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社会学演習2

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令和元年度以前入学者 社会学演習2
教員名 菊池真弓
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継・グループディスカッション)+課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信・課題提出)を組み合わせる。
 Blackboard ID:木曜2限→20202144
授業概要 本演習では、「社会学演習」に引き続き、家族社会学・社会福祉学・災害復興に関する文献を講読し、(1)社会学の習得に必要な基礎的な技能を身につけていくこと、(2)身近な地域社会の問題やテーマに関心をもち、社会調査などの目標・計画を立て、調査準備・実施、ならびにその成果の発表を行うこと、(3)3年次以降の社会学理論や実証調査の研究に向けた具体的なテーマ・計画を自ら立てて行く力をつけることを目標とする。
授業のねらい・到達目標 <知識・技能>
 本演習では、「社会学演習」で学んだ基礎的な技法(読む、書く、発表、議論、情報収集)を社会学に関する課題に即して応用すること、現代社会に関する問題やテーマを自ら見出せるようになることを到達目標とする。
<能力>
 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。
 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち、理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。(A-5-2 挑戦力)
 ・設定された課題に対し、社会学の枠組みや方法に即して議論することで、理解を深めることができる。(A-6-2 コミュニケーション力)
 ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2 リーダーシップ・協働力)
 ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら、改善策を検討することができる。(A-8-2 省察力)
*この科目は文理学部(学士(社会学)のDP及びCP5~8に対応しています。
授業の方法 毎時、Zoomによる同時双方向型の授業を実施する。Blackboardでは、指定教科書の該当箇所を読みレジュメを作成・提出、課題研究(個人ワーク)に取り組んで提出する。質問があれば、掲示板または教員にメールで問い合わせる(適宜、教員からフィードバックを行う)。
具体的には、①社会学に関連する基礎的文献を批判的に読み込み、自分の意見や疑問も盛り込んだレジュメを作成・提出、②社会学に関連する基礎的な知識に関連づけながらレポートを作成・提出、③地域社会の現状や問題に関心をもち、疑問点を自発的に調べ考え、社会学的な課題として捉える意欲と力を身につけることを目標とする。
また、事前課題・事後学習に記載された内容(課題等)や質問などへの解説やコメントについては、次回授業の冒頭などで行う。ワークシートや課題レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、コメント・解説を行う。
履修条件 選考の結果受講を認められた学生
授業計画
1 ガイダンス:後期演習の位置づけと注意点、前期レポート返却・コメントについて省察をすることができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】前期期末課題レポートのレジュメを作成して、個別報告の準備を行う。 (3時間)
【事後学習】後期ガイダンス内容、遠隔授業への接続を確認して、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
2 報告・討論(1):前期期末レポートのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】前期課題レポートのレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
3 報告・討論(2):前期期末レポートのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】前期課題レポートのレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
4 報告・討論(3):前期期末レポートのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】前期課題レポートのレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
5 文献研究・討論(1):課題文献についてのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】課題文献の担当箇所のレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
6 文献研究・討論(2):課題文献についてのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】課題文献の担当箇所のレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
7 文献研究・討論(3):課題文献についてのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】課題文献の担当箇所のレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
8 文献研究・討論(4):課題文献についてのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】課題文献の担当箇所のレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
9 文献研究・討論(5):課題文献についてのレジュメを作成し、適切な発表・議論を行うことができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2)
【事前学習】課題文献の担当箇所のレジュメを作成し、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・発表・議論の内容を振り返って理解を深め、Blackboardにコメントを記入する。(A-8-2) (1時間)
10 地域社会の資源調査(1):フィールドワークの心構え、個別の企画立案ができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2、A-7-2)
【事前学習】フィールドワークのテーマ関心を各自で考える。 (1時間)
【事後学習】個別に企画案を整理して、地域研究を各自で進める。(A-8-2) (1時間)
11 地域社会の資源調査(2):個別のフィールドワーク実施計画を立てるができる。(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2、A-7-2)
【事前学習】地域研究や先行研究を調べて、各自で整理する。 (1時間)
【事後学習】教員との個別指導により内容を振り返って理解を深め、実施計画を修正する。(A-8-2) (1時間)
12 地域社会の資源調査(3):フィールドワークを実施することができる。(A-5-2、A-6-2、A-7-2)(課題研究)
【事前学習】地域研究や先行研究を調べ各自で整理する。 (1時間)
【事後学習】フィールドノート、写真などを各自で整理する。(A-8-2) (1時間)
13 地域社会の資源調査(4):調査まとめ、情報整理、調査結果の分析・考察を実施することができる。(課題研究)(A-5-2、A-6-2、A-7-2)
【事前学習】フィールドワークの結果・考察を各自で整理して、発表の準備を行う。 (1時間)
【事後学習】発表会のプレゼンテーションの準備を行う。(A-8-2) (1時間)
14 発表会(1):クラス内発表会(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2、A-7-2)
【事前学習】報告会のプレゼンテーションのリハーサルを行う。 (1時間)
【事後学習】報告会の振り返りを行う。(A-8-2) (1時間)
15 発表会(2):クラス内発表会、本演習のまとめ(Zoom授業+課題研究)(A-5-2、A-6-2、A-7-2)
【事前学習】報告会のプレゼンテーションのリハーサルを行う。 (1時間)
【事後学習】報告会の振り返り、本演習の総括とまとめを行う。(A-8-2) (1時間)
その他
教科書 井下千以子 『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会 2019年 第3版
細川英雄 『対話をデザインする─伝わるとはどういうことか』 ちくま新書 2019年
参考書 佐藤郁哉 『フィールドワーク 増訂版 書を持って街へ出よう』 新曜社 2006年
※適宜、授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の授業で課す課題レポート・レジュメなどの提出物(40%)、授業参画度:個人報告、質疑応答などの積極的な授業への参加度(40%)、フィールドワークなどの期末課題レポート(20%)
*能力(A-5-2~A-8-2)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。
オフィスアワー メールアドレスなどは、初回の授業時にお知らせします。
備考 ※新型コロナウイルスの状況とゼミ生の受講環境・意向に配慮しながら、対面授業をとりいれることも検討します。

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