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令和2年度以降入学者 | ドイツ語コミュニケーション2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ語コミュニケーション2 | ||||
教員名 | 山木喜美子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 大部分はZoomを使った同時双方向型授業を遂行し、数回課題研究を行う組み合わせの形態を取ります。オンライン授業では常に学生に参加してもらい、合間に、学生が考えたり調べたりする時間を設けます。(大学の教室での対面授業が可能になれば、その形態に授業を切り替えます。) Blackboard コースID: 20210849, コース名:2021ドイツ語コミュニケーション2(山木喜美子・後・金3)に登録しておくこと。 |
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授業概要 | 講師の13年に渡るドイツ在住経験と。ドイツの大学、Goethe-Institutおよび本大学での長年の教歴を生かして、生きたドイツ語やドイツの姿を伝え(A-2-1)、出来るだけたくさんドイツ語に触れる機会を作って、学生が会話やコミュニケーションを重視した授業に積極的に参加出来る実践と結び付いた楽しい授業を作り上げて行きます。 |
授業のねらい・到達目標 | 初歩からできるだけたくさんドイツ語で授業をし、ドイツ事情や文化を取り入れる事によって、学生はドイツ語をドイツ文化が生み出した生きた産物と捉え、ドイツ人の論理的な考え方を自ら少しずつ感じ、学び取ってくれれば良いと願います(A-2-1)。その場合に、学生がよく理解できないで消化不良にならないように、分かりやすく丁寧に指導して行きたいと思います。会話などの話す能力のみならず、読む・聞く・書く、そして文法も含めた総合的な語学能力を鍛え(A-6-1)、その成果として、秋に実施される「独検4級」には合格できる事を目指します。コミュニケーションを重視した授業に参加することの楽しさ、総合的に表現を磨く中で文化の生きた産物としてのドイツ語を学ぶ事の面白さ、またその論理的な精神を感じ取り、実践に生かして頂ければとても嬉しいです(A-3-1)。そこから、現代社会でヨーロッパの牽引役を担ってきたドイツの文化をより良く理解できるようになって欲しいです(A-2-1)。 この科目は文理学部(学⼠(⽂学))のディプロマポリシーのDP2, DP3及びCP2, CP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 毎回基本的には教科書に添って進みますが、楽しいイラストなどが多く入ったプリントや写真や、私が作成した資料などを使って色々な面を補強します。オンライン授業では会話を中心とした実践練習をしますが、ところどころビデオカメラやマイクをoffにして、各自印刷しておいた補助教材を使って考えたり調べたりする時間を作ります。補助教材はBlackboardで提供します。オンライン授業に参加する時には必ず教科書を用意しておいて下さい。何回か課題提出にも取り組んで頂きます。いくつかの補助教材は、必ず前以て印刷しておいて下さい。オンライン・ミーティングの開始までに、毎回必要なURLとミーティングIDは連絡事項に記載します。連絡事項をいつもチェックして下さい。 よくある一方通行の授業ではなく、学生に積極的に参加してもらって双方向の授業を一緒に作っていきます。積極性はとても高く評価します。間違いからたくさん学べますから、間違える事を決して恥ずかしいと思ったり、恐れたりしないで下さい。外国語の習得は事前学習・事後学習の積み重ねなくしてはあり得ないので、きっちりやって頂ければ嬉しいです。 学習したことを自分の力として身に付けてもらうために、知識を応用する簡単な作文の課題を一回出します。加えて、何回か教科書に付属しているArbeitsbuch(練習問題)を仕上げて、それをBlackboardに提出して頂きます。期末試験もBlackboardを介して提供します。期末試験はWordファイルで作成し、直接ファイルの中に書きこんで頂きますので、Wordがインストールされていることが前提となります。なお、Wordを持っていない学生の為に、OpenOfficeというフリーのソフトが提供されています。早稲田大学に説明のサイトがあります:https://www.waseda.jp/navi/faq/opoffice.html |
