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令和2年度入学者 | 教育行政学研究2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育行政学研究2 | ||||
教員名 | 末冨芳 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 日本における若者の政治参加と教育行政 |
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授業のねらい・到達目標 | 日本において若者の政治活動は1970年代を境界に急速に縮小し、近年では著しい投票率の低下など若者の政治離れを招いている。 この状況を生み出したのは、学校内外における若者の政治活動や意見表明を封じてきた日本の教育行政である。 本演習では、教育行政が学校内外における若者の政治的活動を厳しく制限してきた歴史的経緯とともに、2016年からの18歳選挙権付与の改革動向、実際の投票率の分析などを行いつつ、若者が政治参画できていない日本社会の要因を分析し、改善策を検討していくことを目的とする。 |
授業の方法 | 演習形式で行う。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション:18歳選挙権を契機に活性化した若者と政治の関係論 |
2 | 文献改題(1)「18歳選挙権」で社会はどう変わるか、学校内外での政治活動が禁止された歴史的経緯 |
3 | 文献改題(2)「18歳選挙権」で社会はどう変わるか、18歳選挙権への改革はなぜ行われたか |
4 | 文献改題(3)「18歳選挙権」で社会はどう変わるか、現行の若者の政治活動のルールはどうなっているか |
5 | 分析(1)若者世代の投票率の経過―国政選挙― |
6 | 分析(2)若者世代の投票率の経過―地方選挙― |
7 | 何が日本の教育および教育行政に不足しているのか?:フィンランドの学校教育の事例の検討(1) |
8 | 何が日本の教育および教育行政に不足しているのか?:フィンランドの学校教育の事例の検討(2) |
9 | 何が日本の教育および教育行政に不足しているのか?:スウェーデンの学校教育の事例の検討(1) |
10 | 何が日本の教育および教育行政に不足しているのか?:スウェーデンの学校教育の事例の検討(2) |
11 | 若者の投票率や政治参画はどうすれば改善できるのか?大学生へのグループフォーカスインタビュー(1)調査を設計する |
12 | 若者の投票率や政治参画はどうすれば改善できるのか?大学生へのグループフォーカスインタビュー(2)研究倫理の遵守、協力者探しと調査協力依頼 |
13 | 若者の投票率や政治参画はどうすれば改善できるのか?大学生へのグループフォーカスインタビュー(3)調査実施 |
14 | 若者の投票率や政治参画はどうすれば改善できるのか?大学生へのグループフォーカスインタビュー(4)調査分析 |
15 | 文献改題および調査から、日本における若者の政治参画や投票率の改善策を考える |
その他 | |
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教科書 | 林大介 『「18歳選挙権」で社会はどう変わるか』 集英社新書 2016年 必読文献については適宜指示します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(40%)、授業参画度:授業内レポートや文献改題・調査への貢献度(60%) |
オフィスアワー | 水曜昼休み それ以外の時間はsuetomi.nihondaigaku@gmail.comに連絡してアポをとってください。 |