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近現代文学基礎研究3

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令和2年度入学者 近現代文学基礎研究3
令和元年度以前入学者 近現代文学基礎研究3
教員名 紅野謙介
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンライン授業(Zoomを用いる、12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。
授業概要 教室を想定しながらテクスト分析の方法を学ぶ
授業のねらい・到達目標 ・高校の「国語」の教材を対象に、これを使った授業を想定して、教材研究を行う。
・教材研究=テクスト分析であることをふまえて「学習の目標」「指導スケジュール」「本文の注釈と読解」「解説」を書けるようにする。
・教室空間における教員と受講生の関係を想像し、質疑等をシミュレーションできるようにする。
・教職実務においては欠かせない学習になるはず。
授業の方法 オンライン授業を中心に参加者それぞれに課題となるテクストを与え、指導書の原稿を作成。これをもとに討議を重ね、最終的な完成を目指す。
履修者の顔ぶれとそれぞれの研究テーマに応じて、臨機応変に対応します。論文や学会発表の予定がある場合は、そちらを軸にした討議にする可能性もある。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス、授業の進め方の説明(オンライン授業)。
【事前学習】シラバスに目を通し、学生読書室などにある現役の教科書等を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】担当テクストの選定。 (2時間)
2 担当テクストの確定(課題研究)。
【事前学習】配布した候補資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】確定したテクストをどのように料理できるかの検討。 (2時間)
3 学習指導要領のチェックと確認(課題研究)。
【事前学習】配布したサンプル資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】自分の発表の計画と構想立案。 (2時間)
4 本文の注釈と読解の1回目。川上弘美「境目」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
5 本文の注釈と読解の2回目。小野正嗣「文学の未来」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
6 本文の注釈と読解の3回目。今福龍太「バイリンガリズムの政治学」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
7 本文の注釈と読解の4回目。岩井克人「ホンモノのおカネの作り方」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
8 本文の注釈と読解の5回目。多和田葉子「捨てない女」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
9 学習の目標、教室空間を想像する(1回目)。小林康夫「世界をつくり替えるために」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
10 学習の目標、教室空間を想像する(2回目)。宇野常寛「おじいさんのランプ」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
11 学習の目標、教室空間を想像する(3回目)。丸山圭三郎「言語と記号」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
12 学習の目標、教室空間を想像する(4回目)。見田宗介「気流の鳴る音」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
13 学習の目標、教室空間を想像する(5回目)。小川洋子「トランジット」(オンライン授業)。
【事前学習】配布資料の熟読。 (2時間)
【事後学習】問題点の反省と確認。 (2時間)
14 教室空間と教師の語り、ダイアローグをめぐる討議(オンライン授業)。
【事前学習】前回の授業の振り返り。 (2時間)
【事後学習】応用可能性についての検討。 (2時間)
15 まとめと総括、展望(課題研究)。
【事前学習】前期授業の振り返り。 (2時間)
【事後学習】論文作成の準備。 (2時間)
その他
教科書 適宜、資料を配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(80%)
この授業は毎回の講義後の質疑、ディスカッション等がきわめて大きな意味をもち、それをもとに授業参画度を評価します。
オフィスアワー 火曜日の昼休みと水曜日の3限。個人研究室にて。

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