履修条件 | 学科の履修規定による |
授業計画 | |
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1 |
前期の復習をかねてドイツ語での簡単な自己紹介。前期試験のコメントを参考に間違いを自力で訂正する課題と注意点の説明を受ける。(A-5)(A-6) 【同時双方向型】
【事前学習】シラバスを読んでおく。前期に扱った項目に目を通して復習しておく。 (0.5時間) 【事後学習】提出に向けて課題を仕上げる。 (1.0時間) |
2 |
L.5 家族が紹介できる。(A-6)【同時双方向型】 文法:所有冠詞と人称代名詞の1格・4格。 【事前学習】家族のメンバーの表現を、正しい発音で何度も声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】S.41/Übung 5を宿題としてやっておく。前回説明した課題の提出。 (0.5時間) |
3 |
L.5 家族について話すことができる。(A-6)【同時双方向型】 文法:所有冠詞と人称代名詞の1格・4格。 【事前学習】後に続く男性・女性・中性名詞に応じて所有冠詞の1格と4格が正しく使えるように、声に出して練習しておく。 (0.5時間) 【事後学習】Arbeitsbuchの9ページと10ページ。課題としてBlackboardに提出。 (1.0時間) |
4 |
L.6 自分の趣味や余暇活動が表現できる。(A-6)【同時双方向型】 文法:不規則変化動詞の現在形+分離動詞+ドイツ語文の枠構造。 【事前学習】44ページの趣味や余暇活動の表現を、正しい発音で何度も声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】身近な人に何を贈りたいかを考え、それをドイツ語で表現して、会話の形で使いこなせるようにしておく。 (0.5時間) |
5 |
L.6 人を何かに誘える。(A-6)【同時双方向型】 文法:不規則変化動詞の現在形+分離動詞+ドイツ語文の枠構造。 【事前学習】今までの授業を振り返り、疑問点をメモしておく。 (0.5時間) 【事後学習】教科書に付属しているArbeitsbuch(練習問題)の1ページと2ページ。課題としてBlackboardに提出。 (0.5時間) |
6 |
今まで学習してきた表現を応用して、Blackboardを介して提供される課題の説明に沿って、「あなたは(普段の)夏休みはいつ何をするのですか(Wann machen Sie in den Sommerferien was?)」という質問に対して作文する。さらに、家族のメンバーからもう2人選んで、その人達についてもいつ何をするのか作文する。(A-5)(A-6)(A-8)【オンデマンド型】
【事前学習】今まで学習した項目を復習しておく。 (0.5時間) 【事後学習】作成した課題答案を何度も推敲・校正する。 (0.5時間) |
7 |
L.6 命令形 + L.7 休暇の予定を述べることができる。(A-6)【同時双方向型】 文法:命令形 + 話法の助動詞。 【事前学習】52ページの、季節と夏休みの予定の表現を、正しい発音で何度も声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】Arbeitsbuchの11ページと12ページ。課題としてBlackboardに提出。 (1.0時間) |
8 |
L.7 休暇の予定を述べることができる。(A-6)【同時双方向型】 文法:話法の助動詞+ドイツ語文の枠構造。 【事前学習】21ページのSchreibenのところをよく見ておく。「外国語」は「言語」に変え、”lernt”の代わりに”spricht”を使う。 (0.5時間) 【事後学習】提出したテキストを後日添削し、コメントを付けてBlackboardに返却するので、よく目を通し、間違いから学んで理解を深める。 (0.5時間) |
9 |
L.7 休暇の予定を述べることができる。+ L.8 贈り物をする。洋服が買える。(A-6)【同時双方向型】 文法:話法の助動詞 + 衣類の名称。3格の人称代名詞。 【事前学習】話法の助動詞を使って文が作れるようにしておく。 (0.5時間) 【事後学習】Arbeitsbuchの13ページと14ページ。課題としてBlackboardに提出。 (1.0時間) |
