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キャリアデザイン

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令和2年度以降入学者 キャリアデザイン
令和元年度以前入学者 キャリアデザイン2
教員名 杉森知也
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(実務経験のある教員による科目)
科目群 総合教育科目
学期 後期集中 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型授業(音声付PowerPoint資料+課題研究)およびZoomによる同時双方向型授業の組み合わせ
後学期集中授業(12/27, 12/28, 1/12の3日間で実施)
Blackboard ID: 20210259(同一教員のキャリアデザイン、キャリアデザイン2とも同じIDです)
授業概要 フリーターやいわゆるニートが大きな社会問題となっているなか、主体的に自己の進路を選択・決定できる能力を身に付け、社会人・職業人として自立していくことができるようにするキャリア教育の推進が強く求められている。本講義では、一般企業や学校に勤める(または勤務経験のある)講師の経験をもとに、キャリアをデザインするために必要な基礎的な考え方・方法について講義と活動をおこなう。参加学生は、こうした講義・講演をもとに、それぞれの作業等を通して、自らの生き方について考えを深める。
授業のねらい・到達目標 1. 自己分析や社会・企業の理解等を通して自己の目標を定め、新しいことに挑戦する気持ちをもって有意義な大学生活を送る姿勢を身に付けることができる。(A-5-1)
2. 「社会人基礎力」としてのコミュニケーション能力、対人関係スキル、課題解決能力、プレゼンテーション能力等を身につける。(A-6-1、A-7-1)
本講義は、上記のように、自己のキャリアデザインを形成することを第一義としているが、一般企業への就職を目指している学生のほか、教員や公務員を志望している学生や将来の進路について迷っている学生にとっても有用なものになるように企画してある。また、進路が決定している4年生でも、入職後の働き方、モチベーションの持ち方、転職といった先の見通しも持つことができるような内容構成をとっている。なお、学校教員を目指す学生にとっては、学校でのキャリア教育の実践例としても参考になるよう計画してある。
この科目は文理学部のDP5,6,7及びCP5,6,7に対応しています。
授業の方法 (1)授業の形式:【講義,演習】
音声付きPowerPoint動画にしたがってワークシートを完成させ、Blackboardに提出する(初日の午前中の講義については、音声付きPowerPoint動画を視聴後に確認テストを実施する)。また、随時、Zoomによる同時双方向型授業(3日とも)も組み合わせておこなう。
(2)具体的な方法
担当講師と複数のゲスト講師陣による講義・講演、個人ワークを組み合わせる。なお、ゲスト講師の都合等により、授業回の順番や内容、講師の変更等をおこなう場合がある。また、シラバスは授業15回分で作成しているが、実際には3日間集中の授業となる。
(3)課題の提出方法・フィードバックの方法
課題の提示・回収は、すべてBlackboardでおこなう。フィードバックは、原則として全体に対しておこなうが、個別にフィードバックすることが必要な提出物があれば、個別にフィードバックする。
授業計画
1 ガイダンス: キャリアをデザインするとはどういうことか【オンデマンド】
【事前学習】「キャリア」という言葉の持つ多様性について事前に調べ、一般にキャリアデザインとはどのような意味で使われるのかを把握する。 (2時間)
【事後学習】現段階での、自らの進路希望を見直す。 (2時間)
2 非正規雇用拡大の現状をどう読むか: 学卒就職の変容と雇用形態の多様化にどう対処するか【オンデマンド】
【事前学習】日本の非正規雇用の現状について、インターネットで調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントのフリーター・ニートとなることの厳しさと、非正規雇用の拡大が進んでいる状況を再度確認し、こうした状況の今後について自分なりに予測を立てておく。 (2時間)
3 何のために働くのか: 仕事観と働き方の変化【オンデマンド】
企業のWebサイトの読み解き方【Zoomによる同時双方向型】
【事前学習】自分が仕事をしている姿を想像し、趣味、家庭、余暇などをどのようにバランスを取りたいか、自分の価値観について仕事を絡めて考える。 (2時間)
【事後学習】配布プリントの、待遇と何のために働くのかの部分について、再度、自分の考えを組み合わせて再考する。 (2時間)
4 自己分析の方法を知る【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】「自己分析」がなぜ採用の場面で必要とされるのか調べ、自分なりの答えを持つようにしておく。 (2時間)
【事後学習】次講のワークについての指示をおこなうので、その作業を進める。 (2時間)
5 自己分析【課題研究+ワーク+Zoomによる同時双方向型授業】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】前講の内容を踏まえて、作業をはじめる。 (2時間)
【事後学習】作業を進め、精度を高めた上でワークシートを提出する。 (2時間)
6 「職種」とは何か【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】どのような「職種」があるのか、インターネット等で調べる。 (2時間)
