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令和2年度以降入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 全学共通教育科目、地理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン授業(オンデマンド配信、同時双方向型授業)と対面授業の組み合わせ Blackboard ID:20210043 |
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授業概要 | この授業は,日本大学全学共通初年次教育科目である。大学で学ぶことの意義を理解し,高校までの受動的な学びから能動的な学びへの転換を図り,専門教育の土台となる基礎的な能力である学術研究の作法(アカデミック・スキルズ)の導入を行う。また,社会人としてのあり方・方向性や将来設計を具体的に考えることで,「自主創造型パーソン」としての学びに繋げる。 「自主創造の基礎1」に引き続き,地理学における調査の基礎的な手法と技能修得の導入として,文献利用法,統計データの取り扱い,地理情報の視覚化などのスキルを学ぶ。また,「自主創造の基礎1」で学修した基本的な技能をフィールドワークで実践し,取得した情報やデータを地理情報システムなどを用いて表現・分析する方法を学修する。さらに,テーマに基づくグループ討論や,社会で活躍する卒業生の姿から,自己のキャリアデザインを踏まえた「自主創造型パーソン」の育成を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | ・地理学的調査にかかわる文献利用法,統計データの取り扱い,地理情報の地図化などが基本的なスキルを修得する。 ・現地調査で得られたデータをコンピュータリテラシー,基礎段階の地理情報システム等を用いて分析・表現・考察することができる。 ・考察の結果をグループ形式で検討し,プレゼンすることができるようになることと,卒業生から地理学的考え方の実践方法を学ぶことより地理学的に考える視点を用いて発信できる。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A-5-1)。 ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる(A-6-1)。 ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる(A-7-1)。 ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる(A-8-1)。 この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP3~8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3~8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:講義,演習と野外実習を含む授業 自主創造の基礎1で習得した地理学アカデミックスキルを用いて現地調査を行い、調査の結果を分析・表現・考察する。 考察の結果をグループ形式で検討し,プレゼンする。 プレゼンで得られた意見などを参考しながら調査報告を作成する。 |
履修条件 | ・必ずBlackboardの登録を行い、「教材」、「連絡事項」などを確認してください。 ・第1回目の授業に必ず参加のこと。 ・「自主創造の基礎1」および「情報リテラシー」で履修した内容を復習すること。 |
授業計画 | |
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1 |
統計データの基礎知識:統計,統計地域,地域統計(A-1)
【事前学習】日本で実施されている統計の種類を調べておくこと (2時間) 【事後学習】統計地域とそれに対応する統計データの活用について考えてみること (2時間) |
2 |
統計データの活用法①:統計処理と表計算ソフトの活用(A-3,A-4)
【事前学習】「気象庁」,「政府統計の窓口」などのサイトを調べ,入手できるデータを検索してみること (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
3 |
統計データの活用法②:単純集計とクロス集計による属性間の関係の考察(A-1,A-4)
【事前学習】公的機関のサイトから指定されたデータを入手しておくこと (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
4 |
統計データの活用法③:統計地図の作成(A-1,A-5)
【事前学習】主題図の作成に利用されるデータを整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
5 |
統計データを利用した空間分析①:地域変化と予測(A-1,A-3,A-4,A-5)
【事前学習】統計地図を作成し,関連する地域の特性を考えてみる (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
6 |
統計データを利用した空間分析②:地域間移動と相互作用(A-1,A-3,A-4,A-5)
【事前学習】地図でヒト,モノの流れを表現する方法を考えてみる (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
7 |
統計データを利用した空間分析③:地域の検定と推定(A-1,A-3,A-4,A-5)
【事前学習】地域の検定と推定に当たるデータを整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
8 |
統計データを利用した空間分析③:地域特性と地域分類(A-1,A-3,A-4,A-5)
【事前学習】前回の配布資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】授業時の作業を完成すること(A-8) (2時間) |
9 |
プレゼンテーションの方法:地理学的な視点で調査結果を発信する方法を学ぶ(A-3,A-6,A-7)
【事前学習】日本大学地理学会学術大会を参加し,発表プレゼンを参考しておくこと (4時間) 【事後学習】グループの役割分担を完成すること(A-8) (1時間) |
10 |
プレゼンテーションの実践一回目(フィールドワークで収集した自然環境分野のデータを地理学的な視点で発表する方法を実践する)(A-3,A-6,A-7)
【事前学習】プレゼン作成用のデータを共有しておくこと (時間) 【事後学習】グループの役割分担を完成し,発表内容を振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8) (時間) |
11 |
プレゼンテーションの実践二回目(フィールドワークで収集した人文社会分野のデータを地理学的な視点で発表する方法を実践する)(A-3,A-6,A-7)
【事前学習】プレゼン作成用のデータを共有しておくこと (時間) 【事後学習】グループの役割分担を完成し,発表内容を振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8) (時間) |
12 |
プレゼンテーションの実践三回目(地誌学視点で収集した資料を効果的発表する方法を実践する)(A-3,A-6,A-7)
【事前学習】プレゼン作成用のデータを共有しておくこと (時間) 【事後学習】発表内容を振り返り,発表原稿を修正しておくこと(A-8) (時間) |
13 |
ワールドカフェ②:ワーク一回目
【事前学習】指定される場所で受講されるため,場所の確認等をおこなっておくこと.必要な所持品をそろえておくこと. (時間) 【事後学習】一回目のワークについて自分でもう一度,引き取って,自分自身の回答を考えてみる (時間) |
14 |
ワールドカフェ②:ワーク二回目
【事前学習】指定される場所で受講されるため,場所の確認等をおこなっておくこと (時間) 【事後学習】二回目のワークについて自分でもう一度,引き取って,自分自身の回答を考えてみる (時間) |
15 |
キャリア形成について考える1(卒業生の話を聞く1)
【事前学習】将来について考えること (時間) 【事後学習】講演者の話を振り返り,自身の将来を踏まえ,大学で学ぶことを考えること (時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内容に関連する課題(70%)、授業参画度:事前準備と事後の復習、質問に対する回答など(30%) |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質疑応答 |
備考 | 本講義では,学部間横断ワークショップ(ワールド・カフェ( )を実施します( )。実施形態は,Zoomを使用したオンライン授業とします詳細は授業開始時に連絡します。 |