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令和2年度入学者 | 教育学特殊研究5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育学特殊研究5 | ||||
教員名 | 広田照幸 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(6回)と課題研究(9回)を組み合わせる。 |
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授業概要 | 教育学研究のスタートから論文の完成までのプロセスについて、必要とされるさまざまなルールやマナー、テクニックを確認しながら、方法論的な視点からの教育学的な研究のあり方について考える。 |
授業のねらい・到達目標 | 学術文献を読みこなし、研究方法論を理解できるようになるとともに、それらに関する文献講読とWEBやメールによる双方向のやりとりを通して、現代における教育学の研究方法を実践的に活用できるようになる。 |
授業の方法 | メールと「e-Learning(Blackboard)」を使った遠隔授業で進める。受講者は、あらかじめ提示された各回の課題に取り組み、成果物を提出する。受講者は文理学部のポータルサイト(http://portal.educ.chs.nihon-u.ac.jp/)にある「e-Learning(Blackboard)」にアクセスして、詳細な授業進行を書いた「シラバス詳細版」をダウンロードして授業の進め方を確認すること。指定テキストは既に買ってあるので、学科事務室を通して受講者に配布する。 文献講読を主とするが、受講者がそれぞれ進める個別課題と関わらせた報告と議論も行う。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。学習した内容を使いこなせるようになるためには、文献の講読と課題の作業では十分な予習が、課題提出後はWEBでのやりとりのほか、関連文献を探して読むなど、十分な復習が求められる。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス――授業の流れを理解し、自分の研究の関心や現状を簡単にまとめた報告を含めた自己紹介をする。
【事前学習】シラバスに目を通して、自分なりに予習をして、気になる点を洗い出しておく。 (2時間) 【事後学習】教育学の研究とは何かについて、あらためて自分で情報を集めながら整理をしてみる。 (2時間) |
2 |
質的方法による研究の方法やスタイルについて考える。
【事前学習】指定論文をダウンロードして読んで内容及び質的方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定論文を読み直して、内容及び質的方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。 (2時間) |
3 |
的方法による研究の方法やスタイルについて考える。
【事前学習】指定論文をダウンロードして読んで内容及び量的方法論について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】 指定論文を読み直して、内容及び量的方法論について、情報を集めて整理して、自分なりの理解を深める。 (2時間) |
4 |
研究のゴールとプロセス/よい研究の条件。
【事前学習】指定テキストを読んで、研究のゴールとプロセス/よい研究の条件について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分が考えている研究について研究のゴールとプロセスを明確化し、よい研究の条件を満たすには何が必要かを考える。 (2時間) |
5 |
研究の種類の選択/論文の種類を理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、研究の種類の選択/論文の種類について理解し、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究の大まかな位置づけを確認する。 (2時間) |
6 |
研究テーマ、研究構想・デザイン・計画についてのポイントを理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に研究テーマ、研究構想・デザイン・計画のポイントについて、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究の研究テーマ、研究構想・デザイン・計画をとらえ直してみる。 (2時間) |
7 |
論文の構成/背景と文献レビューについてのポイントを理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に論文の構成/背景と文献レビューについて、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究の論文の構成/背景と文献レビューについて、これから何をすべきなのかを考える。 (2時間) |
8 |
リサーチ・クエスチョンと仮説の違い、対象と方法など、実証的な研究を行う際に必要な基礎的な知識を身につける。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に研究の目的/対象と方法の考え方について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、リサーチクエスチョンを立ててみて、研究の目的/対象が適切かどうかを考えてみる。 (2時間) |
9 |
データ収集/データ分析のポイントについて理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特にデータ収集とデータの分析について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究のデータ収集とデータの分析について、適切かどうかを検討する。 (2時間) |
10 |
先行研究を整理することにより自分の研究の意義や課題を明確にする作業の意義を理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特に先行研究を集めて吟味することの意義と役割について、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、先行研究を体系的に集めて検討することを実践してみて、自分なりの理解を深める。 (2時間) |
11 |
リサーチ・クエスチョンを研究計画へ発展させる過程を理解する。
【事前学習】指定テキストを読んで、特にリサーチ・クエスチョンを研究計画へ発展させる過程のポイントについて、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究のリサーチ・クエスチョンを見直してみる。 (2時間) |
12 |
先行研究・関連研究を確認し直す作業をやってみる。
【事前学習】自分がやろうとしている研究の先行研究・関連研究のリストを増補改訂し、重要なものを入手する。 (2時間) 【事後学習】入手した文献を吟味して、研究の目的や方法、意義の議論にどうつなげられるかを検討する。 (2時間) |
13 |
しっかりとした研究計画書を書く。
【事前学習】配布する資料に目を通し、研究計画書にナノを書くべきなのかを考え、自分なりにコメントや疑問をまとめる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を読み直して、指定テキストを読み直して、自分がやろうとしている研究についての研究計画書を書いてみる。 (2時間) |
14 |
研究計画書を書き直してよりよいものにバージョンアップする。
【事前学習】指定テキストを読み直して、自分の研究計画書案がどう評価されるかを考えて、疑問点を洗い出しておく。 (2時間) 【事後学習】教員のアドバイスを参考にしながら、研究計画書を書き直す。 (2時間) |
15 |
研究計画書(第二次案)を完成させる。
【事前学習】研究計画書を完成させておく。 (2時間) 【事後学習】他の受講者の研究計画書を見て、良い点/問題点を理解し、この授業で学んだことを今後の研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業で使用するテキストは既に購入しているので、授業時にはそれを配布する。他の文献や資料は、授業中に入手の仕方を支持する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終的に提出される研究計画書をレポートとして評価する。(30%)、毎回提出される課題の成果物を評価する。(70%) |
オフィスアワー | メールおよび電話で随時相談を受ける。 |