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令和2年度以降入学者 | アカデミック・ライティング(日本語)1 | ||||
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教員名 | 渡寛法 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboard を通じて課題ワークシートを配信・提出) Blackboard コースID:20210277 |
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授業概要 | 本授業は、大学で求められる日本語によるアカデミック・ライティング能力の育成を目的とします。大学では授業レポートをはじめ、あらゆる場面で、まとまりのある、論理的な文章を書くことが必要になります。アカデミック・ライティングとは何かを理解し、実際に自分の手で書くことを通して、文章力および思考力を身につけることは重要です。授業ではクラス参加者同士での対話や文章点検、協働を通して、書き手の視点・読み手の視点を行き来し、伝わる文章とは何かを考えていきます。ライティングはつきつめれば、自分との「対話」です。しかし、自分の意見や考えを自分だけでまとめていくのは難しいものです。教員とはもちろん、クラスの参加者同士での積極的な「対話」を通じて、自分の思考を整理し、筋道の立った「読み手」に伝わる文章の作成を目指します。 |
授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部のDP1及びCP1に対応しています。 本授業では、アカデミック・ライティングの基礎を学びながら、2,000字程度のレポートを、自信をもって書けるように、実践的にトレーニングしていきます。文章を書くプロセスを一つずつ学習・演習することによって、最終的なプロダクトが完成するように進めて行きます。本授業では、①内容②構成③文体④文献リサーチ⑤引用方法という5観点(ルーブリック)でアカデミック・ライティングを学んで行きます。 【到達目標】 ①【内容】トピックに対して、自分なりの意見とその根拠を整理して書くことができる。 ②【構成】序論・本論・結論から構成されるパラグラフ・ライティングで文章を書くことができる。 ③【文体】書き言葉と話し言葉を区別し、アカデミック・ライティングにふさわしい文体で文章を書くことができる。 ④【文献リサーチ】トピックに関して、必要な情報を文献やネット検索を通じて収集することができる。 ⑤【引用方法】APAスタイルの形式に沿って適切に引用することができ、参考文献表も作成できる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 本授業では、毎週アカデミック・ライティングについて教科書を通して理解を深め、ワークシートによる課題文章の作成(Word)を行います。受講者は、事前学習として、教科書の指定された章を読み、自分なりの意見や疑問点を洗い出してきます。課題文章に関しては、Blackboardを通じて個別に教員からのコメントフィードバックを行います。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の概要、ねらい・到達⽬標、⽅法の説明。受講者の自己紹介・これまでのライティング経験の共有。)【課題研究】
【事前学習】シラバスをチェックし、授業全体の流れを理解する (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
2 |
アカデミック・ライティングとは何か【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
3 |
説得力のあるレポート・論文を書く【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
4 |
読む力を鍛える【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
5 |
レポートを書くための情報収集【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
6 |
論文作成の5ステップ【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
7 |
レポート・論文の作法①題名のつけ方・定義の仕方【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
8 |
レポート・論文の作法②引用の仕方【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
9 |
レポート・論文の作法③パラグラフ【課題研究】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
10 |
2,000字レポートを書く①ブレイン・ストーミング【課題研究】
【事前学習】ブレイン・ストーミングの手法について調べてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
11 |
2,0000字レポートを書く②アウトライン【課題研究】
【事前学習】マインドマップをもとにアウトラインを作成してくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
12 |
2,000字レポートを書く③文献リサーチ【課題研究】
【事前学習】自分のトピックに関して、どのような文献があるかネットでリサーチしてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
13 |
2,000字レポートを書く④序論・本論・結論を書く【課題研究】
【事前学習】引用を含めたアウトラインをもとに、序論・本論・結論のドラフトを書いてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (1時間) |
14 |
2,000字レポートを書く⑤文章を校正する【課題研究】
【事前学習】ドラフトを読み直し、気がついたことをまとめてくる (1時間) 【事後学習】最終レポートを完成させる (3時間) |
15 |
レポートの相互評価・自己評価・振り返り【課題研究】
【事前学習】最終レポートの自己評価と作成過程の振り返りをしてくる (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 井下 千以子 『思考を鍛えるレポート論文作成法 [第3版]』 慶應義塾大学出版会 2019年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(50%)、授業参画度:毎回の授業ワークシート(40%)、振り返りシート(10%) 正当な理由なく4回欠席した場合は成績評価の対象になりません。 |
オフィスアワー | メールで対応します。 |
備考 | 本科目は2020(令和2)年度以降入学者が履修可能な科目です。 |