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自主創造の基礎1

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令和2年度入学者 自主創造の基礎1
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎1
教員名 末永敦
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目、生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料などの配信)と課題研究(Blackboardを通じた学習資料の相互配信)を組み合わせて行う。
授業概要 初年次学生が、大学で学ぶとは、そして日本大学文理学部生命科学科で学ぶとはどういうことなのか、その意識を確立することがねらいである。主体性を持って、自ら課題を決め、自ら情報収集を行い、そして発表を行うことで、課題探求能力・問題解決能力を養う。さらに発表を通じて発表者と聴衆が議論を行うことで、生命科学のみならず人間社会において必要なコミュニケーション能力を養う。自主創造の基礎1では、まず”自主創造型パーソン”としての資質を身につけるため「日本大学の歴史」を学ぶ。そして上記目標の第一歩として、生命科学を中心に学生自身が興味を持てる題材を見出し、学び、プレゼンテーションすることで、生命科学における4年間の学びを意識する。
授業のねらい・到達目標 本科目では以下のことをできるようになることを目標とする。
・主体的に学ぶ(学修する)意識を持った大学生であることを自覚することができる。
・自ら課題を見出して情報を収集し、それをまとめてプレゼンテーションすることができる。
・これまでに学んだ生物学的知識を基に、現在の生命科学分野におけるものの考え方や、その表現・記述方法、議論の進め方等を身に着けることができる(A1-1)。
・生命科学の魅力を他者に伝えることができる(A3-1)。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、日本大学の歴史の概要や科学技術の役割を説明することができる(A1-1)。
・物事を論理的に説明することができる(A3-1)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出すことができる(A4-1)。
・与えられた問題に取り組む気持ちを持つことができる(A5-1)。
・グループワークや他者との議論を通じて、周りの人々と相互に意思を伝達することができる(A6-1)。
・学習活動において積極的にリーダーシップを発揮することができる(A7-1)。
・継続的に自分の学修経験を振り返ることができる(A8-1)。

この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1、3、4、5、6、7、8及びカリキュラムポリシーCP1、3、4、5、6、7、8に対応している。
授業の方法 5月11日から8月1日までの授業実施日(12回)に、Blackboardを通して各学生が課題研究としてそれぞれ作成したオンデマンド教材を配信する。
受講生はその教材を視聴し、学修すること。
また、課題を解き、期日までに所定の方法で提出すること。
1回目はスタートアップとして、本科目の目的・内容を説明する(オンデマンド授業)。
2回目は日本大学の歴史についてビデオ教材を用いて学修する(オンデマンド授業)。
3~4回目は、自己紹介を兼ねて、プレゼンテーションの方法を学ぶ(オンライン授業)。
5回目以降は、学生各自が生命科学に関する課題について調査し、その調査結果を資料としてまとめ、課題として提出する(課題研究)。
提出された資料は順次Blackboardを通じて配信し、学生は各自他者の資料を視聴し、掲示板などを使って意見交換を行い、プレゼンテーションの実践を学ぶ。
受講生は、自らの理解あるいは不明な点についての質疑応答を通して、各回で話題となった生命現象に対して理解を深めると同時に、プレゼンテーションの方法について学修する。
事後学習として受講者は復習に十分な時間をかけ、まとめられた自己および他者の資料内容についてレポート作成をすることで、学修成果を振り返る(課題研究)。

本授業の事前・事後学習が各々2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 イントロダクション:授業のテーマや到達目標および授業の方法についての説明(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスや学部要覧の内容をよく理解しておく。 (2時間)
【事後学習】自身が本学科に入学した意味を整理し、講義参加者とのコミュニケーションを図ること。これにより「コミュニケーション力(A6-1)」を養う。 (2時間)
2 日本大学の歴史:日本大学の歴史を知ることで「自主創造」とは何かを理解する(オンデマンド授業)。
これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A1-1)」を養う。
【事前学習】日本大学の歴史を『自主創造のためのLearning Guid』などの既存の試料で調べておく。 (2時間)
【事後学習】新たに知った内容について整理し、他の受講者メンバーと意見交換を行うこと。これにより「コミュニケーション力(A6-1)」を養う。 (2時間)
3 コミュニケーション:コミュニケーションの第一歩としての効果的な自己PRを学ぶ
(オンライン授業)。
これにより「コミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】自己PRとしての、発表原稿を作ってくること。 (2時間)
【事後学習】講義で注意されたことに基づいて、発表資料を修正しておくこと。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
4 コミュニケーション(コミュニケーションの第一歩としての効果的な自己PRを学ぶ)
これにより「コミュニケーション力(A6-1)」を養う。(オンライン授業)
【事前学習】自己PRとしての、発表原稿を作ってくること。 (2時間)
【事後学習】講義で注意されたことに基づいて、発表資料を修正しておくこと。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
5 プレゼンテーションの方法:生命現象を題材にして、担当教員から効果的な発表の仕方の基本を学ぶ(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)」を養う。
【事前学習】生命現象を題材にした発表課題を考えてくること。これにより「挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】効果的な発表とはどの様なものかを振り返り、発表原稿作成に取り組んでおくこと。 (2時間)
6 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
7 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
8 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
9 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。(オンデマンド授業)
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
10 学生によるグループワーク:これまでのプレゼンの内容について議論し各グループで取りまとめる(課題研究)。
これにより「リーダーシップ・協働力(A7-1)」を養う。
【事前学習】これまでのプレゼンの内容についての考えをまとめてくること。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】グループにおける議論から自身の考えとの相違について取りまとめること。 (2時間)
11 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。(オンデマンド授業)
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
12 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
13 探求課題のプレゼンテーションとディスカッションの実践:様々な階層の生命現象に関する発表を聞き、その内容について他の受講者メンバーと意見交換を行う(オンデマンド授業)。
これにより「論理的・批判的思考力(A3-1)およびコミュニケーション力(A6-1)」を養う。
【事前学習】発表担当者は生命科学から探求課題を見出し、調査して、発表用資料を作成する。これにより「問題発見・解決力(A4-1)および挑戦力(A5-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】発表担当者は、自身の発表に対する反省点などを整理しておく。聴衆は行われたプレゼンテーションの良い点、悪い点をまとめ、自身の発表スタイルと比較し、将来のプレゼンテーションに反映させる。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
14 学生によるグループワーク:これまでのプレゼンの内容について議論し各グループで取りまとめる(課題研究)。
これにより「リーダーシップ・協働力(A7-1)」を養う。
【事前学習】これまでのプレゼンの内容についての考えをまとめてくること。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
【事後学習】自身の意見とは異なる意見など、新しい発見を整理する。 (2時間)
15 総括:全体を振り返り、発表内容やその手法などについてとりまとめる(課題研究)。
これにより「省察力(A8-1)」を養う。
【事前学習】全体の発表を振り返り、新しい発見や気付いた点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】生命科学における4年間の学びを考えること。これにより「省察力(A8-1)」を養う。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 『自主創造のためのLearning Guide』 日本大学FD推進センター
成績評価の方法及び基準 授業参画度(60%)、レポート(40%)
レポート:Blackboardに上げられた各探究課題のプレゼン資料の内容を評価する。40%
授業参画度:Blackboardに上げられたプレゼン資料に対する質問や意見の仕方、内容などから評価する。60%
オフィスアワー 本館5階(502)。随時(事前にアポイントをとること。アポイントの取り方については初回授業時に説明する)。

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