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化学特別実験2

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令和元年度以前入学者 化学特別実験2
教員名 周彪
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 集中授業+課題研究(Blackboard)

Blackboard ID: 20203733
授業概要 新しい電子機能を有する分子性物質の合成を行い、その構造を決定しその電子状態を検討する。新規物質の物性測定を行いその物性の解明を目指す。
授業のねらい・到達目標 専門研究領域についての基礎的な知識や態度を習得できる。安全に配慮して実験・研究などを行うことができる。物性測定で得られたデータの解析を理解することができる。研究についての基本的なスキルやマナーなどを身につける。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

また、新カリキュラムにおいて、この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1~8及びカリキュラムポリシーCP1~8に対応しています。
A-1-4)学修から得られた高度な知識と教養,化学的な倫理観に基づいて,自ら研究課題に取り組み,倫理的かつ安全に行動できる。
A-2-4)化学に関係する最新の研究成果や情報に積極的に触れ,国際社会における化学の発展を理解することができる。
A-3-4)高度な化学知識と化学的な根拠に基づいて,自然科学に関連する諸現象を論理的・批判的に考察し,他者に説明することができる。
A-4-4)さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的な化学知識に基づいてそれに対する解決策を考え,独自に行動して解決することができる。
A-5-4)与えられた未知の実験テーマに取り組む気持ちをもち,情報収集・整理分析して用いることができる。
A-6-4)異なる専門分野に属する人々に対して,自分の専門知識を正しくわかりやすく説明することができる。
A-7-4)様々な研究活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮し,他者と協働して作業をすることができる。
A-8-4)自分の実験経験を振り返り,その成果を客観的にまとめ,他社の評価や批判を受け,今後に活かすことができる。
授業の方法 指導は、実験テーマの立案、実験成果の報告、検討、討論から成る。
授業計画
1 安全に実験するためのガイダンス、実験ノートのつけ方、データ整理について
【事前学習】シラバスを良く読み,授業全体の流れを理解しておく。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
2 実験テーマの説明(研究背景や実験目的に関する説明など)
【事前学習】実験テーマについて考えておくこと。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
3 実験テーマの背景の調査
【事前学習】実験テーマについて調べること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
4 実験進行計画の作成(分子性誘電体のデザインとそれに関する議論など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
5 実験テーマの実験計画の策定と準備
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
6 デザインした分子性誘電体の合成1(配位子の合成など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
7 デザインした分子性誘電体の合成2(溶液反応など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
8 デザインした分子性誘電体の合成3(水熱反応など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
9 分子性誘電体のX線結晶構造解析
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
10 分子性誘電体の物性評価(磁化率測定など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
11 分子性誘電体の物性評価(電気伝導率測定など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
12 分子性誘電体の物性評価(誘電率測定など)
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
13 分子性誘電体についての理論計算
【事前学習】実験実行に向けて、準備すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
14 各種実験データの整理・解析および議論
【事前学習】今までの実験結果を整理すること。
【事後学習】実験ノートを整理すること。
15 卒業発表会のまとめ
【事前学習】今までの実験結果を議論すること。
【事後学習】発表後の反省を行うこと。
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 実験に関する態度、熱意、成果などから総合的に判断する。(100%)
オフィスアワー 随時
備考 研究とは実験だけではなく、実験結果をよく見て、よく考えて、自分自身で解析や理解することは大事である。

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