に展開されてきました。本講義では、そうした学力論争の内容を知りつつ、基本用語も理解します。
また、著名な教育学者を一人選び、著作を読んで、学力論の内容を分析し、レポートにします。
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学演習1」で学んだことを基本として、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていくことを目指します。次の項目について十分習得することが期待される。小論文・レポート作成のための文献の検索と収集/文献の批判的講読と論理の組み立て/個人報告やグループ報告によるプレゼンテーションの仕方/小論文・レポートの修正と完成など。本年度は、対面形式の授業ができないので、各自がシラバスに沿って、自らがこうした学習内容を理解する努力をしてほしい。コロナウィルスの感染状況に応じて、一部出来ない内容もある。変更する場合は、Blackboardで知らせます。
本授業の到達目標は以下のとおりである。(1)課題に対して自らの論理や主張を提示し、小論文・レポートの形式にまとめることができる。(A4-2)(2)個人報告やグループ報告の形でプレゼンテーションを行うことができる。教員や他の履修者からのアドバイスをもとに、自らの課題・論理を修正し、まとめることができる(A8-2)

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。
授業の方法 前期で学んだ基本情報や資料収集の方法を基に、後期は「ディスカッションの仕方」「トピックとアウトライン」「レジュメの作成方法」を学んで、学力論争に関する基本文献を読んで、各自、課題レポートを作成する。ただし、対面形式の授業ができないので一部は実施しない。提出物の後には、訂正・修正、質疑応答を行った後、レポートを再修正し、完成したものを提出する。評価ポイントは、提出物の内容と形式である。全体に共通するトピックは、「学力論争」である。提出されたレポートは全体への評価、ならびに修正を要求します。
テキストは松下佳代編『新しい能力は教育を変えるか』(ミネルヴァ書房)です。シラバスに示した毎回の課題に沿ってテキストを熟読し、レポートを提出してください。それ以外に用語解説も課題です。
履修条件 教育学科2年生。
授業計画
1 ガイダンス・接続テスト
シラバスをよくお読みください。課題をシラバス上で明示します。追加の課題や資料、変更などあれば、Blackboardで知らせます。
【事前学習】授業プランを立てる。 (2時間)
【事後学習】シラバスに従って授業プランを修正し、完成する。 (2時間)
2 可能であれば、対面式授業を行います。詳しくはBbで。*教材の配布*担当の決定*課題説明
【事前学習】予め課題内容の確認や希望する担当を検討してください。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
3 担当者の決定と課題の最終確認。詳しくはBbで。
【事前学習】決められた課題内容や担当個所の文献などを調査する。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること (2時間)
4 基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』学力論争の講読(戦後教育学の学力論の展開)
【事前学習】テキストの(1)戦後教育学の学力論の展開に該当する部分を予め読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
5 基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』学力論争の講読(ポスト近代社会の進展の中の学力論議)
【事前学習】テキストの(2)ポスト近代社会の進展の中の学力論議に該当する部分を予め読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
6 第1回課題の提出:Bbで指定した用語から自由に10項目を選び、テキストの文脈に沿って、テキストの解説も使って説明。必ず、学科・学年・番号・氏名を記入すること。WEB上の用語解説は使っても0点。テキストの説明を使ったものを採点対象。範囲は141~172頁です。
【事前学習】テキストの141~172頁の中の重要な用語を解説する。 (3時間)
【事後学習】提出した課題を再検討する。 (1時間)
7 提出された第1回課題の全体講評をします。問題のあるものについては修正や再提出を求めます。
【事前学習】これまでのテキストの内容を総復習する。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
8 中間アンケートorヒアリング
【事前学習】今後の学習内容に関するアンケートや質問を受け付けます。 (3時間)
【事後学習】アンケートや質問に答え、学習内容を再確認してください。 (1時間)
9 基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』学力論争の講読(新しい能力をめぐる学力論の理論的構図)
【事前学習】テキストの(3)新しい能力をめぐる学力論の理論的構図に該当する部分を予め読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
10 基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』学力論争の講読(学力研究の現代的課題)
【事前学習】テキストの(4)学力研究の現代的課題に該当する部分を予め読んでおくこと。テキストの中の指定した専門用語の意味や内容を調べ、提出する。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
11 第2回課題の提出:指定した「資料」の内容を、各時期に区分して。その概要をまとめること。
範囲は141~172頁です。字数:3,000字程度(A4・2枚以内。40字X40行で設定)。必ず、学科・学年・番号・氏名を記入すること。時期区分して、その内容をまとめること。
【事前学習】テキストの141~172頁の概要をまとめる。事前に配布された資料を読み、まとめること。 (2時間)
【事後学習】提出した課題を再検討する。 (2時間)
12 提出された第2回課題の全体講評をします。問題のあるものについては修正や再提出を求めます。
【事前学習】これまでのテキストの内容を総復習する。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
13 最終課題の提出:課題名「『新しい能力は教育を変えるか』に登場する人物の学力に関する思想内容をまとめる。人物は、Bbで指定します。字数:3,000字程度(A4・2枚以内。40字X40行で設定)。必ず、学科・学年・番号・氏名を記入すること。参考文献:各自、著者の作品を選び、学力に関してまとめる。著者の本か論文を1点以上。 注意点:著作物をよく読んで答えること。著作物を読まずに、WEB上の記事をコピーしたものは採点の対象にはなりません
【事前学習】著者の代表的な書物を選び、入手する。内容の確認を行い、課題レポートを作成する。 (3時間)
【事後学習】提出したレポートを読み返し、修正する。 (1時間)
14 提出された第3回課題の全体講評をします。問題のあるものについては修正や再提出を求めます。
ならびに、許可された人は、1・2回目の再提出をして下さい。
【事前学習】指摘された箇所の修正などを行い、完成レポートを作成する。 (2時間)
【事後学習】完成レポートの作成上の注意を再度確認し、最終の修正をする。 (2時間)
15 まとめ(授業の総括)
【事前学習】授業の総括を自ら行い、問題点や課題を明確にする。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめ、次年度の演習に備える。 (2時間)
その他
教科書 特になし
参考書 松下佳代 『新しい能力は教育を変えるか』 ミネルヴァ書房 2010年 第1版
松下佳代『新しい能力は教育を変えるか』の資料は、第2回目に配布します。
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
課題レポート、課題レポートの修正・再提出など、授業への参画度などにより、総合的に評価する。
オフィスアワー 質問や意見などあれば、メールにてお願いします。
課題レポートは全てBlackboardに送ってください。ただし、質問などはak0924@minuet.plala.or.jp で受け付けます。その場合は、必ず「科目名」を明記した上で、質問内容を明確にして送信してください。
備考 何かの事情で期限内に課題が提出できない場合には、理由を申し出て頂ければ、考慮します。
何か不明な点や質問があれば、メールにてお願いいたします.
追加の課題や資料、変更などがある場合には、Blackboad にてお知らせします。

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