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人文地理学特別講義1

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令和元年度以前入学者 人文地理学特別講義1
教員名 池口明子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド授業と課題研究
授業概要 人文地理学のうち,自然環境への技術的適応を中心に,地域の自然と社会の関係を考える文化生態論をとりあげ,その基礎的概念や地域理解の方法について講義する.
授業のねらい・到達目標 東南アジア・オセアニアの自然環境区分や人類移動史,言語分布の概略を把握したうえで,アジア・オセアニアの河川氾濫原,泥炭湿地,干潟など,湿地への人々の文化適応や開発の諸課題について,農業・漁業を事例に論じることができる.
授業の方法 配布資料やスライドにより具体的な教材を示し,オンデマンド授業および課題研究により授業を進める.授業中はBlackboardの掲示板を通して質疑応答をおこなう.
授業計画
1 本講義の視座と範囲
【事前学習】シラバスを確認し,取り扱う地域範囲について理解する (1時間)
【事後学習】自然環境への文化適応についてこれまで学んだことを整理しておく (1時間)
2 東南アジア・オセアニアの自然環境
【事前学習】東南アジア・オセアニアの位置と地形の概要を理解しておく (1時間)
【事後学習】自然環境区分の方法を整理しておく (2時間)
3 東南アジア・オセアニアの人類進化と言語
【事前学習】第四紀の環境変動についてその概要を理解しておく (1時間)
【事後学習】環境変動の人類移動,および大まかな言語分布を整理する (2時間)
4 ジャワの人口と環境
【事前学習】東南アジアの人口密度分布を地図で確認しておく (1時間)
【事後学習】「農業インボリューション仮説」のポイントを整理しておく (2時間)
5 ホンデルタの自然と村落
【事前学習】ホンデルタおよび紅河の地形を地図で確認しておく (1時間)
【事後学習】ホンデルタの地形の特徴と村落社会の関係を整理しておく (2時間)
6 ホンデルタの都市と露天商
【事前学習】ベトナムの政治史について予習しておく (1時間)
【事後学習】ハノイの都市形成と市場の立地について整理しておく (2時間)
7 メコンデルタの自然と開発
【事前学習】メコンデルタとメコン川を地図で確認し,ホンデルタの地形との差異を考えておく (1時間)
【事後学習】ホンデルタの自然と開発の特徴について整理しておく (2時間)
8 メコンデルタの養殖と国際市場
【事前学習】GAPやASCなどのエコラベルについてインターネットで調べておく (1時間)
【事後学習】国際認証制度が生産地域に与える影響について整理しておく (2時間)
9 コラート平原の自然と天水田
【事前学習】コラート平原を地図で確認し,デルタの地形との差異を考えておく (1時間)
【事後学習】コラート平原の自然環境特性と稲作技術について整理しておく (2時間)
10 コラート平原の都市化と労働
【事前学習】ラオスの政治史について予習しておく (1時間)
【事後学習】コラート平原における労働市場について整理しておく (2時間)
11 大陸東南アジア山地の自然と焼畑
【事前学習】自分が持っている焼畑のイメージを整理しておく (1時間)
【事後学習】東南アジア山地の自然環境特性と焼畑について整理しておく (2時間)
12 ニューギニア泥炭湿地の自然と生業
【事前学習】ニューギニア島の気候と地形について確認しておく (1時間)
【事後学習】泥炭湿地の自然環境特性と生業技術について整理しておく (2時間)
13 沖縄島の干潟と開発
【事前学習】沖縄島の沿岸環境問題についてインターネットなどで予習しておく (1時間)
【事後学習】沖縄島の自然環境特性と開発の課題について整理しておく (2時間)
14 復習
【事前学習】第1回・2回で学習した地域区分と13回までの事例とを対応させて整理する (1時間)
【事後学習】環境適応の研究方法と資料について整理する. (2時間)
15 理解度の確認(授業内試験)と講義内容の総括
【事前学習】これまでの授業内容を整理・理解しておく (4時間)
【事後学習】理解度確認作業の中で理解できていなかったことを整理し,理解を深める (3時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 池口明子・佐藤廉也 『身体と生存の文化生態』 海青社 2014年
成績評価の方法及び基準 レポート:講義ごとにレポートを課す(100%)
オフィスアワー 授業時間内に質疑応答をする.オフィスアワーは設けない.

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