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卒業論文

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令和元年度以前入学者 卒業論文
教員名 下司晶
単位数    6 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 通年 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業が可能になるまでは、遠隔型授業で行う。オンライン型、オンデマンド型、課題学習型のうち、複数を組み合わせて行う。どの形式の授業をどの程度実施可能かについては、授業初回で行うアンケートを参考に決定する。
授業概要 1年間をかけて40000字以上の卒業論文を執筆する。
授業のねらい・到達目標 学術的に意義があり、当人も納得がいく、高いレベルの卒業論文を執筆することが目標である。
 卒業論文の作成の中で、論理的思考、文章執筆、プレゼンテーション、合理的な議論の進め方、論理だった説明の仕方などのさまざまな能力やスキルを身につけることができる。これらの能力やスキルは教職に限らず社会人にとって必ず求められるものである。その意味で卒業論文の執筆は極めて「有益」である。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP5,CP7に対応しています。
授業の方法 ゼミ形式で行う。
 進捗について毎回報告し、参加者同士で議論することによって、自分で方向性を決め、論文の調査、執筆をすすめていく。
 教員からの一方的な「指導」や、「添削」はない。
 自律した学習者であることが求められる。
授業計画
1 イントロダクション ―― 10年後に生きる卒論を書こう
【事前学習】大まかなテーマを決める。 (3時間)
【事後学習】テーマに関して先行研究調査を行う。 (3時間)
2 テーマの決定1 ―― 大きなテーマ
【事前学習】大まかなテーマを決める。 (3時間)
【事後学習】テーマに関して先行研究の調査を行う。 (3時間)
3 テーマの決定2 ―― テーマを絞る
【事前学習】先行研究を読み進め、テーマを絞り込む。 (3時間)
【事後学習】テーマに関して先行研究の調査を行う。 (3時間)
4 テーマの決定3 ―― テーマから研究課題へ
【事前学習】先行研究を読み進め、テーマを具体的に調査可能な研究課題へと絞り込む。 (3時間)
【事後学習】先行研究の調査を行い、研究課題を再考する。 (3時間)
5 テーマの決定4 ―― 論文の「問い」を立てる
【事前学習】先行研究を読み進め、研究課題の「問い」を立てる。 (3時間)
【事後学習】研究課題の「問い」が調査可能か検討する。 (3時間)
6 文献調査1 ―― データベース検索(1)CiNii, J-STAGE
【事前学習】先行研究のデータベース検索を行う。 (3時間)
【事後学習】先行研究のデータベース検索を再度行う。 (3時間)
7 文献調査2 ―― データベース検索(2)その他のデータベース
【事前学習】キーワードを再指定し、先行研究のデータベース検索を行う。 (3時間)
【事後学習】先行研究のデータベース検索を再度行う。 (3時間)
8 文献調査3 ―― イモヅル式検索(1)手元にある文献から
【事前学習】先行研究のイモヅル式検索を行う。 (3時間)
【事後学習】先行研究のイモヅル式検索を再度行う。 (3時間)
9 文献調査4 ―― イモヅル式検索(2)新しい文献から
【事前学習】見つかった文献からさらにたどり、先行研究のイモヅル式検索を行う。 (3時間)
【事後学習】先行研究のイモヅル式検索を再度行う。 (3時間)
10 文献リストの作成1 ―― 先行研究を中心に
【事前学習】先行研究を中心として、30点以上からなる文献リストを作成する。 (3時間)
【事後学習】文献リストを修正、追記する。 (3時間)
11 文献リストの作成2 ―― 一次資料と二次資料
【事前学習】60点以上からなる文献リストを作成する。 (3時間)
【事後学習】文献リストを修正、追記する。 (3時間)
12 アブストラクトの作成1 ―― 目標を規定する
【事前学習】アブストラクトを作成する。 (3時間)
【事後学習】アブストラクトを修正する。 (3時間)
13 アブストラクトの作成2 ―― 問いを再考する
【事前学習】アブストラクトを作成する。 (3時間)
【事後学習】アブストラクトを修正する。 (3時間)
14 アウトラインの作成1 ―― 章構成
【事前学習】章だけのアウトラインを作成する。標準3章。 (3時間)
【事後学習】アウトラインを修正する。 (3時間)
15 アウトラインの作成2 ―― 節構成
【事前学習】節を含むアウトラインを作成する。標準3章3節。 (3時間)
【事後学習】アウトラインを修正する。 (3時間)
16 研究計画の再考1 ―― 論文概要の作成
【事前学習】アブストラクト、問い、アウトライン、文献一覧を含む論文概要を作成する。 (3時間)
【事後学習】論文概要を修正する。 (3時間)
17 研究計画の再考2 ―― 論文概要の修正
【事前学習】アブストラクト、問い、アウトライン、文献一覧を含む論文概要を修正する。 (3時間)
【事後学習】論文概要を修正する。 (3時間)
18 一次資料の調査計画 ―― 一次資料の決定
【事前学習】調査対象の一次資料を決定する。 (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料を見直す。 (3時間)
19 一次資料の調査1 ―― 1章の内容(1)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。   (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
20 一次資料の調査1 ―― 1章の内容(2)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。   (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
21 一次資料の調査2 ―― 1章の内容(2)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。 (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
22 一次資料の調査3 ―― 2章の内容(1)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。   (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
23 一次資料の調査4 ―― 2章の内容(2)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。   (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
24 一次資料の調査5 ―― 3章の内容(1)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。 (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
25 一次資料の調査6 ―― 3章の内容(2)
【事前学習】調査対象の一次資料を調査する。抜き書き、インタビュー文字起こしなどを作成する。   (3時間)
【事後学習】調査対象の一次資料をさらに調査する。 (3時間)
26 論文の執筆1 ―― はじめに、序章
【事前学習】はじめに、序章を執筆する。 (3時間)
【事後学習】はじめに、序章を修正する。 (3時間)
27 論文の執筆2 ―― 第1章
【事前学習】第1章を執筆する。 (3時間)
【事後学習】第1章を修正する。 (3時間)
28 論文の執筆3 ―― 第2章
【事前学習】第2章を執筆する。 (3時間)
【事後学習】第2章を修正する。 (3時間)
29 論文の執筆4 ―― 第3章、終章、文献一覧
【事前学習】第3章、終章、文献一覧を執筆する。 (3時間)
【事後学習】第3章、終章、文献一覧を修正する。 (3時間)
30 論文の完成、提出
【事前学習】論文を完成させ、修正し提出する。 (3時間)
【事後学習】論文の成果と今後の課題を確認する。 (3時間)
その他
教科書 小笠原喜康 『最新版 大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)』 講談社 2018年
戸田山和久 『新版 論文の教室 (NHKブックス)』 NHK出版 2012年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(30%)、卒業論文(70%)
オフィスアワー 木曜3限。

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