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令和2年度以降入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
教員名 | 橋本伸哉 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 全学共通教育科目、化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業 パワ-ポイントを使用した講義を行い、毎回、課題(小テスト)を出す。 Blackboard ID:20210075 |
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授業概要 | 古代原子論から量子化学への変遷を学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | 科学の進歩とともに進化した原子構造の解釈について,古代原子論から量子化学までの変遷について説明出来る様にする。 ワ-ルドカフェに出席し,他学部の学生と交流を通して視野を広げる。 卒業生の話を聴き,キャリア形成について考え,自分が目指す方向に進むにはどのような行動取ればよいのかそのきっかけをつかむ。 これまでに修得した化学の知識について,量子化学を知ることでより理解を深める。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5及びカリキュラムポリシーCP1、CP7に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, DP3〜DP8 及びカリキュラムポリシーCP1, CP3〜CP8 に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 Blackboardの「教材」で配布するパワ-ポイントを使って,授業を行う。 また,その日の講義内容について、毎回、簡単な課題を課す。 詳細については、初回の講義で提示する。 ワールドカフェでは多様な価値観や考えを知り,コミニュケ-ション能力を身に付ける. 令和3年10月10日(日曜日)にワールドカフェを実施します。予備日は、令和3年10月17日(日曜日)です。 |
履修条件 | 授業計画に示す範囲の事前学修を行うこと. 必ず復習し,これまでに修得した学の基礎知識を深める努力をすること. |
授業計画 | |
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1 |
原子論の成立 1) 近代科学の始まりを学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと (2時間) 【事後学習】デモクリトスらが考えた古代原子論について復習しておく (2時間) |
2 |
原子論の成立 2)ドルトンの原子論を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】ドルトンの原子論ついて予習しておく (2時間) 【事後学習】この理論が,現在とは異なる点を確かめる (2時間) |
3 |
原子論の成立 3) ドルトンが原子論の根拠にした法則を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】質量保存の法則,定比例の法則および倍数比例の法則について予習しておく (2時間) 【事後学習】各法則を発見した人物を確認する (2時間) |
4 |
原子の構造 電子の発見,原子核の発見を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】この発見の後,どのような原子模型が考えられたか予習しておく (2時間) 【事後学習】これらがどの様な実験で発見されたか復習する (2時間) |
5 |
古典量子論の成立を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】原子スペクトルについて調べておく (2時間) 【事後学習】バールマ-が発見した水素スペクトルの規則性について復習する (2時間) |
6 |
ボーア理論とそのボーア理論の限界を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】ボーアの原子模型について調べておく (2時間) 【事後学習】この理論の欠点を復習する (2時間) |
7 |
量子力学の成立 粒子の波動性および量子数を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】物質波について調べておく (2時間) 【事後学習】物質波を水素原子の電子に適用した時の結果を復習する (2時間) |
8 |
化学結合1) ボーア模型に基づく化学結合論を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】イオン結合,共有結合,配位結合などについて予習しておく (2時間) 【事後学習】各結合の用途を確認する (2時間) |
9 |
化学結合2)量子化学的結合論を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】ハイトラ― ‐ロンドンの取り扱いで何が分かった調べておく (2時間) 【事後学習】共有結合の安定性を説明出来る様に復習する (2時間) |
10 |
化学結合3)原子価結合法,分子軌道法を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】前回までの化学結合について復習しておく (2時間) 【事後学習】二つの方法の違いを復習する (2時間) |
11 |
その他の結合1) 金属結合を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】前回までの化学結合について復習しておく (2時間) 【事後学習】この結合に分子軌道を適用すると説明できることを復習する (2時間) |
12 |
その他の結合2) 分子間力,水素結合を学ぶ (A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】他の結合に比べ弱い化学結合であることを予習しておく (2時間) 【事後学習】原子構造のとらえ方の変遷と化学結合についてまとめておく (2時間) |
13 |
ワ-ルドカフェ①:ワーク一回目(A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】指定された場所で受講するため,場所の確認等をおこなっておくこと。必要な所持品をそろえておくこと。 (2時間) 【事後学習】一回目のワークについて,自分でもう一度,引き取って,自分自身の解答を考えてみる。 (2時間) |
14 |
ワ-ルドカフェ②:ワーク二回目(A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】指定された場所で受講するため,場所の確認等をおこなっておくこと。 (2時間) 【事後学習】二回目のワークについて,自分でもう一度,引き取って,自分自身の解答を考えてみる。 (2時間) |
15 |
キャリア形成について考える(卒業生の話を聞く)(A-1, A-3〜A-8)
【事前学習】将来について考えること。 (2時間) 【事後学習】講演者の話を振り返り,自身の将来を踏まえ,大学で学ぶことを考えること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない.適宜プリントを配布する. |
参考書 | 竹内敬人 『化学の基礎』 岩波書店 1998年 第5版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回の課題(70%)、授業参画度:授業参画度(評価基準:ワールドカフェ・卒業生講演についてのレポートなど)(30%) |
オフィスアワー | 質問等は,BlackBoardを通じてメールで随時受け付ける。 |