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臨床心理学特論1

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令和2年度入学者 臨床心理学特論1
令和元年度以前入学者 臨床心理学特論1
教員名 津川律子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 実習
授業概要 【臨床心理士必修科目】
臨床心理士の受験資格を得るために必修の科目である。
現役の臨床心理士として30年以上の臨床実践の経験を有する教員(公認心理師資格及び精神保健福祉士資格も有する)が、その経験を活かして心理臨床実践の基礎を伝える。
授業のねらい・到達目標 臨床心理学とは何か、心理カウンセリングとは何か、心理療法とは何か、といった重要な事柄に関して、具体的なイメージを形作れるようになる。
コミュニティ・ベースドの心理支援が行えるよう、視野を広くもつことができるようになる。
自分自身を相対化してみられるようになる。
授業の方法 受講者一人ひとりによる発表を基本とする。初回にやり方の詳細を伝える。
授業計画は、受講者の習得度に応じて毎回変化する。以下の授業計画はあくまで参考例である。
『心理臨床学研究』に掲載されている事例研究に関して積極的に読み込むこと。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 臨床心理学コースの大学院生に限る。
授業計画
1 教員によるオリエンテーション
この授業の主旨について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認する。参考図書を読む。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、必要機材等に慣れておく。 (2時間)
2 臨床事例の検討(1)クリニックから紹介されて来所した抑うつ状態の事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
3 臨床事例の検討(2)スクールカウンセラーから紹介されて来所した不登校の事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
4 臨床事例の検討(3)発達障害者支援センターから紹介されて来所した多動傾向をもつ事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
5 臨床事例の検討(4)高齢者のカップル事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
6 臨床事例の検討(5)社会的養護の対象となっている児童の事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
7 臨床事例の検討(6)ストレスチェック後の紹介事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
8 臨床事例の検討(7)福祉事務所より紹介の経済苦をもつ事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
9 臨床事例の検討(8)少年鑑別所退所後の事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
10 臨床事例の検討(9)警視庁より紹介の被害者事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
11 臨床事例の検討(10)教育相談所より紹介の思春期事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
12 臨床事例の検討(11)身体的な麻痺をもつ事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
13 臨床事例の検討(12)歯科より紹介の小児事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
14 臨床事例の検討(13)希死念慮の強い成人男性の事例
【事前学習】必要な機材の操作に慣れる。配付資料等を準備する。 (2時間)
【事後学習】次回の授業に備え、不十分な知識を調べておく。 (2時間)
15 まとめ
これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める。
【事前学習】これまでに学修した内容で疑問に思ったことを3個以上ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑応答の内容をふりかえって自分の理解を整理しておく。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 津川律子・橘玲子 『臨床心理士をめざす大学院生のための精神科実習ガイド』 誠信書房 2009年
津川律子・篠竹利和 『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』 誠信書房 2010年
津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士1、2』 誠信書房 2007年
津川律子 『精神科臨床における心理アセスメント入門』 金剛出版 2009年
津川律子・元永拓郎 『心の専門家が出会う法律[新版]』 誠信書房 2016年
津川律子・遠藤裕乃 『臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』 金剛出版 2011年 第2版
津川律子 『投映法研究の基礎講座』 遠見書房 2012年
髙橋依子・津川律子 『臨床心理検査バッテリーの実際』 遠見書房 2015年
津川律子・元永拓郎 『心理臨床における法と倫理』 放送大学教育振興会 2017年
鶴光代・津川律子 『シナリオで学ぶ心理専門職の連携・協働-領域別にみる多職種との業務の実際』 誠信書房 2018年
津川律子 『面接技術としての心理アセスメント-臨床実践の根幹として-』 金子書房 2018年
津川律子・江口昌克 『保健医療分野 (公認心理師 分野別テキスト)』 創元社 2019年
 
成績評価の方法及び基準 授業参画度を中心に総合的に判断する。(100%)
オフィスアワー 対応場所(津川研究室)。随時可能。但し、事前に予約を取ること。

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