【事後学習】初日のワークシートのアウトプットと本講の内容を合わせて自己の適性について思考を深める。 (2時間)
7 「業界」とは何か【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】指定教科書を見て、興味のある「業界」のページをいくつかピックアップし、それらの企業・その他の企業について下調べをする。 (2時間)
8 社会人シンポジウム①: 社会人からのプレゼンテーション【オンデマンド】
【事前学習】当日の社会人の企業等は事前に伝えるので、その企業等についてインターネット等で調べる。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの作成を進める。 (2時間)
9 社会人シンポジウム②: 質問事項を考える【課題研究】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ワークシートの作成を進める。 (2時間)
【事後学習】ワークシートを完成させる。 (2時間)
10 社会人シンポジウム③: 社会人による同時双方向型シンポジウム【Zoomによる同時双方向型授業】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ワークシートを提出する。 (2時間)
【事後学習】本講のワークシートを完成させ、期限までに提出する。 (2時間)
11 希望先(企業・教育委員会等)とのマッチング【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】興味のある業界から、興味のある企業をピックアップし、初日のWebサイトの読み解き方に沿って企業等を調べる。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの作成を進め、提出する。 (2時間)
12 エントリーシートとは何か: エントリーシートの書き方、問われるポイント【オンデマンド】
【事前学習】初日・二日目の自己分析・職種ワークを見返す。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの作業を進めつつ、これまでのワークを踏まえて、自身の価値観と合致する企業等を探す。 (2時間)
13 エントリーシートを書いてみる①: 配信動画の内容を踏まえてエントリーシートを書いてみる【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】ワークシートを作成する。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの完成度を高め、指定時間までに仮提出する。 (2時間)
14 エントリーシートを書いてみる②: 仮提出されたものを踏まえてフィードバック+修正ワーク【オンデマンド】(A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】指示された修正ポイントを踏まえて自身のワークシートを見直し、改善点を把握する。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの完成度を高めて、指定時間までに仕上げる。 (2時間)
15 Zoomでのフィードバックと質問受付【Zoomによる同時双方向型授業】
【事前学習】ワークシートを指定時間までに提出する。授業全体を振り返り、質問事項をまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業全体を踏まえて、再度、自身の価値観、キャリアプランを見直す。 (2時間)
その他
教科書 東洋経済新報社 『 会社四季報 業界地図2022年版 』 東洋経済新報社 2021年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:ワークシートの質(現時点の自分に何が不足しているか客観的に把握し、それにどのように対処していくか明確に考えられているかA-5-1)(60%)、授業内テスト:初日の講義の確認テストの結果(10%)、授業参画度:(主として2日目のシンポジウムにおける)ワークでの積極的な参加姿勢(親しい人々や様々な人々と自ら働きかけてコミュニケーションをはかることができたか A-6-1、、諸活動において他者を尊重しながらより良い成果を出すためにフォローできたか A-7-1)(30%)
授業で取り組んだワークシート等についてはできる限り個別のフィードバックを心がけるが、履修者数によっては適宜、全体に対してのフィードバックを組み合わせる可能性がある。
オフィスアワー 3日間とも、Zoomで質問を受け付ける時間を設ける。それ以外にも、質問があれば、随時、メールにて受け付ける。
備考 事前学習として、指定教科書を見て興味のある「業界」をいくつかピックアップしておくこと。また、それらの業界・掲載されている企業について調べておくこと。
授業の動画とワークシートは、当日の指定時間内のみ閲覧・課題提出できるように設定する。作業時間も指示するので、必ずその時間内に進めること。授業の内容に即して時間を設定するため、通常の授業時間と多少のずれが生じるが、必要な休憩時間は確保する。なお、授業のガイダンス動画については、授業の一週間前を目途に閲覧できるようにする。
学生への連絡は、基本的にBbの連絡事項・メールでおこなう。授業実施期間中は、必ず定期的にチェックすること。

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