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中国文学講義2

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令和2年度入学者 中国文学講義2
令和元年度以前入学者 中国文学講義2
教員名 山口守
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 中国学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 主として同時双方向型授業(URLはBbで事前に告知されるので、「連絡事項」を確認すること)
Blackboard ID: 20204210
授業概要 華語語系文学Sinophone Literature理論を学びながら。中国語圏の文学を中心に、文化・歴史・思想状況を考察する。
授業のねらい・到達目標 中国語・華語・漢語において、言語やアイデンティティの越境概念が権力言説との関わりの中でどのように転移、変容していくか、理論と具体的作品を軸に理解を深めることを目的とする。
授業の方法 前期の王徳威の華語語系文学理論に加え、引き続き荘華興の理論を学ぶ。また両者の相違・相同を理解しながら、台湾、チベット、マレーシアの漢語文学についても学習を進める。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 学術文献(日本語・中国語・英語)の読解能力があること。
授業計画
1 文献講読・討論:史書美『反離散』付録2前半
[事前学習]『反離散』付録2前半を日本語訳する。
[事後学習]China Centricの立場がなぜ批判されるのか考える。
2 文献講読・討論:史書美『反離散』付録2後半
[事前学習]『反離散』付録2後半を日本語訳する。
[事後学習]華語語系文学がChina Centricを超えうるか、見解をまとめる。
3 文献講読・討論:史書美『反離散』付録3前半
[事前学習]『反離散』付録3前半を日本語訳する。
[事後学習]華人世代論をまとめる。
4 文献講読・討論:史書美『反離散』付録3後半
[事前学習]『反離散』付録3後半を日本語訳する。
[事後学習]アメリカにおけるアジア研究を概括する。
5 文献講読・討論:史書美『反離散』付録4前半
[事前学習]『反離散』付録4前半を日本語訳する。
[事後学習]華語語系文学の背景をまとめる。
6 文献講読・討論:史書美『反離散』付録4後半
[事前学習]『反離散』付録4後半を日本語訳する。
[事後学習]クレオール概念と華語語系文学の関係についてまとめる。
7 文献講読・討論:王徳威「華語語系文学:辺界想像與越界建構」1頁
[事前学習]「華語語系文学:辺界想像與越界建構」1頁を日本語訳する。
[事後学習]日本語訳を確認し、討論点を列記する。
8 文献講読・討論:王徳威「華語語系文学:辺界想像與越界建構」2頁
[事前学習]「華語語系文学:辺界想像與越界建構」2頁を日本語訳する。
[事後学習]日本語訳を確認し、討論点を列記する。
9 文献講読・討論:王徳威「華語語系文学:辺界想像與越界建構」3頁
[事前学習]「華語語系文学:辺界想像與越界建構」3頁を日本語訳する。
[事後学習]日本語訳を確認し、討論点を列記する。
10 文献講読・討論:王徳威「華語語系文学:辺界想像與越界建構」4頁
[事前学習]「華語語系文学:辺界想像與越界建構」4頁を日本語訳する。
[事後学習]日本語訳を確認し、史書美との相違点をまとめる。
11 文献講読・討論:王徳威「華語語系文学:辺界想像與越界建構」5頁
[事前学習]「華語語系文学:辺界想像與越界建構」5頁を日本語訳する。
[事後学習]日本語訳を確認し、史書美との相違点をまとめ、華語語系文学に対する自分の見解をまとめる。
12 修士論文構想発表1:構想と執筆経過
[事前学習]発表レジュメを作成し、配布の準備をする。
[事後学習]レジュメを修正しながら、修士論文構想や執筆の問題点を再確認する。
13 修士論文構想発表2:論理構造と文献引用
[事前学習]発表レジュメを作成し、配布の準備をする。
[事後学習]レジュメを修正しながら、修士論文構想や執筆の問題点を再確認する。
14 修士論文構想発表3:論理化の方法
[事前学習]発表レジュメを作成し、配布の準備をする。
[事後学習]レジュメを修正しながら、修士論文構想や執筆の問題点を再確認する。
15 口頭試問準備:プレゼンテーションと応答方法
[事前学習]提出した修士論文の概要をレジュメにして、配布の準備をする。
[事後学習]討論を基にして、口頭試問の準備を行う。
その他
教科書 ブラックボード(Bb)からダウンロードする。
参考書 講義中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題提出を含む(100%)
オフィスアワー 随時。Bbを通じて連絡すること。

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