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教育内容論

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令和元年度以前入学者 教育内容論
教員名 高山昇
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 2020年度後期は、Zoomによるオンライン授業(同時双⽅向型授業)を実施します。課題やレポートの提出には、Google Classroomを使用します。
授業概要 日本の学校における教育内容の歴史的変遷と、これからの時代に求められる学校、家庭、社会における教育をテーマに授業を行います。
 日本の教育課程の編成や学習指導要領の変遷をさまざまな角度から考察しながら、各回の授業テーマについて講義、発表、討論を行います。また、現行の学習指導要領や社会情勢などを広く検討し、履修者による授業提案および討論を行います。なお、授業提案に関しては、担当教員の中学・高校における実務経験を活かし、個別・具体的なアドバイスを行います。
授業のねらい・到達目標 (1) 日本の教育内容について、その歴史的経緯や特質を時系列的に理解し他者に伝えられる。
(2) 学校、家庭、社会における教育の関連や相互作用について理解する。
(3) 教育内容に応じた授業手法(アクティブラーニングの視点やICT:情報通信技術の活用など)と学習教材を考察し、具体的な授業提案ができる。
 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP7,CP8に対応しています。
授業の方法 前半は教科書、パワーポイントによる講義。後半は履修者による口頭発表とそのリフレクション(振り返り)を予定しています。授業期間内には、口頭発表の準備と実施。振り返りレポートの作成と提出が課題となります。
 本授業の事前・事後学習は以下の項目です。個々人の口頭発表の実施や振り返りレポートの提出時期によって異なりますが、一回の授業について2時間程度の事前・事後学習が必要となります。
 ・授業前に配布プリントの指定範囲を熟読し、質問事項をまとめておくこと。(1時間程度)
 ・授業後に配布プリントの該当箇所を読み直し、重要事項をまとめておくこと。(1時間程度)
 ・口頭発表、プレゼンの準備をし、リハーサルを行っておくこと。(2時間程度)
 ・口頭発表、プレゼン後に振り返りのレポートを作成しておくこと。(1.5時間程度)
※授業では質疑応答やグループワークを実施します。そのため、授業中は常時カメラONでの受講を必須とします(通信機器と通信環境の確保が必要となります)。また、発表時には各自のスマートフォンで自撮りをする活動があります。履修希望者は事前に承知しておいて下さい。
履修条件  履修条件はありません。ただし、受講希望者は、必ず第1回の授業ガイダンスに出席して下さい。なお、文理学部教育学科以外の学生が受講する場合は、授業担当者に申し出て下さい。
授業計画
1 ガイダンス(授業テーマ、到達目標及び授業の方法についての説明)
教育課程① ~ 教育課程とは
【事前学習】受講前にシラバスを熟読して授業の全体像を把握すること。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
2 教育課程② ~ 教育課程の変遷
【事前学習】教科書p.2-9を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
3 教育課程③ ~ 教育課程と学習指導要領
【事前学習】教科書p.10-19を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
4 学習指導要領と教育内容① ~ 昭和の試案期の改訂を中心に
【事前学習】教科書p.41-49を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
5 学習指導要領と教育内容② ~ 昭和の高度成長期の改訂を中心に
【事前学習】教科書p.50-58を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
6 学習指導要領と教育内容③ ~ 平成期の改訂を中心に
【事前学習】教科書p.59-67を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
7 学習指導要領に関する口頭発表&質疑応答、及びフィードバック①
【事前学習】口頭発表の資料を整理、作成し、リハーサルをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】口頭発表と質疑応答を振り返り、レポートを作成しておくこと。 (2時間)
8 学習指導要領に関する口頭発表&質疑応答、及びフィードバック②
【事前学習】口頭発表の資料を整理、作成し、リハーサルをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】口頭発表と質疑応答を振り返り、レポートを作成する。 (2時間)
9 学習指導要領に関する口頭発表&質疑応答、及びフィードバック③
【事前学習】口頭発表の資料を整理、作成し、リハーサルをしておく。 (2時間)
【事後学習】口頭発表と質疑応答を振り返り、レポートを作成しておくこと。 (2時間)
10 「総合的な学習の時間」の動向とその教育内容(生活科との関連を含む)
【事前学習】教科書p.88-97を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
11 アクティブ・ラーニングをどのように捉え、授業に取り入れるのか
【事前学習】授業で配布する先行研究論文を通読し、質問事項をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】講義内容を振り返り、興味を持った出来事やキーワードについてまとめておくこと。 (2時間)
12 授業計画案・学習教材のプレゼンテーション&質疑応答①
【事前学習】授業提案の資料を整理、作成し、リハーサルをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】プレゼンと質疑応答を振り返り、レポートを作成しておくこと。 (2時間)
13 授業計画案・学習教材のプレゼンテーション&質疑応答②
振り返りレポートに対するフィードバック(第12回授業分)
【事前学習】授業提案の資料を整理、作成し、リハーサルをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】プレゼンと質疑応答を振り返り、レポートを作成しておくこと。 (2時間)
14 授業計画案・学習教材のプレゼンテーション&質疑応答③
振り返りレポートに対するフィードバック(第13回授業分)
【事前学習】授業提案の資料を整理、作成し、リハーサルをしておくこと。 (2時間)
【事後学習】プレゼンと質疑応答を振り返り、レポートを作成しておくこと。 (2時間)
15 振り返りレポートに対するフィードバック(第14回発表分)
講座のまとめと補足講義
【事前学習】振り返りのレポートを完成させ、提出の準備をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】 授業で使用したプリントや発表の資料、振り返りのレポートなどをポートフォリオとしてまとめておくこと。 (2時間)
その他
教科書 根津朋実・吉江森男 『教育内容・方法 (教職シリーズ3)』 培風館 2010年 第1版
※ 第2回の授業から教科書を使用します。各自で購入し、準備しておいて下さい(ネット通販でも購入が可能です)。
参考書 里見実 『学校でこそできることとは、なんだろうか』 太郎次郎社エディタス 2005年 第1版
教育科学研究会編 『なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか』 国土社 2006年 第5版
小林由利子・中島裕昭・高山昇ほか 『ドラマ教育入門』 図書文化 2018年 第5版
※ 購入すべき参考書はありません。必要に応じてプリントを配布します。興味のある参考書については、各自図書館等で検索して下さい。
成績評価の方法及び基準 レポート:口頭発表(40%)、授業内テスト:振り返りのレポート(40%)、授業参画度:ディスカッションや質疑応答(20%)
 口頭発表とそれに対する振り返りのレポート(それぞれ2回ずつ)と授業参画度を総合し、6割以上の得点者を合格とします。授業参画度は授業における振り返りのディスカッションや、口頭発表・プレゼンにおける質疑応答によって評価します。出席や成績に関わる不正行為には厳正に対処します。
オフィスアワー 質問等には授業前後、およびGoogle Classroomにて応じます。
備考  受講前にシラバスを熟読して下さい。授業期間中は、次週授業の予習が事前・事後学習の課題となります。口頭発表やプレゼンの準備。振り返りレポートの作成には丁寧に取り組み、スケジュールを順守して下さい。
 講義や演習の進度・内容は、履修者の人数、興味・関心によって変更する場合があります。授業の開始時刻、提出物の期限を厳守して下さい。

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