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教育学演習2

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令和元年度以前入学者 教育学演習2
教員名 佐藤晴雄
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 ③主として課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)として実施します。ただし、一部対面型も実施したいと思います。
※Blackboard ID:20202290
授業概要 前期では「学校と地域社会の連携」をテーマに取り上げたが、後期には、プログラミングの理論と実際をソフト(Scratch)を用いて学ぶ。その場合、前期で学んだコミュニティ・スクールの意義を初心者に理解させるためのプログラムを作成していく。また、特性要因図やマインドマップを用いて、教育課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。
以上のように、アクティブラーニングの手法を中心に用いることとする。
担当者は教育委員会での実務経験があり、この経験を踏まえて教育現実を意識した授業を進める予定である。
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学演習1」で学んだことを基本として、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。
小論文・レポート作成のための文献の検索と収集/文献の批判的講読と論理の組み立て/個人報告やグループ報告によるプレゼンテーションの仕方/小論文・レポートの修正と完成など。
また、本授業の到達目標は以下のとおりである。
(1)課題に対して自らの論理や主張を提示し、小論文・レポートの形式にまとめることができる。(A4-2)
(2)個人報告やグループ報告の形でプレゼンテーションを行うことができる。教員や他の履修者からのアドバイスをもとに、自らの課題・論理を修正し、まとめることができる(A8-2)
(3)いくつかの問題解決法を身につける(A-3,A-4)

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの4, 8に対応しています。
授業の方法 前期とは異なり、各自で以下のの方法で取り組む(パソコン利用)。
1.プログラミングとは何かを学び、実際にソフトを用いてプログラムを各自で作成していく(Scratch Desktopを用いる)。
2.特性要因図により、教育問題の要因を探ることを試みる(Excelを用いる)。
3.マインドマップを用いて、問題の漠然とした背景を図(マップ)によって整理する練習を行う(Xmindを用いる)。
4.各セクションで作成した作品について、グループで議論し合う。
使用するソフトはこちらで用意する。
履修条件 同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること
授業計画
1 ガイダンス-授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する-
【事前学習】テーマを理解しておく。 (1時間)
【事後学習】課題に関する復習を行う。 (1時間)
2 プログラミングに関するディスカッションを行う
【事前学習】プログラミング教育の意義を理解しておく。 (1時間)
【事後学習】学んだことを復習する。 (1時間)
3 プログラミングソフトを理解する-Scratchを理解する-
【事前学習】Scratchについて調べておく。 (1時間)
【事後学習】学んだことを復習する。 (2時間)
4 プログラミングソフトScratchを使ってみる
【事前学習】Scratchの機能を調べておく。 (1時間)
【事後学習】Scratchの練習を行う。 (2時間)
5 Scratchで簡単なゲームづくりに挑戦する。
【事前学習】Scratchの機能を理解しておく。 (1時間)
【事後学習】Scratch操作を復習する。 (1時間)
6 Scratchでシューティングゲームを作成する。
【事前学習】Scratchの機能を理解しておく。 (1時間)
【事後学習】Scratch操作を復習する。 (1時間)
7 プログラムの課題(テーマ)を考える-Scratch作品-
【事前学習】教育課題を検討しておく。 (1時間)
【事後学習】教育課題を決定する。 (1時間)
8 プログラムづくりに挑戦する①-Scratch作品-
【事前学習】Scratchの機能利用に慣れておく。 (2時間)
【事後学習】Scratchの機能利用の復習を行う。 (1時間)
9 プログラムづくりに挑戦する②-Scratch作品-
【事前学習】Scratch作品のコンテンツを考えておく。 (2時間)
【事後学習】Scratch作品を見直す。 (時間)
10 Scratch作品を発表する。
【事前学習】Scratch作品を修正しておく。 (2時間)
【事後学習】他者の作品に学ぶ。 (1時間)
11 特性要因図を作成する①
【事前学習】特性要因図とは何かを調べておく。 (2時間)
【事後学習】特性要因図のテーマを考える。 (1時間)
12 特性要因図を作成する②
【事前学習】要因を探っておく (2時間)
【事後学習】大要因と中要因、小要因の関係を理解しておく。 (1時間)
13 特性要因図の発表
【事前学習】特性要因図を完成させておく。 (2時間)
【事後学習】他者の作品に学ぶ。 (1時間)
14 マインドマップを理解し、作成してみる
【事前学習】マインドマップについて調べておく。 (1時間)
【事後学習】マインドマップを完成させておく。 (1時間)
15 マインドマップの発表と文章化の手順を理解する。
【事前学習】マインドマップ作品を再吟味しておく。 (1時間)
【事後学習】マインドマップを文章化して提出できるよう整えておく。 (1時間)
その他
教科書 教科書は授業初回に指示する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(10%)、レポート:50(50%)、授業参画度:40(40%)
グループ単位で問題を解き、代表が発表する。
オフィスアワー 本館4階(月・水・木)

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