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カウンセリング実習

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平成29年度以前入学者 カウンセリング実習
教員名 狩野武道
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 半期 履修区分 選択
授業の形態 【前期開講クラス】集中授業(対面による実習授業)と課題研究(集中授業時に説明される課題、あるいはBlackboardを通じた学習資料と課題説明の配信)を組み合わせる予定。
【後期開講クラス】対面型授業とZoomで実施されるオンライン授業を組み合わせる予定。
※ただし、社会情勢や履修人数や学生のPC・ネット環境等々によって、授業形態が変更される可能性がある。詳細はBlackboard等を通じて共有する予定。
※一部,課題研究型授業(Blackboardを通じた学習資料配信)も実施する。

(後期)Blackboard ID : 20202747
授業概要 「相手の話を聴く」こと、「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことを,実習を通して学ぶ。授業者の公認心理師,臨床心理士としての実務経験を利用し,実習指導を行う。
授業のねらい・到達目標 この授業を通して,「相手の話を聴く」こと,「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことは,カウンセリングの根幹のみならず,人と人とがコミュニケートする際の根幹でもあることを体感的に理解し,受講前よりも「相手の話を聴く」こと,「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことができるようになることを目的とする。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 【前期開講クラス】
履修人数や学生のPC・ネット環境等々を勘案した上で各授業回の実施形態(集中授業、遠隔授業等の別)や内容を最終的に決定するため,現在の授業計画は参考とすること。
遠隔授業(課題研究,オンライン授業,オンデマンド授業等)を実施する際には,その詳細を授業やBlackboard等を使用して周知する。
【後期開講クラス】
実習形式の授業を中心とする予定。その他,ホームワーク,課題を課す場合や,DVD教材を使用する場合がある。
※授業計画はあくまで予定であり,受講者数により変更される可能性がある。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 本科目受講対象者は心理学科臨床科学コース在籍者。
受講希望者が20名を超える場合は、人数調整を行う。
実習の中で,自分について話したり,グループワークをしたり,発言を求められたりするため,そのことを了解した上で受講すること。
平成29年度入学者(令和2年度に4年生となる学年)のカリキュラムに対応した科目であり,平成30年度以降入学者は本科目を履修することができない。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明する)
≪遠隔授業≫
【事前学習】シラバスならびにカウンセリング関連本の目次を読み,授業の概要について理解を深め,本授業で学びたいことを整理する。 (1時間)
【事後学習】授業内で話された内容を整理し,理解を深める。 (1時間)
2 体験実習(1)グループ・オリエンテーション
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】アサーション,来談者中心療法関連本を読み,テーマの理解を深める。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
3 体験実習(2)自分のことを相手に語る実習①(相手に伝わるように話す)
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)話し方,伝え方(アサーティブな伝え方)について調べる。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
4 体験実習(3)自分のことを相手に語る実習②(傾聴)
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)傾聴について調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
5 体験実習(4)自分のことを相手に語る実習③(共感)
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)共感(ロジャーズの共感的理解)について調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
6 体験実習(5)自分のことを相手に語る実習④(聴いたことを相手に伝える)
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)聴いたことを相手に伝える(ロジャーズの共感的理解)ということについて調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
7 体験実習(6)グループワーク(聴くこと,伝えることの実践)
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】相互交流(アサーション理論)とはなにかについて調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
8 体験実習(7)カウンセリングにおける実際のやり取り
≪Zoomによるオンライン授業≫
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (0.5時間)
9 体験実習(8)ミニ・カウンセリング
≪学内での対面型授業≫
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読み,テーマの理解を深める。 (0.5時間)
【事後学習】逐語記録の作成を進める。 (3時間)
10 体験実習(9)逐語記録の作成と検討
≪課題研究型授業≫
【事前学習】逐語記録の作成を進める。 (3時間)
【事後学習】逐語記録を完成させる。 (3時間)
11 体験実習(10)逐語記録の発表と検討①(傾聴)
≪学内での対面型授業≫
【事前学習】カウンセリング発表の準備をする。 (3時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。 (0.5時間)
12 体験実習(11)逐語記録の発表と検討②(共感)
≪学内での対面型授業≫
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読み,テーマの理解を深める。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。 (0.5時間)
13 体験実習(12)逐語記録の発表と検討③(自己一致)
≪学内での対面型授業≫
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読み,テーマの理解を深める。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。 (0.5時間)
14 体験実習(13)逐語記録の発表と検討④(関係性)
≪学内での対面型授業≫
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読み,テーマの理解を深める。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。 (0.5時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
≪課題研究型授業≫
【事前学習】これまでの授業内容について復習をする。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 授業中に,必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は,発表,発言,ワークへの取り組み,課題の提出・内容等で評価する。
オフィスアワー 授業実施後教室にて。あるいはBlackboardにて。

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