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令和元年度以前入学者 | 環境教育論 | ||||
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教員名 | 増田直広 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(13回)+課題研究(2回) |
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授業概要 | ESD(持続可能な開発のための教育)の視点から環境教育を広く捉えて、具体的な事例から学んでいく。自然体験型環境教育、インタープリテーション、持続可能な地域づくりなどを柱にしながら、多様な環境教育実践を学ぶ。また、現在も環境教育指導者として活動していることを活かして、ワークシート等を通した実習や現場からの声を反映した授業を展開していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 在学中や卒業後に様々な舞台で環境教育に関わっていくための基礎的な理論と技術を身に付ける。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP5及びカリキュラムポリシーCP3,CP5に対応している。 |
授業の方法 | (1)教材の提示方法 基本的には授業実施日にBlackboardを通して講義資料やワークシート、課題などを配信する。 (2)課題の提出方法 Blackboardを通して課題を提出するが、形式や締切などはその都度案内をする。 (3)質疑応答、意見交換 受講生全員で確認できるように、Blackboardを通して質疑応答を行う。 また、授業に関する意見交換も全員で参加・確認できるようにBlackboardを用いる。 |
授業計画 | |
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1 |
<オンデマンド授業> オリエンテーション:学びのための関係作り、授業のテーマや到達目標及び授業の方法、環境教育の基本的な考え方(A-5-3) 【事前学習】シラバスを確認し、不明な用語等あれば調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、環境教育の基本的な考え方、アイスブレイキングの役割を確認する (2時間) |
2 |
<オンデマンド授業> 自然体験型環境教育①:自然体験型環境教育プログラムの体験と紹介(A-5-3) 【事前学習】自然体験型環境教育について書籍やWEBなどで調べる (2時間) 【事後学習】自然体験型環境教育の意義を考える (2時間) |
3 |
<オンデマンド授業> 自然体験型環境教育②:自然体験型環境教育の意義と環境教育の全体像(A-3-3) 【事前学習】自身が体験したことがある自然体験型環境教育プログラムをふりかえる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、環境教育の切り口と領域を確認する (2時間) |
4 |
<オンデマンド授業> ESD(持続可能な開発のための教育)とSDGs(持続可能な開発目標)(A-3-3) 【事前学習】ESDおよびSDGsについて書籍やWEBなどで調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、ESDとSDGsの経緯と役割、関係性を整理する (2時間) |
5 |
<オンデマンド授業> 環境教育の歴史:世界の環境教育の歴史、日本の環境教育の歴史(A-3-3) 【事前学習】環境教育の歴史について書籍やWEBなどで調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自身の関心のある環境教育のトピックを調べる (2時間) |
6 |
<オンデマンド授業> インタープリテーション①:インタープリテーションと環境教育(A-5-3) 【事前学習】インタープリテーションについて書籍やWEBなどで調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、インタープリテーションの要点を整理する (2時間) |
7 |
<課題研究> インタープリテーション②:インタープリテーション実習(A-5-3) 【事前学習】インタープリテーションが活用されている分野について調べる (2時間) 【事後学習】他者のインタープリテーションと自身のものを比較し、改善点を検討する (2時間) |
8 |
<オンデマンド授業> 食育と環境教育(A-3-3) 【事前学習】自身が体験したことのある食育をふりかえり、整理する (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自身が実践できる食育を検討する (2時間) |
9 |
<オンデマンド授業> 学校教育と環境教育(A-3-3) 【事前学習】自身が学校教育で体験した環境教育をふりかえり、整理する (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、学校教育における環境教育の課題を整理する (2時間) |
10 |
<オンデマンド授業> 自然学校と環境教育(A-3-3) 【事前学習】自然学校から連想する活動、場所、施設などを調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自然学校が取組むべき地域課題を整理する (2時間) |
11 |
<オンデマンド授業> 多様な環境教育の主体(環境教育における市民・企業・行政・NPOなどの役割)(A-3-3) 【事前学習】環境教育における各主体の役割を調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自身の出身地等における環境教育の取組みを確認する (2時間) |
12 |
<オンデマンド授業> 持続可能な地域づくり①:エコツーリズムと環境教育(A-3-3) 【事前学習】持続可能な地域づくりやエコツーリズムについて書籍やWEBなどで調べる (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自身の関心のあるエコツアーを調べる (2時間) |
13 |
<オンデマンド授業> 持続可能な地域づくり②:エコツアーの企画手法(A-5-3) 【事前学習】前回資料類を確認し、エコツーリズムの要点を整理する (2時間) 【事後学習】自身のエコツアーの6W2Hを整理する (2時間) |
14 |
<課題研究> 与件シートに基づき、これまで学んできた多様な環境教育を反映させたエコツアーを企画する(A-5-3) 【事前学習】自身の設定する地域のポテンシャル分析、受講生へのマーケティング分析を行う (2時間) 【事後学習】与件に沿ったエコツアーとなっているか検証する (2時間) |
15 |
<オンデマンド授業> レポート発表(グループセッション)と議論、これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-3-3) 【事前学習】自身のエコツアーのウリを簡潔に紹介できるように整理する (2時間) 【事後学習】レジュメを読み、自身が今後実践したい環境教育を整理する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業時に必要なレジュメを配布する 期末レポートで活用できるように各自ファイリングをする |
参考書 | 日本環境教育学会 『環境教育』 教育出版 2012年 日本環境教育学会 『環境教育辞典』 教育出版 2013年 津村俊充・増田直広・古瀬浩史・小林毅 『インタープリター・トレーニング』 ナカニシヤ出版 2014年 日本環境教育学会 『事典 持続可能な社会と教育』 教育出版 2019年 阿部治・増田直広 『ESDによる地域創生力と自然学校』 ナカニシヤ出版 2020年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポートは内容をみて評価する。(40%)、授業参画度:オンデマンド型の遠隔授業で毎回提出するふりかえり(小レポート)と課題研究を評価する。(60%) A-3-3はの達成度は、ふりかえり(小レポート)と課題研究の内容で評価する。 A-5-3はの達成度は、期末レポート、ふりかえり(小レポート)、課題研究の内容で評価する。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardで対応する。 |