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地理学演習

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令和元年度以前入学者 地理学演習
教員名 関根智子
単位数     学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンライン型授業(Webex、Zoomを使用した同時双方向型授業)と課題研究(Blackboard)を組み合わせる。
Blackboardを通じて学習資料や課題等を配信する。

Blackboard ID:金曜3限 20202797
授業概要 地理学に関する学術論文を購読し、論文の読み方や要点のまとめ方を講義し、レビューワークを行う。
授業のねらい・到達目標 地理学に関する学術論文の要点の取りまとめ方とレビューワークについて実践的に学ぶ。文献として取り上げる系統地理学分野や、地理学全般に関わる学術用語および学術研究内容を正しく理解すると共に、それらの説明ができるようになることを目指す。学生は、地理学における論文の構成や研究手法を正しく理解し、適切に説明できると共に、内容に対して自身の意見を述べられるようになる。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2)
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。
授業の方法 学術論文の講読を行い、学術用語の使い方、論文構成、研究手法などを確認しながら、要点の取りまとめ方を講義する。これを踏まえ、受講生は、各自が読んだ学術論文について、授業内で報告し、教員と受講者全員による討論、レポートを作成する。
そのために、授業では次のことを準備しておくこと。
1)受講者が発表する際(第3〜14回)には、事前にレジュメとプレゼンテーションのためのスライド(パワーポイント)を準備する。このため、配布した学術論文に関して、専門用語や地名などを確認し、熟読することが求められる。必要に応じて、発表前に教員に相談すると良い。
2)発表者以外の受講者は、事前に該当論文を読み、疑問点などを解決できるように当日の質問事項を整理しておくこと。
3)それぞれの論文に関して、ノートにまとめておくこと。レポートの代わりとする場合がある。
4)第1~2回は、地理学に関する学術論文の要点の取りまとめ方とレビューワークについて教員が解説するとともに、教員と受講者全員による討論を行う。
5)第15回は、第3~14回の該当論文の理解度を、教員と受講者全員の間で確認する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明するとともに、発表する論文を決める。(講義形式)
(A-1-2)
【事前学習】シラバスを事前に確認するとともに受講の計画を立案すること。 (1時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、授業で使用する論文すべてをダウンロードしておくこと。発表する論文については、論文を読んでレジュメやスライドを作成して発表準備をしておくこと。 (3時間)
2 学術論文の構成と読解 自然・人文地理学分野を例として(講義・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】自然・人文地理学分野の指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
3 文献に関する発表(1) 人文地理学領域における研究 -地理情報科学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】人文地理学分野の地理情報科学を題材として指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
4 文献に関する発表(2) 自然地理学領域における研究 -地理情報科学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】自然地理学分野の地理情報科学を題材として指定された論文をダウンロードして、論文を読み、専門用語や地名の確認、質問事項をまとめておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
5 文献に関する発表(3) 人文地理学領域における研究 -歴史地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】歴史地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
6 文献に関する発表(4) 人文地理学領域における研究 -都市地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】都市地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
7 文献に関する発表(5) 人文地理学領域における研究 -商業地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】商業地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
8 文献に関する発表(6) 人文地理学領域における研究 -農業地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】農業地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
9 文献に関する発表(7) 人文地理学領域における研究 -観光地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】観光地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
10 文献に関する発表(8) 自然地理学領域における研究 -気候学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】気候学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
11 文献に関する発表(9) 自然地理学領域における研究 -水文学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】水文学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】発表と講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
12 文献に関する発表(10) 自然地理学領域における研究 -植生地理学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】植生地理学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】発表と講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
13 文献に関する発表(11) 自然地理学領域における研究 -地形学を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】地形学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】発表と講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
14 文献に関する発表(12) 自然地理学領域における研究 -自然災害を題材として- (発表・討論形式)
(A-1-2)
【事前学習】自然災害科学に関する論文を読み、疑問点を解決できるように質問事項を整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】発表と教員の講義を振り返り、論文の構成や専門用語、内容をノートにまとめておくこと。 (1時間)
15 試験と解説
(A-1-3)
【事前学習】第3回から第14回までの内容を復習すること。 (3時間)
【事後学習】復習と試験の内容を受けて考察をノートに整理すること。 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%)、授業内発表(30%)
授業内発表に関しては、作成したレジュメ、パワーポイントによるプレゼンテーション内容、質問に対する応答などにより評価を行う。授業参画度は発表者に対する意見や質問など討論への参加により評価を行う。レポートは、事後学習で論文の専門用語や論文をまとめたもの、また、発表内容についての意見や質問などであり、その内容により評価を行う。
オフィスアワー 質問等は授業終了後、またはBlackBoadやメールを通じて受け付ける。
詳細は、第1回の授業で説明する。

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