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令和2年度入学者 | スポーツ社会学特論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | スポーツ社会学特論 | ||||
教員名 | 水上博司 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(blackboardを通じた学習資料配信) |
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授業概要 | 本講義では、「1964東京オリンピックは何を生んだのか」(青弓社)と「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)を用いて、来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピックの意義を受講生とともに考える。なお課題研究(blackboardを通じた学習資料配信)方式による遠隔授業を通して本授業のねらい・到達目標となる課題の習得に必要な知識の獲得を目指す。授業計画の各回の習得課題を的確にレポートする。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、1964年に開催された東京オリンピックの社会的・経済的・政治的意義を再検証し、オリンピックというメガスポーツイベントが都市に及ぼす現代的意義を再確認することと、オリンピックの開催によってもたらされるレガシーとは何かを論じることができることである。 |
授業の方法 | 受講生は「1964東京オリンピックは何を生んだのか」(青弓社)と「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の各章を各々分担して精読し、レジュメを作成して内容を報告する。また報告された内容からどのような研究課題が設定できるのか、想定される研究課題とその研究手法を構想する。本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。課題文献の「1964年東京オリンピックは何を生んだのか」(青弓社)について解説。レジュメ作成および報告者の割り振り。「なぜいま1964東京オリンピックを問うのか」(pp.11-21)についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】「なぜいま1964東京オリンピックを問うのか」(pp.11-21)を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
2 |
「1964年東京オリンピックは何を生んだのか」(青弓社)の「成功神話の内実と記録映画がもたらす集合的記憶」(pp.24-44)についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】「成功神話の内実と記録映画がもたらす集合的記憶」(pp.24-44)を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
3 |
「1964年東京オリンピックは何を生んだのか」(青弓社)の「情報化社会のなかの東京オリンピック」(pp.45-64)についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】「情報化社会のなかの東京オリンピック」(pp.45-64)を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
4 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第1章「オリンピック・レガシーの隘路と可能性」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第1章「オリンピック・レガシーの隘路と可能性」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
5 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第2章「メディアイベントとしてのオリンピック・パラリンピックの歩みとこれから」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第2章「メディアイベントとしてのオリンピック・パラリンピックの歩みとこれから」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
6 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
7 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
8 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
9 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体:女性特有の課題」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体:女性特有の課題」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
10 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
11 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第8章「オリンピックとボランティア政策」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第8章「オリンピックとボランティア政策」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
12 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
13 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第10章「東京2020オリパラ大会で東京はどう変わるか:東京五輪の開催と都市TOKYOの変容」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第10章「東京2020オリパラ大会で東京はどう変わるか:東京五輪の開催と都市TOKYOの変容」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
14 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第11章「学校体育のこれからと地域」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第11章「学校体育のこれからと地域」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
15 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第12章「被災地からみた復興五輪:地方紙かの記事分析から」についてミニ講義をする。報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第12章「被災地からみた復興五輪:地方紙かの記事分析から」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 石坂友司,松林秀樹編 『1964東京オリンピックは何を生んだのか』 青弓社 2018年 第1版 日本スポーツ社会学会編 『2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する:日本のスポーツ文化は変わるのか』 創文企画 2020年 第1版 桜門書房において上記2冊の書籍(教科書)を購入しておくこと。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:課題レポート(70%)、教員との双方向のやり取りの内容から課題探求への姿勢を評価する(30%) 課題レポートは必ず提出してください。すべての課題が提出できていることが成績評価のための条件となります。なお教員との双方向のやり取りの内容から課題探求への姿勢の評価は、すべてblackboard上で行いますので、毎日一度はblackboardをチェックするようにしてください。 |
オフィスアワー | blackboard上のコメント欄に質問してください。 |