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ネットワーク設計基礎(含演習)

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令和2年度以降入学者 ネットワーク設計基礎(含演習)
令和元年度以前入学者 ネットワーク構築3
教員名 小林 貴之
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コンピュータ科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 主としてWebexを用いた同時双方向型(ライブ)授業を中心に2回対面授業を実施する予定である。
尚、同時双方向型授業内容は録画し、希望する学生に対してはオンデマンド配信も併せて実施する予定である。
Blackboard コースID︓月曜4限→20211131
授業概要 小規模なネットワーク構築の実際
学校教育でのIT技術者養成やIT化に対応した新しい学習環境整備の研究,支援などを目的に設立されたNPO法人ILAの理事としてのネットワーク技術者育成プログラムの開発や,JICAでの発展途上国向けネットワーク技術者養成教員のトレーニングの経験から,これからのネットワーク利用者/技術者に必要な技術について授業を行うとともに,将来必要となるITスキルについても講義を行う。
授業のねらい・到達目標 現在のネットワーク環境や技術について説明できるようになること
小規模なネットワークを構築出来るようになること
簡単なネットワーク維持管理が出来るようになること
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP3〜5及びカリキュラムポリシーCP3〜5に対応している
・情報機器等のネットワーク利用に際し、これまで知識と融合して理解・説明出来る(A-3-2)
・情報機器等のネットワーク利用に際し、これまでの知識を活用して自分で設定することが出来る(A-4-2)
・情報機器等のネットワーク利用に際し、これまでの知識を応用して問題対応することが出来る(A-5-2)
授業の方法 授業の形式:【講義】
学内共通LMS(学習管理システム)であるBlackboard(以下Bbと略)を利用して,授業資料提示,課題提出や復習テストなどを行う。
補助教材としてBb以外の別途e-Learning教材も使用するが利用方法はガイダンス等で指示する。
資料等は授業の3日前までにBbに記載するので必ず確認するとともに、Webexのアクセス情報も連絡するので授業期間内はこまめに確認すること。特に開講曜日の前日に連絡事項がないか、確認すること。質問等掲示板経由で行うので、掲示板も確認すること。
授業翌日以降にWebexの録画アクセス情報を提示する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。
Blackboardのコースカタログで検索して自己登録すること。
履修条件 コンピュータ・情報リテラシーを受講済み,または同等以上の知識があること。実習機器台数に限りがあるため,受講者数の調整を行う場合がある。詳細についてはコンピュータセンターによる履修案内や掲示などで確認すること。
授業計画
1 ガイダンス 授業内容説明 他のコンピュータ科目との関連など、およびICT環境の確認【Webexによる同時双方向型授業】(A-3-2)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解すること、前日までにBbに自己登録し連絡事項を確認すること (2時間)
【事後学習】ガイダンス時に説明したBbの利用法を確認し,授業時に指示した操作を完了しておくこと (2時間)
2 ネットワークの現状とこれから ネットワークエンジニアとして必要な知識【Webexによる同時双方向型授業】
 現代の発展途上国を含めたネットワーク環境や今後の発展についてJICAでのトレーニング経験に基づいて解説する(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
3 ネットワーク構築基礎知識(1) 基礎用語 国際ネットワーク標準・データの取り扱いとセキュリティ【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワーク構築に必要な用語や国際標準規格、ネットワーク上データの収集方法や分析、および情報セキュリティについて(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
4 ネットワーク構築基礎知識(2) ネットワークを構成する機器の動作原理【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワーク構築時に必要なる機器の概要とその動作原理について(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
5 ネットワーク構築基礎知識(3) IPアドレスの設計 【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワーク接続時の識別子となるIPアドレスの意味と割り当て方法について(A-3-2)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
6 ネットワーク構築基礎知識(4) ルーターの構造と動作原理 【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワークの必須機器であるルータについてその構造と動作原理について(A-3-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (2時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
7 ルーターの活用(1) ルータの初期設定【対面型授業】
 ルーターの初期設定内容とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (3時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (3時間)
8 ルーターの活用(2) ルーターによるアドレス配布【Webexによる同時双方向型授業】
 ルータを用いたパケット転送の制御とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
9 ルーターの活用(3) スタティクルーティング【Webexによる同時双方向型授業】
 ルーティングプロトコルを利用しないパケット転送の原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
10 ルーターの活用(4) ルーティングプロトコルとルーテッドプロトコル【Webexによる同時双方向型授業】
 ルーティングプロトコルRIPの動作原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
11 ルーターの活用(5) ルーティングプロトコルRIPについて【Webexによる同時双方向型授業】
 RIPとスタティクルーティングを併用するルーティングの動作原理とその実際(A-4-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
12 ネットワークの冗長化【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワーク障害への対策(A-5-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
13 複数のルーティング方法の活用【Webexによる同時双方向型授業】
 ネットワークの拡張(A-5-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (1時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (2時間)
14 ネットワークの障害対策【対面型授業】
 ルーティング障害とその対策(A-5-2)
【事前学習】Bb上の予習課題を行っておくこと (3時間)
【事後学習】学修内容を復習しBb上の復習テストを行うこと (3時間)
15 まとめ・Webテストと解説【Webexによる同時双方向型授業】
 14回までの内容について学習理解度を測定し,その結果についてフィードバックを行う
【事前学習】14回目までの学修内容を確認しておくこと (3時間)
【事後学習】フィードバック内容を確認すること (1時間)
その他
教科書 授業に必要な教材はLMS上で提供するので教科書の指定はしない
参考書 授業中に適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(40%)、授業参画度:予習課題および復習テスト(60%)
オフィスアワー Webexでの双方向授業の最後に質疑応答時間を設けるので申し出ること。
またBbからメールで連絡後、別途Webexで対応することも可能。
備考 e-mailは授業中に教員から連絡する

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