10 |
L.8 贈り物をする。洋服が買える。(A-6)【同時双方向型】 文法:3格の目的語。3格の人称代名詞。色。形状。 【事前学習】58ページの衣類の名称を正しい形で声に出して何度も練習しておく。 (0.5時間) 【事後学習】身近な人に何を贈りたいかを考え、それをドイツ語で表現して、会話の形で使いこなせるようにしてお (0.5時間) |
11 |
L.8 贈り物をする。洋服が買える。(A-6)【同時双方向型】 文法:3格。3格支配の前置詞(1)。 【事前学習】62ページのテキストを正しい発音で何度も声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】Arbeitsbuchの15ページと16ページ。課題としてBlackboardに提出。 (1.0時間) |
12 |
L.8 予定を表現する + L.9 道の行き方を説明できる。(A-2)(A-5)(A-6)【同時双方向型】 文法:3格支配の前置詞(1) (2)。 【事前学習】64ページの街の施設の名称を正しい発音で何度も声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】母音が変化する動詞の人称変化の特徴を整理して頭に入れておく。 (0.5時間) |
13 |
L.9 道の行き方が説明でき、場面に応じて前置詞が使い分けられる。(A-2)(A-5)(A-6)【同時双方向型】 文法:定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の4格。本動詞としてのmöchten。 【事前学習】前置詞を使って身近な道の行き方を表現してみる。(A-3) (0.5時間) 【事後学習】3・4格支配の前置詞の3格の使い方と4格の使い方の違いを整理しておく。 (0.5時間) |
14 |
L.9 部屋について説明できる。(A-2)(A-5)(A-6)【同時双方向型】 文法:部屋の名称と大きさ + 前置詞のまとめ。 【事前学習】68ページ下の1,2,3,4の文を、正しい発音で声に出して読んでおく。 (0.5時間) 【事後学習】Arbeitsbuchの17ページと18ページ。課題としてBlackboardに提出。 (1.0時間) |
15 |
今まで学習した知識を問う筆記試験を行う。Blackboardを介して提供するWord形式の試験問題ファイルにキーボードで書き込み、期限までにBlackboardに提出。(A-5)(A-8)【オンデマンド型】
【事前学習】今までにBlackboardに返却された課題作文の模範解答、解説、コメントによく目を通し、総合学習をして期末試験に備える。 (0.5時間) 【事後学習】難しかった点を整理し、見直しておく。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | 新倉真矢子他 『Genau neu ! (コミュニケーションのドイツ語) 』 第三書房 2016年 第4版 教科書は毎回使用しますし、それに付属のArbeitsbuch(ワークブック)の中から数回課題を出しますので、必ず授業に間に合うように購入しておいて下さい。 |
参考書 | 自分が一番使い易い独和辞典(電子辞書は持ち運びが楽なので良いかもしれません)とドイツ語文法書(コミュニケーション重視という点では、山木喜美子著「たったの72パターンでこんなに話せるドイツ語会話」(明日香出版社)を推薦します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:小課題(5%x5)と期末試験(45%)(筆記)(70%)、授業参画度(30%) 参画度に関しては、初歩的なドイツ語の基礎知識の他、授業に対する熱意と向上したいという意欲、積極的な参加にウエイトを置いて評価します。何かを尋ねたら、答えが間違っていても一向に構いませんから、臆せず、他人を気にせず自分の思うところを自由に積極的に発言してほしいです。また、授業への出席は熱意の表れと捉えて、高く評価します。具体的には、オンライン授業への参加状況および課題の提出状況と取り組み方で判断します。 |
オフィスアワー | Blackboardのツールの中にあるメールを使って質問して下さい。 |
備考 | 課題を提出する時は、必ずWord形式でテキストを作成して下さい。添削し、解説しコメントを付けて返却します。 ドイツ語コミュニケーション1と合わせて履修する事が望ましいです。 |