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自主創造の基礎1

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令和2年度以降入学者 自主創造の基礎1
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎1
教員名 武内佳代
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目、国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 基本的に同時双方向型(Zoomを使用)とし、一部課題研究やオンデマンドを採り入れつつ、状況に応じて対面型の授業を行う。
Blackboard コースID:20210011
授業概要 近現代文学研究の方法を知る。具体的には三島由紀夫文学に関する調査、分析、発表、意見交換レポート作成を通じて、近代文学研究の基礎的な方法を理解し身につける。
授業のねらい・到達目標 近現代の小説を研究するための方法を習得する。各種資料やデータ類の収集方法だけでなく、自分独自のテーマを設定し、思考を深め、まとめる方法や、自らの考えを発表し、他者との意見交換によって論点を展開する方法など、基本的なスキルを身につけることをねらいとする。

この科目は、文理学部のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP1,7に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1)
・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 授業の形式:【演習】
基本的に演習形式。グループごとに三島由紀夫の各短編小説に関する調査・研究を行い、その結果を発表資料として作成し、それをもとに自分達の読解を発表する。グループ発表にあたっては、次のグループが司会・コメンテーターを担当し、学問的な意見交換の訓練の場とする。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
フィードバック方法等については、授業内で指示する。
履修条件 クラス指定がある。

【2年次以降に受講する学生】
人数調整を行うため、4月5日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。
受講許可は、4月8日(木)COMITS2・国文学科掲示板にて発表する。
なお、手続きについてはCOMITS2・国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。
授業計画
1 スタートアップ:自主創造型パーソンを目指して――自己紹介と意見の表明(A-5,A-6,A-7)
【事前学習】自主創造の理念を予習しておく (2時間)
【事後学習】自主創造について、皆の意見を聞いた上で考えをまとめる (2時間)
2 三島文学に関するガイダンス、担当やスケジュール確認(A-1)
【事前学習】教科書を読んで予習しておく。(A-5) (2時間)
【事後学習】各自の意見について考えをまとめる。(A-6, A-7) (2時間)
3 作品の分担やスケジュールの確定、資料検索・文献調査の方法と作品分析・発表資料・研究発表の方法に関する説明(A-1,A-5)
【事前学習】教科書を読み、自分が担当したい短編小説の候補をいくつか決めてくること。(A-5) (2時間)
【事後学習】各グループで小報告の準備について話し合うこと。(A-6, A-7) (2時間)
4 教員による模擬発表――「雨のなかの噴水」の読解と議論(A-3,A-4,A-6,A-7)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する理解を確認すること。 (2時間)
5 各グループ、担当作品の基本情報、あらすじ、先行論文の文献調査結果、予定している分析の切り口について配付資料を用いて小報告(A-1,A-3,A-4,A-6,A-7)
【事前学習】各グループで小報告の配付資料などを準備し、教員に送信すること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理して本発表に活かすこと。 (2時間)
6 グループ発表と討議:学生A・B・Cの報告(A-3,A-4,A-6,A-7)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
7 グループ発表と討議:学生D・E・Fの報告+学生A・B・Cの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
8 グループ発表と討議:学生G・H・Iの報告+学生D・E・Fの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
9 グループ発表と討議:学生J・K・Lの報告+学生G・H・Iの補足報告(A-3,A-4、A-6、A-7)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
10 グループ発表と討議:学生M・N・Oの報告+学生J・K・Lの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
11 グループ発表と討議:学生P・Q・Rの報告+学生M・N・Oの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
12 グループ発表と討議:学生S・T・Uの報告+学生P・Q・Rの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
13 グループ発表と討議:学生V・W・Xの報告+学生S・T・Uの補足報告(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読み、自分なりの意見を考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表に関する指摘などを整理すること、発表グループはレポートを書くこと。 (2時間)
14 学生V・W・Xの補足報告、総合的な討議(A-3,A-4,A-6,A-7,A-8)
【事前学習】これまでの発表の繋がりを考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表や議論に関する理解ができているかを確認すること。 (2時間)
15 三島文学に関する全体討議、研究方法・調査方法に関する理解の確認、授業アンケート、レポート提出(A-8)
【事前学習】これまでの発表の繋がりを考えてくること。 (2時間)
【事後学習】発表や議論に関する理解ができているかを確認すること。 (2時間)
その他
教科書 三島由紀夫 『真夏の死―自選短編集―』 新潮文庫 1970年 第改版
参考書 授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:発表内容に加えて発表後の議論を反映させたレポートを評価する。(30%)、授業参画度:グループ発表の内容、ディスカッションへの参加態度を加味して評価を行う。(70%)
本授業では、対面による参加と遠隔オンラインによる参加とにおいて成績評価に差を設けない。
オフィスアワー 質問等がある場合はメールをすること。

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